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「ファイナンシャルプランナー」の将来性と試験を受ける価値はあるの?

意外と知らない「お金」の話とかお金に関するネット記事などに必ず登場するのが、
ファイナンシャルプランナー」という資格を持った人ですね。

 

そして、
「2017年に取っておくと武器になりそうな資格」というアンケートでは、
32.1%の人が「ファイナンシャルプランナー(FP)」と回答し、

人生設計や老後資金などお金に関する知識を身に付けて、
今後に備えておきたいと考えている人が多いみたいですから、
お金周りのことをアドバイスしてもらいたいというニーズは間違いなく増えていくでしょうね。

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 そんなファイナンシャルプランナーは、
幅広いお金のうち、

 

①ライフプランニングと資金計画
②金融資産運用
③タックスプランニング
リスク管理
⑤不動産
⑥相続・事業承継

 

と6つの分野を扱って、
節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、
ありとあらゆるお金のエキスパートみたいなんですが、

 

お金周りの話は、情報格差の激しい分野で、
自分にとっていい方法を自分で決めるというのは難しいことなんですね。

その役割を担うのが、
ファイナンシャルプランナーという資格を持っている人だということになればいいと思いますよ。

 

そのファイナンシャルプランナーの資格には2つの種類があり、
ひとつは国家資格である「FP技能士」、
もうひとつは民間資格である「AFP、CFP」なんです。

 

「FP技能士」には、
3段階のレベルがあり、易しい順に3級、2級、1級に分かれ、

FP技能士の資格試験は日本FP協会と金融財政事情研究会の2団体が実施し、
一度合格した資格に有効期限はなく、更新の必要は無いんです。

 

「AFP、CFP」には、
2段階のレベルがあり、易しい順にAFP、CFPに分かれ、
AFP、CFPの資格試験は日本FP協会が実施し、
 

難易度は、
AFPが2級FP技能士と、CFPが1級FP技能士とほぼ同等の水準で、
FP技能士とは違い、AFP、CFPには資格の有効期限があるんです。

 

資格を更新するためには、
資格の認定後に定められる継続教育期間中(おおよそ2年間)に、
AFPは15単位以上、CFPは30単位以上を取得する必要があるんですね。

 

では、
FP技能士とAFPのどちらに挑戦するのが良いのかというと、

 

FPを初めて勉強する方や、「まずは資格が欲しい」という方には、
FP技能士の合格を目標にすることをオススメします。
一度合格した資格は生涯有効だからですね。

 

「履歴書などの資格欄に資格を書きたい」という方なら、
FP技能士の中でも2級を目指すと良いでしょうね。
実生活のみならず仕事にも活かせるスキルとして通用します。

 

また「取りっぱなしじゃもったいない、スキルを磨くためにずっと勉強していきたい」という方には、
AFPの登録をすることをオススメします。

 

AFPは、
2級FP技能士と同等レベルに位置付けられていますから、
2級FP技能士に合格すれば、日本FP協会が認定する研修を受講し、
登録の手続きをするだけでAFPの資格も取得することができるんです。

 

そしてファイナンシャルプランナーの資格試験は、
年3回実施されているんです。

 

これは、
国家資格である2級FP技能士と、民間資格であるAFPのどちらを取得する場合でも同じです。

 

この2級FP技能検定には受検資格があり、以下のいずれかに該当していれば受検できます。

1.日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
 
2.3級FP技能検定、または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
 
3.FP業務に関して2年以上の実務経験を有する者

 

つまり1にあるように、
認定された講座を修了すれば、保有資格や実務経験にかかわらず、誰でも受検することができるんですね。

 

ちなみに、
ここの講座での合格実績は全国平均の2倍で、
他校より高品質の講座を他校よりも安く提供。過去4年間の合格実績1万人の実績が証明しているのが、
   

  ↓

 

ここの講座は28年の実績と合格まで導くチューター制度などサポート体制では他校に勝るものがあり、
初心者はもちろんファイナンシャルプランナーを目指す幅広い層から支持を受けているFP講座ですから、
参考にしてくださいね。
 

またファイナンシャルプランナー資格試験には、
学科試験のほかに実技試験があるんですね。

 

実技試験では、
実際にファイナンシャルプランナーとして業務を行うにあたって必要な知識が審査されるんですが、

実務経験がない人は、
ファイナンシャル・プランニングの相談事例や、
顧客への適切なアドバイスについてのイメージが湧きにくいかもしれませんよね。

 

でも、心配することはありませんよ。
ファイナンシャル・プランニングに関する知識が身についていれば充分に回答できます。

 

実技試験の問題は、試験実施団体によって異なり、

日本FP協会では、
「資産設計提案業務」というテーマで出題され、

 

金融財政事情研究会の実技試験では、
個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4つのうちから
1科目を選択して回答します。どの選択科目を受検しても構わないようです。

 

合格ラインは正答率6割以上。
初めて勉強する方は心配に思うかもしれませんが、

 

実務経験がなくても、
ファイナンシャルプランナー資格試験の知識があれば無理なく解ける内容になっていて、

実技試験対策の問題を重点的に解いておく、
計算問題は自分で電卓をたたいて計算演習を繰り返す、
などの対策を充分にしておきましょうね。

 

2017年度試験日程・科目・受検手数料はこのサイトを参考にしてください。
  ↓
http://www.kinzai.or.jp/fp/nittei-fp/12953.html

 

あとファイナンシャルプランナー試験のFP技能士3級の受験には、
年齢制限等の受験資格要件はありません。

 

ちなみに、
3級FP技能士検定の学科試験の合格率は50~70%。

 

2級FP技能士検定は、
学科・実技試験は両方とも合格率が35%前後。

 

ファイナンシャルプランナー検定は、
受験者数の増減により合格基準が変わることはありませんから、

学科60点満点で36点以上、
実技100点満点で60点以上、

 

つまり6割以上の得点があれば必ず合格できます。

 

もしあなたが、
仕事をしながらファイナンシャルプランナー資格を取ると考えているなら、
大変なことと思いますよ。

 

限られた時間で一発勝負で結果を出さなければなりませんし、
時間という最高の資産を差し出すからには、
できる限り無駄にしたくないというのがあたり前の感情ですよね。

無駄なく効率良く勉強することは大事なことですし、
効果的な勉強の仕方をすることは重要です。

そしてなにより、
結果の出るやり方をとる必要がありますよ。

   

ところで、
ファイナンシャルプランナー資格を取ってビジネスとしてする場合、
人にお金を払ってもらえるだけの知恵に変える必要があるみたいですよ。

 

たとえば、
近くの公民館なんかを借りて講習会もありかもですが、
よほど実践を積まないと、本当に色々なことを聞かれるようです。

 

FPの問題集を見ればわかりますが、
質問される内容も多岐に渡るため、

CFPを取ったとして、
頭でっかちで人には何もアドバイスできる状況ではないかも。

 

他人の本当にプライベートな部分をかなり覗いていくことになりますから、
安易な考えでは何も提案できませんよ。
よっぽど信頼されないと、相手もそんな個人情報は出してはくれません。
 

講習会を開いたとしても、
中途半端な状態では所詮お茶会で終わってしまうかもですよ。

こういう講習会で、
皆さんが知りたいのは「一般論」ではなく、
「自分の場合は具体的にどうか」ということが多いですよ。
 

「一般論」はそのへんに売っている本でも充分理解できますからね。

 

資格取得により一定の知識を得るだけでなくターゲット顧客を明確にし、
今一番困っていること、知りたがっていることを重点的に研究することが大事かもですね。

そして、
相談者本人のハッピーも満たされないといけませんしね。

 

金融商品選びも含め、「消費」という「お金の使い方」は、
その人の行動の表れですから、

生活スタイルが大きく影響します。
少しオーバーにいえば「生き方」そのものなわけですし、

ここを決定づけているのは、
どんな理論でも理屈でも法則でもなく、当人の「心」なんです。

 

統計的な確率は存在しても、
目の前の相談者がそれに当てはまるかどうかは別で、

絶対的に目の前の相談者の答えは、
相談者の「心」の中にあると知って置いてくださいね。


いずれにしても、
ファイナンシャルプランナーを取得したら、

 

「プロフェッショナル」という意識が大事になりますし、
経験がものを言うと思いますが、

 

やはりファイナンシャルプランナーの大事な視点は、

「その人がその人らしくあるために、最適なセレクションをする際のお手伝いをする」

ではないでしょうか。