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中小企業「冬のボーナス」記事読むと悲しさアップする?

民間企業の7割が中小企業の従業員なんですが、
これで景気が良くなっていると言えるのでしょうか・・・?

 

これが国民のほとんどがアベノミクスを実感できてない結果かも。

 

というのは、
経団連がまとめた冬のボーナス調査(11月4日発表)によると、
民間企業大手の1人当たりの支給額は昨年比0.84%増の92万7892円。
と4年連続で増加しているんですが、
(ちなみに公務員は70万円)

 

中小企業の支給状況は、
1人当たりの平均支給額は27万7086円だそうで、
昨年冬に比べ1061円(0.38%)増加しているんですって。

 

寂しい数字ですが、ここ最近は一応上がってるんですね。
でも、
平均はあくまで平均。そもそも無かったり、数万円の企業があるのも現実では。

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この記事のコメント(252件)の一部を引用すると(読んで悲しさをアップしないでくだいね)

 

・こういう記事を見ると、年間で60万円くらいしかもらえないけど、
 まったくなしのところよりいいと捉えるしかないな。

 

・うちは自営業。 ゼロです。 
 最初から無縁なのわかってるから、ある意味あきらめつくけど、
 会社勤めで格差ある人の方がキツイかもね。

 

・大学などいかずに、高卒で公務員か大手自動車のライン職になった友達の方がボーナスの方が良い!
 人生選択を誤った!

 

・ボーナスは、一応出ます。
 金額はここの数字より少ないけど。
 残業手当が出なくなりました。残業手当の合算がボーナスということです。

 

・悲しいけど大企業には政治家は公私ともに世話になるから中小企業は眼中に無いようだ。
 米国のトランプ現象は良いか悪いかは分からないけど変えたいという国民の思いは日本より上みたいだ。

 

・公務員のボーナスって民間のボーナスを基準に決められるんですよね?
 なんであんなに多くもらえるの?
 都合のいいように大企業だけを基準に決めてるの?

 

・ボーナスの少ない会社は福利厚生も乏しく、退職金も少ない。
 仕事時間だけは充分すぎる。

 

・大手のエリートや公務員が高額のボーナスに沸き立つ中、
 庶民は月給より少ないボーナスからローンを支払い、生活費や教育資金を調達している。
 それでも、もらえる人はまだいい。
 とても海外旅行どころではない。これが現実ですね。

 

・うちの会社は小さいけど勤続年数と普段の頑張りを査定してボーナスをくれる。
 なので、頑張ろうって気持ちになるわ。
 ま、それでも大企業や公務員には負けるけど!
 かと言って全部負けてるとは思わんけどな

 

・中小企業のボーナスや昇給は、
 景気の良い時はほんの少し良くて、景気が悪い時は凄まじく悪いんだよね。

 

・中小企業は経営者の取り分が大きい場合が大きい、
 社員は借家か小さな建売住まい
 経営者は豪邸なんぞ結構ありますよ。

 

・私の友人(50歳)は中学卒業してから、
 小さな印刷会社に30年以上休まず真面目に勤務しているがボーナスは年々下がり、
 17万円だそうだ。
 真面目に働いてもいいことない時代なのか。世の中に疑問を感じます。

 

・これは、実際に払われたものではなく、あくまでも、アンケート先の自己申告。
 銀行からきたアンケートに、うちはボーナス出しませんとやれば、
 その企業は、業績が悪いとみなされると言う思いなど、
 複雑に絡まるものであるから、本当に出す金額とは限らない。

 大半の零細中小など出す余裕などなく、
 実質経営者などは、経費として形上、落すだけで赤字補填できえていくだけ。 
   

と、ほんの一部ですが、

中小企業って、結局負け組の人達の集まりなんて思っていませんか?
でも、
学生時代に努力して、大企業に入ったり公務員になった人が多くもらえて当然かもですね。

 

公務員を羨ましく思う人も多いと思いますが、
地方公務員の窓口業務などの簡単な仕事は、
どんどん時給が安いパートアルバイトに切り替えられているんです。

でも結局、
それがまた貧困問題につながっているような気もします。

   

こういうボーナスも含めた「年収格差」を、
あなたがどうすれば満足できる金額を手にすることができるんでしょうね。

 

それは、
高年収を手にするには「希少性」がポイントになるみたいですよ。

 

あなたも中学生か高校生のときに「需要と供給」について学んだと思うんですが、

年収は需要と供給の関係で決まる

ことを知らない人が多いみたいですよ。

 

「自分は仕事をきちんとやっているのに、上司が評価してくれない」
と嘆いている人ってコメントなんかでも多いんですが、

もちろん、
上司が高く評価すれば年収がアップする企業もたくさんありますが、
それだけではダメなんですね。

 

年収は「需要と供給の関係で決まる」ことを認識しなければいけないんです。

 

ただ、
年収が3割アップしても、
年間総労働時間が3割増えていたら、“同じ”ですよね。

 

以前は年2000時間働いていたのに、
2600時間働いたら年収が3割アップしたんですが、
これでは、
全く生産性が上がっていないことになるんですね。

 

長く働いて年収をアップさせるのではなくて、
同じ労働時間で年収をアップさせなければいけないんですよ。

つまり、
時間当たりの付加価値を上げなければいけないんです。

 

希少性を確保するには2つのポイントがあって、

 

需要がたくさんある市場で、
供給が少なければ稼ぎが上がりますね。

 

もう1つは、
需要がそれほどない市場でも、
供給側が1人しかいなければ稼ぎが上がりますよね。

 

たとえば、
小さな島で人口が少なくても、
医師の免許を持っているのが1人であればその人は稼ぐことができますね。

 

オリンピックのメダリストになるのには、
100万人に1人くらいの確率と言われていますが、

その100万人の中でたった1人の存在になれば、
年収1000万円以上どころか、人によっては億単位で稼ぐことができるんです。

 

100万人に1人の存在にいきなりなるのは難しいですが、
まず、
100人の中で1人になるのはそれほど難しくありませんよね。

 

100人の中で1人の存在になるには、
1万時間くらいあればなれると言われているんですが、

 

1日6時間その仕事に集中すると、
だいたい5年で1万時間になり、
1日3時間でも10年でその仕事をマスターできるでしょうね。

 

そうして100人に1人になることができれば、
次はそれに近い別の分野で、100人の中の1人を目指すんです。

 

たとえば、
20代で営業で100人に1人の存在になって、
次の30代で販売分野で100人に1人の存在になると、

100分の1×100分の1で、
1万人に1人の存在になることができるんです(掛け算の妙ですね)

 

ですから需要と供給のことを考えずに、
また自分自身の希少性をどう演出するかも考えずに仕事をしていると、

 

今後「年収」は下がる可能性が高くなるみたいですよ。

 

なぜなら、
いま人間がやっている仕事が、
明日コンピュータにとって代わられるかもしれないからなんです。

 

ホワイトカラーが今やっている多くの処理業務は、
IT化やロボット化が進んで、やがてなくなっていくでしょう。

 

そうした影響を受けないようにするには、

何かと何かを掛け算して、

自分の希少性を上げていかなければならないんです。


もうあなたも冬のボーナス記事読んで悲しさをアップするヒマはないかもね。