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羽生結弦 世界記録再更新 来年はルールが改定される?

11月のNHK杯で出した322・40点を、わずか2週間で8・03点上回った羽生結弦

フィギュアスケートGPファイナル(2015年12月12日 スペイン・バルセロナ)で、
芸術点については、これ以上ないところまで来てしまったみたいですね。

 

羽生結弦の点を上回るには、
チャンレベルの芸術性に加え、ジャンプをすべて後半、
しかも4回転ルッツ二回を組み込み、というくらいになるかも。

 

もしかするとルールを再考という所まで持って来てしまったか・・・?

 

現在は2018年平昌五輪前のオフの時期ですから、
国際スケート連盟(ISU)にとって大きなルール改正を実施するタイミングで、

 

今回もルール改正はありましたね。
まず試合全体に関わる主な変更としては、「30秒ルール」と「ボーカル解禁」があります。

 

「30秒ルール」は、 

開始時間がこれまで、
選手は「自分の名前を呼ばれてから60秒以内にスタートポジションに立たないと棄権とみなす」
というルールがありましたが、

 

さらに「30秒以内に立たないとマイナス1点」となったんです。
ただしグループの第一滑走者は60秒まで許されるそうです。

30秒は選手感覚としてはかなり短いものですが、
もう運用に慣れて選手は慌てることはないでしょうね。

 

「ボーカル解禁」は、

これまではアイスダンスのみ認められていたボーカル曲を、シングルとペアでも解禁したそうです。
以前は、歌詞の内容が表現力に影響する不公平を無くすために、
ボーカルは禁止されていたんですが、

 

今回は、選曲の幅を広げ、より多様な演技を期待するための改正だそうです。
オペラ座の怪人』を始めとしたミュージカル、映画、
またオペラなどを使用する選手が一気に増えたみたいですよ(演歌はありませんが)

 

また「ジャンプ」については、

ルッツとフリップのエッジに対して厳格化を図るために、
選手のミスを「ダブル減点」にしたり、

同じジャンプの繰り返しは基礎点が70%になったり(前回までは80%だった)

フリーでの2回転ジャンプは、
ジャンプ1種類につきそれぞれ2回までとなったりしました。

 

「スピン」については、

「足換え」スピンで、
左右の脚ともに「基本姿勢」を満たしていないと基礎点が下がったり、

コンビネーションスピンは、
「アップライト」「シット」「キャメル」の基本姿勢の数により、
ランクを分けるようになったんですね。

 

今回の改正は、
全体としては「ミスのない」「質の高い」演技を求める傾向が強まったし、

別の視点で見れば、
トップ選手の技術レベルが高止まりし、ほぼ互角になっていることの裏返しでもあるんです。

「小さなミスを大きく減点」しないと、得点差が出ないからですね。

 

こんなに厳しくチェックされている中での、
羽生結弦の世界記録再更新は偉業と言っていいでしょうね。

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でも必要に応じてシーズン後改定していくのが国際的なスポーツではよくあること。
ルール改定により点数を操作できるので、

ノルディック・ジャンプのように、
日本人に不利なルール改定が行われるかもしれませんね。

 

ちなみにノルディック・ジャンプのルール改定の内容は、
長野五輪後、使用できるスキーの板の長さの上限が、
「身長+80cm」から「身長の146%」になった、いわゆる146%ルールなんです。

 

長野五輪後の146%ルールによって、
身長が160cm台の選手の場合、数cm短い板を使わざるを得なくなって、

長野五輪ラージヒルや団体で金メダルを獲ったように、
世界のトップクラスにあった日本の選手たちは調子を崩していったんですね。

 

以前から日本人選手が活躍すると、
その後その競技のルール変更が行われているように感じるんですね。

 

ルール変更された競技は、
柔道、スキーノルディック、体操、スキージャンプフィギュアスケート、バレーなど、
日本人が得意の競技が結構あるんですね。

 

公平になるようにした結果日本人に不利になったのか?
故意に日本人に不利になるようにしたのか?
は区別かつかないですけど、

 

日本人が活躍するのを妬んでいる組織があるかもしれませんが、
どんなにルール改正されても、
食らい付いてメダルを獲得する日本は素晴らしいですけどね。

   

ところで、
今回、羽生結弦の世界記録再更新したフィギュアスケートGPファイナルの演技を見ていた人で、

 

羽生結弦自身もスケートリンクも、
青い色のオーラ(磁気・磁場)に包まれて発光していたと言う人もいます。

 

青い色の磁気を放つ今回の演技は特殊だったそうで、
青いオーラとは、
生物が死ぬ瞬間にも観測されることが検証されているそうです(http://goo.gl/SeIm36

 

人はよく「命懸けでする」と口にしますが、
羽生結弦は黙ったまま本当に命懸けでスケートに打ち込んでいるのがこれで分かったそうです。

 

・一生懸「命」

・全身全霊を懸けて

・命と引き換えてでも

・何をおいても完全燃焼したい

 

という決意の思いを感じて、
そうでなければ決して出ない色が、青色の磁気なのだそうです。

 

そして、
おそらく食事制限もかなり徹底的で禁欲的で危険な域にまでされているのかも知れませんし、
見ている観客は、
まさか人の命が燃焼する様を見ているとは思わないでしょうからね。

 

人間が何かを真剣に追求する姿とは、
何か危険で、鬼気迫る、
そして「美しさ」を持つものだと感心したそうです。

 

羽生結弦選手、あなたは日本の宝です…!!

 

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