美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「くまもとの赤」という赤い売り場って?

あなたは「くまもと」って聞くと
どんなイメージを持ちますか。

 

熊本城、水前寺公園阿蘇山、あたりぐらいが
一番多いイメージかもしれませんが、

今熊本にたくさんある「赤いイメージ」の特産物を
全国的に売り込むためのプロモーションもやっているんですよ。

 

たとえば、
全国生産高1位の赤いトマトや、
あのしっとりした赤色が印象的な馬肉など、
赤色にまつわるたくさんの名物を

くまモン赤いほっぺとイメージ連想させることで、
生活者の意識に残すという作戦です。

(じつはこのブログの背景色もくまもとのをイメージしています)

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それから、
九州菓子卸商業組合熊本支部は、
得意先の地元小売店を活気づけようと、

7~8月に販売促進キャンペーンを計画していて、
くまもとの赤」と銘打って、
各小売店に赤を基調にした地場商品の売り場を設けるんです。

 

この熊本支部は熊本県内5社でつくる任意団体で、
チョコレートやスナック、ビスケットなど
大量生産のお菓子を各社が扱っており、
日頃は激しいシェア争いを繰り広げているんですが、

熊本の地元小売店が、
大手のスーパーやコンビニ、ドラッグストアの進出で、
厳しい経営状況が続いているから、

 

この5社は、
「得意先の弱体化は自らの経営に大きな打撃になる」
と危機感を強めたので、
共同販売を企画したそうです。


得意先に呼び掛け、
赤い看板や赤いのぼり旗、
風船で飾った売り場を開設する予定なんです。

 

「キャンデー」や懐かしい「すずめのたまご」、「黒棒」など、
包装にくまモンを使った地場メーカー5社の
計6商品を並べるんです。

 

期間は7月21日~8月16日までで、
帰省客の需要も見込んでいます。

 

熊本地場メーカーの認知度向上や、
アイスクリームに押され売り上げが落ちる
夏場の需要喚起も大きな狙いもあるんです。

 

支部長は、
「メーカーと卸、小売りで力を合わせ、
熊本の商品の魅力を発信したい」
と汗をかきながら準備の真っ最中です。

 

9/12追伸
10月に県産トマトのビニールハウスを搭載したトラック「トマトラ」を首都圏に向けて走らせ、
「くまもとの赤」ブランドを売り込むキャンペーンを展開します。

 

くまモンのほっぺが落ちた」
「赤い食材でダイエット」に続く広報戦略で、
今回は生産量全国一のトマトを“畑ごと運ぶ”趣向。

 

2トントラックを改造したトマトラは、
業界団体が制定した「トマトの日」の10月10日に東京に到着するよう7日に県内を出発。
大阪、名古屋を経由し、くまモンが各地で売り込みに励むんですよ。

 

動画もあるらしく(1分間)、
蒲島郁夫知事から指令書を受け取ったくまモンがトマト農家らと検討を重ね、
トマトラでのPR作戦を練り上げる内容だそうで、
八代、宇城市の農家も出演しています。

 

熊本の地元の方はもちろんのこと、
仕事や観光で来られた方も、

くまもとの赤」を見られたら何でもいいので買ってくださいね。

(すずめのたまごは意外においしいですよ♪)