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クラミジア虚偽診断と薬代詐取 性感染だけに容疑を“ヒニン”なのか?

医療を金儲けのため道具にしたら、
多くの人には分からない事が多いから簡単に騙されるのでは・・・。
 
というのは、
「新宿セントラルクリニック」院長の医師林道也(69)が、

来院者に通常必要でない血液検査を実施し、
基準値を低くして性器クラミジア感染症を「陽性」とするうその検査結果を作成し、
信用させて薬代をだまし取ったとして1月17日に逮捕されたんですね。

 

でも林道也は容疑を避妊いや否認しているようですよ。

 

他にも性感染症だと虚偽の診断をされたとする20~60代の男性計6人が、
林道也へ損害賠償を求め提訴しているんですが、
うち2人には虚偽診断と認定する判決が最高裁で確定したんです。

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林道也が性病を専門的に取り組んでいたかどうかわかりませんが、
泌尿器科や婦人科などの臨床に、
次から次へとやってくる患者を診ていくなかでスキルを磨いてきた実践派かもしれません。

 

というのも、
大学の医学部では性病について学ぶ機会がほとんどなく、

講義でも、婦人科や泌尿器科で性器の感染症として少し勉強するだけみたいで、
性病に関心のある医師だけが独学で学び、関心のない医師は、まったく学ぶことはないんです。

 

だから林道也が行ったクラミジアの検査の血液検査は、
精度が低いためそれほど信用できないみたいなんですね。

 

現在のところ主流となっているクラミジアの検査方法は、
主に遺伝子検査(PCR法、SDA法)なんです。

 

極めて精度の高い検査方法ですが、
女性の場合は感染から時間がたつとクラミジアは体の内部に入っていくため、
見つからないことがあるんですね。

   

そもそもクラミジアは性病・性感染症の一つと考えられているんですが、
誰でも感染する可能性がある「ありふれた病気」なんですよ。

 

国内にどのくらいの感染者がいるかは正確にはわかっていませんが、
100万人くらいの感染者がいると推測されているそうで、
特の女性の感染者が多く、男性の6倍くらいいるみたいですよ。

 

若い女性の場合は感染がかなり深刻で、
10代後半~20代前半の女性の10~20人に1人くらいがクラミジアに感染しているみたいで、
クラミジアの感染経路のほぼ100%が性行為と考えられているんですね。

 

感染ルートとしては、
クラミジアはコンドームを使わないセックス(性器の結合)での感染で一番よく感染し、
男性の尿道から女性の膣へ、もしくは女性の膣から男性の尿道へというルートなんです。

 

また、
フェラチオ・クンニリングスで喉から性器へ感染するケースもありますよ。

 

もしあなたが男性なら尿道から膿が排泄されたり、
女性ならオリモノが増加し不正出血などあったら病院に行った方が良いでしょうね。

 

ちなみに、
性病は女性なら婦人科、男性なら泌尿器科で検査と治療を受けます。

 

またこういう性病検査キットを使って自宅で性病検査をするかですね。

  ↓

 


クラミジアジスロマックなどの薬がよく効ききますが、
1度の治療で100%治るわけではなく、

10人に1人ぐらいで治療が上手く行かないことがあるそうで、
別の系統の薬を使うなどの治療のやりなおしが必要になったりするそうです。

 


性病は肉体的な苦痛だけではなく、精神的な苦痛も非常に大きいですよね。
恋人や家族に知られでもしたら、恥ずかしくて情けなくて、自分を責めるかもしれません。

そして性病になったからといって、周りに誰にも相談できないですよね。
周りから白い目で見られて、笑われる病気は性病以外にはないでしょう。

 

本人は真剣でも、周りには笑いのネタでしかないんです。
ましてや彼女や奥さんに言うことなんてできませんよね。

 

しばれるようなことがあると、
関係が崩壊してしまう可能性もあるし、

 

最悪の場合は、感染させてしまうこともありますね。
あなたの大事なパートナーに性病を感染させるなんてことは、
人間として避ける必要がありますね。

 

そういう苦痛の中で林道也みたいな医師に虚偽診断されたあげく、

薬代まで詐取されても、

なかなか医師免許剥奪、とはならないのが日本だったりするかも。