自動ブレーキはやっぱりモービルアイ社が安心・安全なの?
ほとんどの事故は、あと2秒少し早く気づいてブレーキを踏めば回避できるとも言われているんですよ。
そして、
その原因のほとんどが、2秒のよそ見によるものなんですね。
そんなとき自動ブレーキは、
人の眼と違い、機械の眼は休みなく正確に働き続け、よそ見をすることもありませんからね。
そして衝突の2.7秒前に察知し、
ブレーキや警報に連動されますので、事故は減るはずです。
また人間の手では真似できないような強力なハンドル・ブレーキ操作も可能で、
機械だから避けられたという事故も多くなるようですよ。
日本でも高齢ドライバーによる事故が相次ぐなか、
運転技能が衰えた高齢者には、
自動ブレーキや加速抑制装置などを搭載した車両に限って、
運転を認める「限定条件付き免許」の創設を検討しているんですね。
そうした自動ブレーキのカメラの中で、
特にイスラエルの「モービルアイ社」のカメラがJNCAP(自動車アセスメント)の自動ブレーキ評価で、
満点を獲得しているんですね。
日本メーカーでいえば、
ホンダの時期レジェントにモービルアイ社の最新型カメラが使われ、
現時点では他を圧倒する性能を持っていますし、
マツダはアクセラ以降に採用を始めるや、
アッという間にJNCAPですばらしい自動ブレーキ性能を発揮しましたし、
日産はセレナから採用を初めて、
これまたJNCAPの自動ブレーキ評価で満点を獲得しているんですよ。
輸入車ではあなたもご存じのボルボ社で、
XC90というモデルから採用を始め、V90、S90、そして最新のXC60にも採用して、
夜間の歩行者まで検知出来ると言うから素晴らしいですよね。
モービルアイ社の新世代カメラのどこがいいのかといえば、
視力と分析力なんです。
自動ブレーキの重要なファクターは3つあって、
人間でいえば視力とアタマの回転の速さ、そして経験値なんですが、
どれかひとつ欠けても性能は引き出せないんですね。
すばらしい野球選手だって視力が0.1ではボールを打てないですよね。
日本勢でいえば、
スバルのアイサイトを視力1.0だとすれば、
今までのホンダセンシングで使っているレーダー+カメラを合計しても0.1程度なんですね。
0.1程度ではボンヤリ見えてアタマの良さも引き出せないし、
むしろ敏感にしたら誤作動ばかり起こすかもしれませんし、
ボンヤリ視力だと歩行者もきちんと見えないでしょうね。
そういう点では、
日本のスバルの「アイサイト3」も優れた性能を持っているんですが、
モービルアイ社のカメラはアイサイトのように複眼カメラによる情報処理ではないんですね。
そしてレーダーや超音波、レーザースキャナーなどのセンサーも用いず、
あくまで一つのカメラによって障害物や車線、車間距離などを分析しているんです。
つまりモービルアイ社のシステムは人の眼と同じ働きをするものであり、
眼前に映った情報が全ての安全システムの元となっているみたいですよ。
そもそもモービルアイ(MBLY)はカメラを通じた情報認識処理技術により、
自動車の衝突や蛇行運転の防止、車間距離の警告など、各種運転支援システムを開発する会社なんですね。
単眼カメラから得た情報を先進運転補助システム(アドバンスト・ドライバー・アシスタンス・システム=ADAS)に、
取り込んで行くための半導体を開発しているんです。
実際にモービルアイ社の「EyeQ」という衝突を避けるためのチップを製造するのは、
スイスの半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクス(STM)なんです(つまりモービルアイ社は工場を持たないんです)
モービルアイはその設計に携わり、いわばソフトウェア開発企業のような存在みたいで、
自動車部品メーカーではないので、利益率は非常に高い(粗利益率75%)みたいですよ。
そんなモービルアイ社の自動ブレーキなんですが、
今では自動ブレーキの性能差が一段と大きくなってきているんですね。
20~25km/hという極めて限られた車速でのみ止るという、
ほとんど役に立たないと思われる性能しか持っていない車種もあれば、
優秀な自動ブレーキの他、車両全周に渡る事故防止機能を持たせ、
事故発生率にして90%以上削減出来そうな車種まであるんです。
その優秀な自動ブレーキであるモービルアイ社の自動ブレーキ搭載車両の事故は圧倒的に少ないので、
保険料金が大幅に値下がるとも言われ、今後システムの採用が各国で奨励されて行くでしょうね。
あなたでも起きうるうっかりミスや、
急な疾病などによる自動車事故を起こしたくないというあなたなら、
モービルアイ社の自動ブレーキ搭載車なら安心・安全ですよ。