美ビルド・ネットの熊本はてな?

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麻生太郎の話術はオチまで考えて話す?

俺たちの麻生太郎」と言われる麻生太郎副総理。

外遊するときは、マフィアのような出で立ちでダンディズム溢れ(ときにかわいい)
コミュ力がありブルジョアで上流階級、でも大の漫画好き。(ゴルゴ13とか)

 

あなたもご存じと思いますが、
10月15日にあった河野太郎国家公安委員長のパーティで、

 

麻生太郎副総理が、河野氏について

河野太郎とかけて釧路と解く。その心は・・・?」

「湿原(失言)が多い」

とジョークを述べ、会場が盛り上がる一場面がありましたね。

 

やはり麻生太郎さんって頭良いんでしょうね。
話にオチまで考えて話す人はなかなかいませんから・・・。

 

そんな話を調べてみると、

まず今話題の麻生太郎さんのTPPコメントから、

 

「TPPの話って言うのを、あの、この話は、よ~く落ち着いて見てもらわんといかんとこだと思うんです。
今、現実100%の関税撤廃ということが出来る国は間違いなく
今、シンガポールブルネイ以外ありません。ないんですよ~。

 

ただし、ものの内容によっては全然ことが違ってて、国によっては全然違うから。
その中によって、日本だけはお米だけは別よと・・・。ね。
「アメリカさん、おたくらで肉だけは別なんだろ?うちは、コメは別よ。」とか、
やり方があるんですって、いろいろ。

 

しかし、全部出来あがちゃってて、
後に「うちも入れて~。」って行った時、あなたもう・・・

 

さんざん難しい条件くっ付けられて最悪なことにならないようにするために、
少なくともどういうような話をするのかということに関しては、
あの会議には、きちっとその内容を情報を得るためには、

 

きちっとそこに参加した上で、
最終的に加入するかしないかは決めればいいんであって、
端から「それは駄目です。何とかです。」って言うけれでも、それは間違い。

 

したがって、今、そうですね何が良いかしらね。何が一番良い例かしらねえ。
農業と言うのが一番よく例に出ますけれども。

 

農業で・・・・・・苺、『あまおう』と言う苺があります。
上海で1粒400円。一粒だよ。俺の地元じゃ一箱400円。
ね。一粒400円。

 

しかしそれが桐の箱に入って一粒3000円4000円ときたよ。
バブルですよ、俺に言わせりゃあ。

しかし、その間にとって金稼いでる人が一杯いる。
マンゴー1個1万円、宮崎県産。

 

あれは買うもんじゃない、贈り物の時代にかわった。
食べ物じゃなくなった、桐の箱に入った飾り物になったって、

僕は宮崎の人にそう言っていつもからかうんだけども。
そういったことが出来るのは日本産。

 

上海の・・・いや、大連の中華料理屋に入って
『フカヒレ・三陸沖』って書いてあったんで、
「ああ、(中国にも)三陸ってところがあるんだなあ。」って思ってたよ、俺。

野菜のところを見たら、『しいたけ・大分産』間違いなく日本産なんだよ。
思ったんだけど、日本産だということを書けば高く売れる。

 

日本の農産物って言うのは高い!だけど、美味い!綺麗!もう1個ある。
・・・肉団子にダンボールなんか入ってないからね。忘れちゃってるだろ。
肉団子にダンボールが入ってたなんてな話は。ね、安全。

 

この3つは圧倒的・・・だから日本で出来たものは農産物は売れる。
米も、無洗米だから売れる。水で洗うと危ない(んです)。

 

こういったようなものはすべて、あの、農産物と関係してくるんであって、
僕は、農産物 イコール 農家 イコール 弱者(農産物=農家=弱者)だという発想には立たない。

 

儲かってる農家は俺の福岡県にも一杯あるし、
カキやらなにやらやってるところで、
えらい銭儲けて俺よりよっぽど良い車に乗ってる奴も一杯いるし。

愛知県あたりでは
連署菊なんかやってえらい勢いで儲かってる人なんか一杯いますよ。

 

そういったのを見るにつけ、
私は基本的なことは、やっぱり世界の流れと言うのがひとつありますけれども、
その流れには遅れないようにしとかにゃいかんけれど、
行き着くところは国益だから、その国益の中で農業と言うことイコール弱者じゃない。

 

農業はどうかと言えば充分強者になりうる産業なんだとをいうことを考えて、どうするか。
少なくとも今までの農政は保護・・・と言うのは間違いだったんだから、

上手くいかなかったんだから。
少なくともこれは育成していって、国際競争力を付けるようにすべき。
それを基本としてどうしていくべきか、と言う考え方なんだと思います私は。」

 

確かに新聞などでは農政は保護、弱者を保護しろなんて言っていますが、
やはり麻生太郎さんの言うように、
育成していって、国際競争力を付けることは大事ですよね。

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つぎに2008年の国際連合総会演説でのハプニングです。
この演説が始まって3:36~ 
自動翻訳機が故障するというハプニングが起こります。

 

そこで狼狽えることなく、堂々と、
麻生さんはすかさず、

 

「これ、日本製じゃないよね?」

 

とジョークを飛ばす。
すると、会場から笑いと 拍手 が・・・

 

ここで顔を引きつらせたのは事務総長の潘基文(パン・ギムン)とその関係者たち。
このとき、
日本の麻生さんがこの場の中心(英雄)で、かれらこそがアウェイな立場になった・・・

 

さて、そのわけは?

 

潘基文事務総長が国連内で使用されるオーディオ機器なんかを
サムスン」あたりの韓国メーカーのをごり押しで導入させて、

各加盟国から「我田引水じゃねぇか」と反感をかっていたところ
このトラブルがあり、

 

「あらら日本製じゃないよね?」に繋がっ­ているんだそうです。

だからみんなが「ごり押ししといてこれかい­な」と笑った訳です。

 

つぎに2013年3月15日 財務金融委員会国会で「クールジャパン」「サブカル」について答弁。
"アニメによる非言語コミュニケーション"が海外戦略においていかに重要かを語っており、
「マスコミが報道しない名演説」として注目を集めたんですね。

ちょっと長いですけど全文引用します。

 

海外から日本に来る人、観光というところに関して、
「クールジャパン」という言葉が流行り始めてかれこれ数年経ちますけれど、
「最もクールなジャパンの写真を見たことがあるか」と言われたことがあって……。

 

あれはNHKの番組だったと思うんですが、見たことがあるんです。
岩場のところにいきなり自動販売機がぽつんと立っていて、

それに金を入れたら出る、という写真が
「これが最もクールなジャパンの写真だ」と言うわけです。

 

どう考えてもクールに見えないから、何だこれと思って見ておりましたら、
「これがどこだかわかるか?」と言うから、「わからないけど、鬼押出しか?」と聞いたら、
「そうだ」と。軽井沢の奥の鬼押出しだと。

 

全く人のいない、ずーっと溶岩の続いていたところに、いきなりポツンと自動販売機がある。
「金を入れたら出る」と言うから、「当たり前じゃないか」と言ったら、

 

「いや、金を入れたら出るということは、あの中に金があるからじゃないか」と。
「そりゃそうだろう」と。

「どうして盗られないんだ?」「盗らないよ、盗ったら罪だろう」と言ったら、
「それはアメリカでも罪だ、世界中どこでも罪だ」と。

 

「しかし、この国では自動販売機が24時間365日外に立っている。
あんたはいろいろな国に住んだことがあるみたいだけど、
海外で自動販売機が屋外で24時間365日立っている国を、日本以外に見たことがあるか?」
と言われるまで、私はあんまり気が付かなかったんです。

 

へぇ、と思って見ていたのですが。その人はイギリス人だったんですが、
「全くこういうことは考えられない。しかし軽井沢でこれを見たときにショックで、
思わず写真を撮ったら、これが最もクールなジャパンになった」と。

 

我々の考えている良いところと、
外国人が見た良いところというのは、たぶん違うんですよね、これは。

 

だからこういったところの何が良いのかというのは、
むしろ向こうの人たちに聞かないと、

こっちが「これはどうですか?」と言っても、全然興味がなかったりしますので。
そういったところはいろいろと考えないといかんところです。

 


我々はアニメの話をよくしますけれども、アニメーションの中で、ずっと続いて今でも売れている、
人気のアニメーションはたぶん「ポケモン」「ドラえもん」「ワンピース」だと思いますけれども……。
(議場の一部から笑い)

 

これで今笑えた人は、もうわかっている人たちなんですよね。
ところが問題なのは、これを聞いても笑えない人がいっぱいいるんだな、これが。

 

ポケモン」のいちばんの良さは、一言もしゃべらないんですよ。
「チュウ」と「キュキュキュ」しか言わないんですから、ポケットモンスターっていうのは。

でも、「言葉なしでもコミュニケーションができる」という、
この文化を世界に植えつけた最初のものだと思いますね。

 

ドラえもん」や「アストロボーイ」、これは鉄腕アトムのことですけれども、
これも同様に、
「ロボットは人間が困ったときに助けてくれる」
という概念を日本人に植えつけたがゆえに、
日本では世界でいちばんロボットが普及した。

 

ヨーロッパでは普及しませんでしたから。
「ロボットが人間を使う」という話になって普及しなかった。

「ワンピース」は、あれだけのキャラクターがワチャワチャ立ってるやつなんですけれど、

 

徹底しているのはたった1つで、
「困ったやつは絶対助ける、仲間は絶対助ける」という哲学なんですよ。

 

この3つが普及するということは、
日本の文化がサブカルチャーを通じて世界に広まっていくということですので。

こういったものが良い、といって日本に人が来るというのは、
少なくとも活字文化ではなくてこういったものから入ってくるというのは、

 

外国語とか英語があまりうまくない日本人にとりましては、
絵で通じるというのは非常に大きい。

 

我々は昔、鳥獣戯画に遡って絵を描いて、マンガを描いてきている。
マンガのルーツは高山寺鳥獣戯画に遡りますので。

いろいろな意味で、
こういったものは今後とも自信を持ってやっていくのが観光等々にもつながっていくんだ、
と私自身の独断と偏見ですけれど、そう思っております。

 

これもなかなか味のある演説ですね。
マンガをこのように揶揄できるのは麻生太郎さんだけ?

 

まだまだたくさんのオチまで考えて話す例はあるみたいですが、
今回はこの辺で。

 

それから、
9月28日は麻生太郎さんの誕生日だそうですが、
その日にお祝いのバースデーカード送ると返事が来るそうです。
なんと粋な演出!というか、とても素晴らしい!

 

もらった人は麻生さんの直筆の名前が書かれていて、字が達筆でとても綺麗で、
麻生さんは、ちょっと強面でなんだか怖いイメージがあったのですが、

こんな几帳面な一面も持ち合わせていることに気づき、好感が持てたそうです。
(可愛いシールも同封してあったそうです)

 

麻生太郎さん、
いつまでも元気で日本のために頑張ってくださいね(^^♪

 

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