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女性特有の病気 子宮頚がん、卵巣腫瘍 開けるまで分からない?

最近は生活スタイルの変化から20代から30代の若い世代でも、
乳がん、子宮頚がん、卵巣腫瘍など女性特有の病気になる人が増えているみたいですよ。

 

卵巣がんの手術を受けたある女性は、
「卵巣は開けてみないと分からない難しい臓器。ほとんど症状は出なくて、
手術をするときまで先生は”がんです”とは断言しなかった」と。

 

「卵巣を開けてみないと分からない」
って言われるとやはり切るっていう決断が鈍ってしまいますね。
若いからこそ出産のことを考え、なかなか手術に踏み出せないのではないでしょうか。

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実際、女性特有の病気を体験した方の体験談を参考にしてくださいね。

 

・私は2年前に卵巣嚢腫で左側卵巣、卵管を摘出しました。
 親指くらいの卵巣は20センチまで肥大していました。
 自覚症状もなく、強いて言えば左側の腰がたまに痛くなるくらい。

 手術前は、MRI腫瘍マーカーと悪性の可能性を念頭に検査がありました。
 最終的に、開けてみないとわからないと医師から言われました。
 全女性に言いたいのは、年に一回は婦人科へ行ってください。

 私はずっと婦人科を避けていまして、言わば自業自得です。
 毎年受診していれば開腹ではなく腹腔鏡手術ができたかもしれません。
 たまたま近隣で女医先生が開業し、知人から話しやすい医師と評判を聞き来院したのがきっかけです。

 

卵巣がんだけでなく切ってみないと癌かどうか分からないと言われたという話を何回か聞いた。
 生検してもわからんのかなぁと。

 ただ他の臓器と違って子宮卵巣と言われると、
 妊娠の事を思って考える悩むところが大きいのは女性ならわかると思う。

 昔、プライバシーがほぼない状態の婦人科で若い20歳くらいの女の子が、
 子宮全摘と言われお母さんと抱き合って泣いてるのを見かけた時、
 私ももらい泣きしてしまった。

 

・私が卵巣脳腫の手術した時も、あまりに大きくなってたし、
 開けてみて即細胞検査して良性だったら切除するけど、
 悪性だったらなにも触らず閉じます、
 その時はお正月越せない(8月だった)って医師から言われたって母が言ってた。

 開けて細胞診だして、「良性でした!」って言われた時、泣いたって言ってたなぁ。
 女性の皆さん、当時処女(17歳)の私でもこんなことがあったから、
 AV女優だからとか、若いからとか関係なく、不正出血とか生理不順にもっと注意してあげてください。

 

・乳ガンは小林麻央が発症してからTVで取り上げられる事が多くなったけど
 子宮ガンや卵巣ガンは取り上げられる事が少なく感じる
 同じ女性特有のガンなんだからもっと取り上げて欲しい

 

・私はリンチ症候群という遺伝性腫瘍で、20代半ばのときに子宮体がんになりました。
 強制的に重度の更年期障害のような症状が始まる卵巣欠落症、骨密度の急激な低下、
 F1カー並みの急スピードで進んでいく肌の老化、
 遺伝情報の廃絶…若年女性が卵巣を失う苦しみは想像を絶するものがあります。

 子供は親を選んで生まれてくるけど〇〇ちゃんは選んでもらえる土俵に立てなかったんだねとか、
 遊んでるからその年で病気になったんだし自業自得という言葉には未だに傷ついたりしますが、
 おかげさまで再発転移なく手術から3年が過ぎました。

 

・私は内膜症で二回手術した。親戚からは、相手は誰なんだって云われるし、
 薬の副作用で鬱になるし、今も癒着で苦しんでるし、予防にピル飲んでる。
 ピルというだけで色々云われるし、めんどくさい。

 自分に降りかからなければ、病気の知識も増えないから、反応は様々だけど、
 出来れば婦人科系の病気は定期検診受けるとかして、早期発見早期治療が望ましいよね。

 

・来月卵巣嚢腫で片方摘出します。もう片方も2.3センチ腫れていると言われたが、
 そっちは残して下さいと言ったら、
 半笑いされもう更年期の年齢だし両方切ったって変わらないと心無い言葉で言われた。

 女性なら少しでも残したいと思う。
 そりゃ残した方が悪性じゃないとも限らないが取ったら戻せない。いまだに悩んでます。

 

・親戚で10歳で卵巣がんで亡くなってしまった女の子がいる。
 自覚症状全くなくて、
 プール掃除で水着になったとき「お腹が大きくて赤ちゃんがいるみたい」
 と友達にからかわれたのがきっかけで受診し発覚。

 進行が早くて間もなく亡くなったとのことです。
 もちろん性体験なんて全く無い子供。それでもなるときはなる病気。中傷する人の品性を疑います。

 

・上司と合わず、同じ時期に家庭でもゴタゴタがあり
 そのストレスから生理が止まり… 3年も来ませんでした。嚢腫とわかり治療するも、自然と来る事はなく…

 上司が異動でいなくなり、また働きやすい環境になりやっと自然に来はじめ、安堵する日々に変わりました。
 ストレス、女性は本当に注意した方が良いです!!

 3年も放置した私は、子供が産めない体になりました。
 同じ様な辛さをして欲しくない。
 小まめに病院に行きましょう。

 

・うちの母親がまさにこれだった。良性だと思って経過観察してて、
 そろそろ念のため取るか、って開けてみたら悪性。
 幸いリンパまで行く少し手前で、今も元気だけど。もう少し診断がちゃんとできるようになるといいけど。
  

 

・一か月前、卵管境界悪性腫瘍の手術を受けました。
 半年前の子宮筋腫の手術で残した卵管と卵巣の全摘です。

 半年前、子宮筋腫のため経血量が多くて子宮全摘手術を決断しました。
 その一か月検診で病理検査の結果、境界悪性腫瘍と言われました。

 半年間で二度の開腹手術は辛かったのですが、子宮筋腫の手術をしなかったら判らなかった。
 三日後の一か月検診で病理検査の結果を聞きます。
 緊張してます。
 まだ若い皆さんは決断できないでしょうが、せめて婦人科検診を受けてください。

   

・私は10年くらいどこの婦人科に行っても小さい筋腫があると言われた。
 あるときから生理がひどくなりおかしいと思い、
 筋腫ではない何かがあるはずとあちこち婦人科に行ってやっと筋腫じゃない別の病気を疑った先生に出会った。

 子宮体ガンを疑われた。
 子宮体ガンの前ガン病変の複雑型子宮内膜異型増殖症という病気で
 子宮体ガンと同じ温存治療をして一人こどもを授かることも出来た。

 筋腫をずっと信じていたら子宮体ガンまで進んでいただろう。
 この病気を内膜症でしょと言いきる医療従事者もいた。

 医者も見逃す。自分がおかしいと思い、
 納得がいかないなら、躊躇せずにしっかり調べてもらった方が良い。

 

・女性の皆様に言いたいです。
 本当に女性特有の卵巣、子宮、頸がんは、症状が出た時には時すでに遅しです。

 私は5年前に妊娠で頸がん前の症状が見つかり子宮口の円形切除手術をし、再発も今の所なく暮らしています。
 後に、卵巣膿腫の可能性大と診察され、子宮卵巣全て摘出と言われましたが、
 セカンドオピニオンを受け、内膜症の薬を飲み、摘出手術を受ける事もなく元気にいます。

 後に癌になるかもと、リスクはありますが。
 女性の皆様、是非是非、卵巣、子宮、頸がん、乳がん、検査してくださいね。
 地域によるでしょうが、無料で検査を受けられる所もあります。

 

・男性特有の病には偏見なんか女性側からはそうそう言われないのに。
 子宮も卵巣も全摘出すると、いきなり術後に更年期障害がやってきて、
 術前が辛いのにさらに辛くなる人もかなりいます。

 術後まったく症状が無く楽な人からすれば信じられないかもしれませんが、
 ホットフラッシュや不定愁訴様の鬱のような精神不安に悩まされたり、不眠不快感ダルさ異常な冷えなども。

 体温調節がうまくいかなくなり免疫力低下
 でもともと持っていた持病(は称していない程度の)が発症したりで大変な人も。

 子宮だけを摘出した人と異なり、卵巣を二つともとった人は、
 脳はホルモンを出せと指令するけど肝心な臓器が無いので
 受信できず機能していないことに脳も混乱するそうです。そこでうつ病など発症してしまう人も。

 男性が年齢関係なく睾丸を両方いきなり全切除しろとなったのと同じくらいショックも大きいですよ。

 

子宮筋腫の手術をした。
 先生が卵巣はどうしますか?と言われたが(あとで卵巣がんにならないように)
 なんでもないものでも(子供はもう作らない)あるべきものは置いといてと言いました。

 子宮をとってから腰痛に悩まされいまだコルセツトが手放せません。
 いらない臓器など無いと思い知らされています。

 

・卵巣腫瘍は婦人科検診の腹部超音波(エコー)検査で偶然発見される事が多いようです。
 因みにですが、卵巣腫瘍は痛みが一切ありません。(癒着や肥大による破裂等がなければ・・・)。

 卵巣腫瘍と早期に診断がでいた場合は、腹腔鏡下手術で処置(切除)ができます。
 ですが、卵巣腫瘍が見つかった時点での大きさ(肥大)によっては開腹手術になるケースもあるようです。

 そうなると早期発見に比べて、
 14~20日くらいと入院期間が長くなります(腹腔鏡下であれば、2~3日程度です)。
 一般的に「卵巣腫瘍は”良性”」の場合が多いようです・・・。

 

・婦人科って、あの内診台は抵抗があると思うんです。
 自費で検診となると割高感も否めません。
 でも、行かずに発見が遅れて後悔する事はしたくない。

 例えば会社の検診も、受診先を外部の医療機関にして、
 オプションで乳がん検診や子宮がん検診を付けたりする方法もあります。
 自治体が費用を負担してくれる検診もあります。

 『私はまだ若いから大丈夫』じゃない、
 まだ若いからこそ今のうちから検診を受けるようになって欲しいな…と思います。

 

・私はチョコレート嚢腫で手術で取ったら結構大きかったけど、生理痛が酷いだけだと思ってずっと何年も我慢してた。
 生理前にまずダルさや下腹部痛があって、
 生理が始まると下腹部痛が激化して起き上がれない。横になっていても激痛。

 そして何故か生理中は胃痛も酷くお粥やうどん、豆腐なんかを少量しか食べられない。
 頭痛はその時によって生理中だったり生理後だったりしたけど、ボーッとする時差ボケみたいな感じが4日間くらい。
 という症状の全てが4年間くらい続いた。

 一気に悪くなったのではなく徐々に悪くなったから、
 あまり重要だと思ってなかったけど、やっぱり異変感じたらすぐ診てもらうべき。
 踏ん切りが付かないときは女性だけの婦人科で診てもらうのが良いと思う。

 病気の診断がつけば開き直って男性のお医者さんでも気にならなくなるが、
 未婚の若い女性がいきなり男性のお医者さんに診てもらうのは躊躇うだろうから。

 

・偏見がまだまだありますね。旦那さんしか経験なくても子宮癌にはなります。
 子宮頚がんになりたくなければゴムを絶対つけて子供は体外受精?しないとかも。
 なんか女性って損ですね。
 男が外で遊んでパピローマウイルスを奥さんにうつしてたりとかあると思いますよ。

 この病気があまりにも理解されていない事が歯がゆいです。
 物言わぬ臓器と言われているので気付いた時には進行している事が多いのです。
 生理痛が酷かったり
 少しでもおかしいなと感じたらどうか嫌がらずに婦人科(産婦人科ではなく)を受診してください。
 

女性特有の病気ってこんなに凄まじいですね。

 

どんな病気かはともかく、20代で「卵巣を摘出する」判断をしなくてはならない・・・。
どれほどつらい判断だったのだろうか・・・。 
 

そして切ってみないと医者でもわからない。
それで「どうします?」って言われても・・・。本当に怖い病気ですね。

 

命を最優先するのは当然なのですが、
女性のアイディンティティを喪失することに繋がるのが最大のネックとも思います。

 

なんにせよ「開けるまで分からない」なんて手術せずに、

良性悪性判断出来るように医術が早く発展して欲しいですね。