稲田朋美ほか「失言保険」に入りましたか?
少し前まであまり聞かなかった自転車で事故を起こした際の「自転車保険」。
そして都会では、
電車内などで痴漢の疑いをかけられた人に弁護士を派遣して、相談費用を補償する「痴漢冤罪保険」。
また我が郷土熊本市のホテルでは、
結婚式を直前に中止した場合のキャンセル費用を補償する保険を導入しています(入院や自然災害などの不測の事態のみ)
といろいろな保険が出て人気みたいですが、
政治家も「失言保険」があれば入るのにと思っているかもしれませんよ。
というのは、
6月27日の都議選応援集会での発言で稲田朋美防衛大臣が、
「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい・・・」と。
この発言が公職選挙法の「地位を利用して、投票の周旋勧誘」にあたるとして、
民進党や共産党などの野党が騒いでいますね。
共産党は自衛隊を憲法違反の組織として定義しているのに、
それを取り上げるのは、揚げ足取りにしか思えないが・・・。
それ以前にも、
今村雅弘復興相が東日本大震災に関し「まだ東北で良かった」なんて失言して辞任していますし、
おおさか維新の会の片山虎之助などは、我が郷土で起きた熊本地震は「大変タイミングのいい地震」だと発言しましたし、
台風の被災地を視察した際、長靴を持参しなかったため、水たまりを職員におんぶされて渡った、
あの務台俊介元内閣府政務官は、「たぶん長靴業界は、だいぶもうかったんじゃないか」などと発言したりと
まだまだたくさんありますが、
政治家というのは影響力の強い職業ですから、発言には十分に気を配る必要があるのに失言は案外多いですよね。
ただ、麻生太郎副総理が豊田真由子について、
「あれ女性ですよ女性」
なんて発言しましたが、これは本当のことだから失言ではないと思いますよ。
そんな政治家たち向けに生命保険会社か損保会社が、
毎月掛け金10万円ぐらいで1回失言したら「1000万円」を補償するなんて、
「失言保険」を売り出すと売れるのではないでしょか(もちろん掛け金は自腹で払ってくださいね)
それにしても、
稲田朋美の失言や下村博文の「加計学園」から献金問題など、
今これだけ政権与党に批判できる材料があるにも関わらず、
なぜ野党との政権交代というキーワードが世論からもマスコミからも上がらないんでしょうね。
特に民進党の支持率は自民党が下がっているのに一向に上がる気配はないですよね。
ただ批判だけに明け暮れる今のやり方がいいのか、
一部マスコミを焚きつけてのやり方がいいのか。
やはり蓮舫がどんなに青筋立てて自民党を批判しても、今の民進党には国民の受け皿になれないということを、
私も含めた国民は分かっているんでしょうね。
山尾志桜里のガソリン。
玉木の獣医師会贈収賄。
辻本清美の野田中央公園。
有田の言論弾圧。
小西の亡命宣言。
などなど、つっこみどころ、疑惑満載で議員の資格ない人間が自民党以上にたくさんいますからね。
自民党にも辞職すべき議員はいますがそれは民進党も同じみたいですよ。
そして批判しかできないとあっては存在理由はありますかね。
もちろん与党を追求するのが野党の役割だとは思いますが、建設的な議論ができるという大前提ありきだと思いますよ。
今、都議選の最中ですが、
民進党の野田佳彦や共産主義者の志位など、
都議選の応援に国政の批判ばかりして都政に関しての演説はしてないのかい?と思うくらいやっていますね。
それと「週刊誌」のネタだけで、ちゃんとその真偽を確認したのかどうかわかりませんが、
雑誌の記事だけをネタに攻めているんですけど、
国会議員として、
きちんと政務調査費等を使って調査して、国会議員の調査でしかわからない事実を発見した時こそ、
攻める時なんじゃないかなと思いますよ。
政治家ってのはマスコミにけしかけられて騒ぐ存在なんでしょうか?
いずれにしても、
野党には「政権交代保険」が必要みたいですし、
自民党には「失言保険」が必須みたいですね。