「月経カップ」結局ナプキンよりもいいものなの?
使い捨てじゃないのであれば、
手で直接触るし完全に洗浄できているかとかの不安のほうが大きいみたいだし、
これがベストの選択とは言い切れないのでは。
まあ使いたい人は使えば・・・。
という声が聞こえてきそうなものが、
昨年「スクーンカップ」という月経カップなんです。
日本の医療品医療機器等法に基づいて販売を開始しているみたいですよ。
アメリカでは、
ナプキンとタンポンが主流の生理用品ではあれど、
それに加えて月経カップという選択肢も当たり前になっているそうですよ。
月経カップとは、
シリコン製のカップを膣内に挿入し、そのカップに経血を溜める生理用品で、
譬えて言えば、ワイングラスの「台」部分を省いたような形状なんです。
指で折り畳んで膣内に挿入すると、
そこでカップ部分が開いて子宮から排出される経血をダイレクトに受け止めるんです。
経血が漏れにくい、洗浄して繰り返し使える、ゴミが出ない点をメリットと感じた女性たちから支持されて、
地域差はあるものの、特にアメリカの都市部において需要が毎月伸びているんだそうです。
なんでも「月経カップ」は自分の体を知るきっかけになるそうですが、
日本人女性の「声」を聞いてみると、
・一時期使ってました。
正しく装着できていれば蒸れによる肌荒れや不快感、臭い、ドロっと出てくる感覚もないのでとても快適に過ごせます。
就寝時はナプキンのように身体の向きによる漏れを気にする必要がなかったことも大きなメリットでした。
でも正しく装着できていないと漏れますし、量が多い日はキャパを超えるとやはり漏れます。
保険としてのナプキンは必要です。
血を捨てる時は必ず手が汚れ、個室に手洗いがありませんから毎回消毒アルコールティッシュで拭いてました。
トイレの滞在時間も非常に長くなるため外出先では使いづらいです。
個人差はあると思いますが脱着時に苦痛も伴います。
衛生面は、タンポンの方が長時間装着による細菌性毒素の中毒を起こす危険性はかなり高いようです。
清潔に保つために最低限1クール毎の煮沸消毒は必要です。
以上の体験から私はメリットよりもデメリットの方が上回ったかなと感じたので、ナプキンに戻りました。
・手間を考えるとナプキンの方が断然良いです。
ただ、ナプキンによるかぶれに深刻に悩んでいる方は手間よりもメリットの方が上かもしれません。
タンポンのように吸収するものではないですし、量さえ大丈夫なら外に漏れ出ることもありませんから、
プールや温泉に行く際に生理が被ってしまった場合には重宝すると思います。
紐が垂れて見えることもありませんしね(笑)
外出しない日や就寝時のみなど、
時と場合によって使い分けるのはアリかなーと思っています。
・使ったことあるけど、慣れないと個室中に血が飛び散って悲惨なことになるし、
意外と漏れるから結局ナプキン必須で意味ないのでは?と思って結局やめてしまった。
高かったんだけどなぁ。
・タンポン派ですが、値段が高いのと、外では使いづらそうですよね。
話は変わりますが、
皆さん蒸れとかゆみ、かぶれについてかいてますが、
私の場合ですが、
脱毛に行きはじめてから、下も処理中で全部剃ってるんですけど、痒みとかなくなりました。
毛もかなり問題があるなと思いました。私はそれより脱毛をオススメします。
・使い捨ての紙ナプキンに何の不満もない。
マメに交換すればかぶれないし痒くもならない。
幸い出血量もそこまで多くないので、モレも滅多にない。
私はずっとこのままだと思う。
タンポンは感染症の話を聞いてから怖くて使ったことないです。
月経カップなんて尚更使いません。
消毒とか取り換えとか色んな面で手間がかかりそう。
布ナプキンも推奨されてるけと同じ理由で使わない。
・カナダの人に聞いたけど、売り場にはあるけどみんな使ってるというものでもないって。
彼女自身使ったこと無いと言ってた。
数ヶ月使った感想としては、うまく付けられた時は本当に忘れていられるくらい楽。かぶれないし臭わない。
そしてなぜか経血が出る期間が短くなってくる。経血コントロールもできてくる。生理痛も軽くなった。
ただし、はまってないと漏れる、ぴったりはめるのにコツがいる、忘れていっぱいになるとこれも漏れる。
手に経血がつく。感覚を掴むまでは結局ナプキンも使う。
困ったのは、ぴったりはまっているのを取り出すのが大変だった事。
するっと外せた回数より、5分10分くらい格闘してやっと取れた回数の方が多くて、
まだまだ練習がいるのかもしれないけど疲れた。
しっぽが痛い事があったけど、引っぱるよすがが無いととても外せないから切るわけにも行かなくてね。
うまくつけ外しできさえすればこんな良いものは無いと思う。
・アメリカのトイレは「バスルーム」でトイレに駆け込めばバスルームも兼ねています。
ヨーロッパならビデがあります。手入れしやすい環境が整っているのだと思います。
トイレ革命を起こさないと厳しいですね。
東京五輪ではトイレ事情も整えないと、困る方が出てくるかもしれませんね。
・在米ですが、月経カップはそこまでポピュラーじゃないですよ。こちらではタンポンが主流です。
カップって結局ナプキンを付けなくちゃダメなのでタンポンの方が楽です。
・もう用が無いから使わなくなったけど、便利でした。
カップを使うことで月経過多であることにも気付き、治療に積極的になりました。
使うのにコツが要るのと、ちょっとお試しって価格ではないのがネックですね。
・スクーンカップ使い始めて一年強になります。いろんな意見があるけど私は結構気に入ってます。
2日目のみ4時間おきに出し入れすしないともれますが、
それ以外は日中つけっぱなしで仕事行っても漏れることはありません。
漏れたときのために布ナプキンとセットでつかってます。
スクーンカップのメリットは、蒸れないかぶれないごみが出ない
デメリットは、生理2日目が仕事やお出かけと重なった時はめんどくさい
・・・こんなかんじです
・快適な人はすごく快適だろうけど最初は抵抗感あるだろうしコツが掴めない人は無理だろうね
ちなみに初めて使ったときは処女だったけどコツを掴んだら痛みもなく使えたよ
念のためナプキンも併用してるけど自分1日1枚程度で大丈夫だからナプキンオンリーより安く済む
何より経血が出るあの特有の感覚がなくてタンポンみたいに引き抜くときの痛みもないのが助かる
・つかってるけど確かに多い日はナプキンもいるね。でも保険的にだから家ならなしでもいい。
ナプキンやタンポンの紐で肌が荒れて痒くなるのは無くなったね。乾いたナプキンならただれない。
あとは臭いがないことかな。空気にふれないから。
会社にはバリアフリーのお手洗いあるからこまらないけどそとならアルコールのウェットティッシュでふいてるかな。
とほんの一部の意見なんですが、
賛否両論のいろいろな意見が出ていましたね。
私は男ですから生理も経験ありませんし、まして月経カップとかナプキンなど使ったことはありませんが、
欧米人との体の違いもありますから、日本人には合わないの方が多い気もします。
どうしてもというなら、
初めからこれを使うのが当たりまえな時代に生まれることでしょうか。
これからの女性が最初に使うものとして考えたらよいものかもしれないですね。
↓ちなみに楽天で売っている「月経カップ」にはこんなものがあります。
ところで、
「月経カップ」みたいなアイテムが日本で普及しないのは、
モノを女性器に入れることに心理的な抵抗があるから、
または大手の生理用品会社が強すぎるから、
ではないかと思いますよ。
また下着にシートを貼るだけのナプキンとは異なり、膣内にカップを自分で挿入するという点で、
月経カップを使うためには膣内の構造を理解する必要が出てくるんですが、
日本の一般的な性教育では詳しく教えられていませんもんね。
それと日本では、
「生理は面倒なもの」「我慢するのが当たり前」という考えが根強いんですが、
「生理中も楽しんでいい」「生理であることを忘れていい」
という波が今後どこまで広がるのかが、
この「月経カップ」の普及につながるのかもしれませんね。
あなたもドラッグストアで、生理用品売り場の前に立ってみて、
9割強が紙ナプキンで占められている中で、
「月経カップ」を手にしたとき、
「月経カップ」で、乾杯して一気飲みしたい気分になるかも・・・?