樹木希林さん死去 内田裕也よりよっぽどロックでカッコイイ女性でした。
あの素朴そうに見えて、誰にも真似できない素敵な雰囲気が大好きで、
何年か前に「私、全身がんなのよ」と公言されてたのに、
パワフルで前向きでいつも元気そうに振る舞われてたので、
勝手に「この方は死なない」と思ってました。
この訃報にふれ、とてもショックです。
古くは林檎殺人事件、「ジュリ〜」、最近は御家族のことやご意見番として、
すごい存在感ある方で、
旦那の内田裕也よりよっぽどロックでカッコイイ女性でしたね。
心よりご冥福をお祈りいたします。
2004年に乳がんが最初に見つかり、翌年右乳房を全摘手術しましたね。
その後、腸や副腎、脊椎などにも見つかり、治療は約20か所にも及んだそうです。
そして2012年にがん体質であることを指す「全身がん」であることを公表しました。
女優活動を続けている姿は全身がんとは思わせませんでしたね。
まだまだ女優が出来るんじゃないかと思いましたが、
病は着実に樹木希林さんの体を蝕んでたんですね。
最初のがんから14年。人生観、死生観も変わったそうで、
「がんがありがたい」と思えるようになっていたそうですよ。
「私の場合、体に広がる全身がん。でもがんに感謝。経験してなければろくに『死』にも向き合わず、
内田(裕也)さんのこともちゃんと理解しようと思わなかった」
「がんが見つかってもおっかなびっくりしない。出ればつぶせばいい。
がんには必ず要因がある。生活習慣も見つめ直す。簡単に治らないからこそ、
自分に客観的になれ、生き方がつましくなった」と語っていたそうです。
またがんだけはなく、
03年には左目の網膜剥離を発症し、役者にとっては致命的な失明宣告を受けたこともありましたが、
しばらくすると少し視力が戻る奇跡が起きて、
「人間には医師も理解できない不思議な自然治癒力があるのよ」が口グゼだったそうです。
そういえば、以前がんの原因の大半は、
遺伝子や生活習慣ではなくて、単なる不運によるものである公算が大きいとの研究論文が、
科学誌サイエンスに掲載されていましたね。
大学の数学者と遺伝学者が統計的に調査したところ、
実際のところ大半のケースで従来のがん遺伝の関連付けに意味はなく、
「単に個人的な運勢が左右しているだけ」と分析しているんですね。
では運勢とは、どこから来るのか?が問題なんですが、
日本が産んだ世界的な大天才で南方熊楠(みなかたくまぐす)という、
昭和天皇にも教授したほどの世界的な粘菌学者がおられ森羅万象の学問を究めた結果、
「創造神=粘菌だった」という示唆を残しているんですね。
これはアメリカのNASAが、
人類の遺伝子は宇宙から飛来した隕石に付着する粘菌から来ている可能性を示唆しているんですが、
南方熊楠の直感と、菌が生命を左右すること、がんは運勢だった、
というテーマに相関関係があるのかもしれません。
がんは運勢で決まる。
そこには個人的な菌が関与する可能性があること。
菌は、その人独自の思考や行動で醸造されること。
悪玉菌ではなくて、善玉菌に好かれる自分の生活(思考・行動・感謝の信仰・・・・)をすること。
感謝の思いが、善玉菌のエサであること。
(樹木希林さんもがんに感謝されて善玉菌に好かれたから全身がんでも長生きできたと思います)
がんは運勢で決まると学者に言わせるほど実際には、
生命や、病気については私たち人類は何も分かってはいないということなんでしょうね。
「感謝の思い」は大事ですね。
それにしても、
どんな役をやっても樹木希林さん。
あの味を出せるような、代わりになる女優さんは本当に皆無だと思います。
たくさんの感動を、ありがとうございました。