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自転車どうしのぶつかり事故 自転車マナーは無法地帯?

早く自転車にも免許とナンバー導入したらどうだろうか。

自転車乗ってて法を犯していない人を見たことないですね。

「知らないから」で済まそうとしていますから・・・。

 

まずはこの動画を観てください↓

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170603-00000008-mbsnewsv-l28

 

これは6月2日午後に神戸市兵庫区の路上で自転車どうしがぶつかり、75歳の女性が重傷を負った動画なんですが、
警察はひき逃げ事件として捜査しているようです。

 

確かに救護せずに立ち去ったのは問題ですが、
衝突直前には足をついてほぼ速度ゼロに近いような状態に、
75歳の女性がぶつかったように見えるんですが・・・。

 

あなたは観てどう思われますか?

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このニュースの記事では「怪我をした方が被害者」みたいな考え方や表現の仕方ですよね。
これって男性側が運良く怪我をしなかっただけ良かったかもしれませんが、
男性側も同等以上の怪我をしなければ、いつまでも悪く言われるのかな?

 

これがオジサンだから良かったですけど、小学校低学年だったら?乳幼児を乗せた母親だったら?
年寄りってだけで危険な運転しながら被害者だというのはおかしいかも。

 

動画を観て感じたことは、
女性の方は前のめりになって運転する傾向があるみたいで、

その為ブレーキかけると前に飛び出す!
中にはブレーキかけて止まるには必ず降りないと止まらない人もいる!
筋力の低下でバランスが取れないのかもしれませんね。

 

また75歳の女性の方は逆走しているみたいなんですが、
道路標識等で指定された場合、やむを得ない時、運転者が児童や幼児の場合、障害がある人、

運転者が「高齢者」の場合は歩道を走行する事が出来ますし、
歩道を走る時は右側でも左側通行でもいいみたいですよ。

 

我が郷土熊本市でも大都会ほどじゃないですけど、
歩道を自転車が我がもの顔で走っています。

特に通勤通学時間帯の朝など電車通りの歩道は自転車がたくさん走ります。
私の場合、
以前はクルマばかり乗っていなかったのであまり意識していませんでしたが、

 

最近は歩く機会が多いので特に自分のからだスレスレに通る自転車にヒヤッとしたことは、
一度や二度ではありません。
(実際自転車に乗っている人の肩から下げてるバッグなどよく当てられます)

それほど自転車マナーが悪い無法地帯みたいに危険なんです。

 

今回の自転車どうしのぶつかり事故は起こるべきして起こったのかもしれませんね。

 

そもそも自転車事故は、民法が適用されるため、
被害者側で加害者の過失を主張立証する必要があるんですね。
(自動車事故の場合は、加害者側が「自分に過失がないこと」を立証します)。

 

また、自動車事故のように、
整備された後遺障害等級認定手続きがないため、被害者の方は後遺障害の程度を示す証拠書類を揃え、
出張立証することになるんです。

 

さらに、
自動車保険のように加害者が任意保険に加入していることが少ないため、
賠償額が認められても回収に困難が伴うんですね。

   

今回の自転車どうしのぶつかり事故みたいでも、
お互い過失があるとみなされますから、

オジサンに怪我がない以上事故扱いになると、オジサンが加害者となってしまうみたいなんですね。
警察はその場で、
当事者から事故扱いしないという確認をして、そう処理をしても、
後々診断書等が出されたら人身事故扱いせざるを得ないんです。

 

事故が発生している以上、
治療費等の賠償義務はあるんですが、

人身事故との届け出の有無にかかわらず、
今回の事故により相手方に生じた人身損害(治療費のほか通院慰謝料など)については、
過失相殺後の残額につき支払う義務を負うことになるんです。(オジサンの過失分だけ)
 

事故態様や75歳の女性の雰囲気にもよりますが、
通院慰謝料等の請求を実際に受けてこれを支払うことになった場合の金額を想定すると、
保険証を使っての治療実費程度だけであれば低額にとどまるのが一般的と言われているみたいですよ。

 

今回の場合は、
75歳の女性はオジサンより明らかに弱者ですから、
それをこの状況で置き去りにしたからひき逃げに当たるんでしょうね。

 

それにしても、
最近の高齢者はクルマに乗れば人をひき殺すし、高速逆走するし、
自転車乗れば止まってる相手を避けずにぶつかるし、
電車・バスに乗る時は割り込む、降りる人を待たずに乗り込むし、斜め横断や飛び出しもする。

 

こうなると弱者ではなく単なる迷惑老害かも。

 

やはり自転車に乗る人は、自転車保険で備えておくと安心かもしれませんね。
警察庁の調べによると、

自転車搭乗中の交通事故による負傷者数は、
平成24年が13万1,199人、平成25年が11万9,929人、平成26年(12月末まで)が10万7,998人で、

年々少しずつ負傷者は減少している傾向にありますが、
それでも毎年10万人以上の人が自転車に乗っているときに事故に遭い、ケガをしているんです。

 

そして高齢者が自転車で事故を起こすと、

「1コケで死ぬか、寝たきりかのどちらかになる」

と統計で出てるのが現実なんです。
 

自転車は、自動車に比べて低価格で気軽に乗ることができるため、
小さいお子さんからお年寄りまで多くの方々が自転車を利用していますから、

自分自身は気をつけて自転車に乗っているつもりでも、
思わぬ事故に見舞われることがあるんです。
万が一に備えて、自転車事故による入院・通院、死亡をカバーできる保険への加入を検討するのは必要かも。

 

ちなみに自転車保険で補償されるものは、(一般的な保険)

•自転車に乗っているときに歩行者にぶつかって相手をケガ・死亡させ、法律上の損害賠償責任を負ったとき

•自転車同士でぶつかって、相手をケガ・死亡させ、法律上の損害賠償責任を負ったとき

•自転車での事故や転倒により、自分が入院・手術したとき、あるいは死亡したとき

•自転車でぶつかって他人の物を壊し、法律上の損害賠償責任を負ったとき

 

自転車に特化した自転車保険のほか、「傷害保険」や「個人賠償責任保険」でも、
自転車による事故やトラブルに備えられることがあるみたいですよ。

 

いずれにしても、
日本の場合、歩行者や自転車にいくら法律をかけてもザルみたいですよ。
加害者が弱者と分かれば被害者と転じてしまうのが、
この日本の交通社会みたいなんです。

 

やはり人間は何事においても、

想定内を増やして行くことで、慌てないで無難に改善して行くことが可能みたいですよ。