美ビルド・ネットの熊本はてな?

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タモリは「反省しない」のになぜ強いの?

「笑っていいとも」をやってる頃は、マンネリでつまらないと酷評されていたのに、
終わったとたんになぜか手のひらを返したようにみんな褒めだしましたね。

 

私もそうだったですけど、
20年前ごろ「笑っていいとも」見ていても
芸人としてタモリは何が面白いのか分からなかったけど、
最近は引き出しの多さにディープさがすごいなと思うようになったんですね。

 

これがタモリの不思議さか?

 

ビートたけしが面白いことを言ったんですね。

「一言でいえばタモリは白米のようなタレント」と。

 

オカズが毎日どんなものに変わっても、(日替わりのタレント)
結局は欲しくなる 「変わらなさ」を持ってるってこと。

 

タモリは「いいとも!」ではとにかくライスに徹したね。
オイラだと「たまには何か変わったことを やってやろうか」
となっちゃうところを、とにかく淡々とやってた気がする・・・と。

 

そして、
「笑っていいとも」で
反省会を一度も開かなかったことはあまりにも有名なんですね。

 

私たちだったら、
何か行動を起こしたら、
その都度反省しないといけないと一般的に思われがちですよね。

 

しかし、いざ反省し、
それから時間が過ぎると
「どうしてあんなことにクヨクヨ悩んでいたんだろう?」
と思ってしまうことが多々ありますね。

 

「あの時あーすればよかった、こうすればよかった。」と話し合ったり、
自分に反省し続けることは一種の「後悔」に似ていますが、

 

私の経験を踏まえても反省会を開いたり、
一人で延々と反省することは、生産性のない時間を消費して、
無駄な時間だったなと思うんですね。

 

反省の時間を取るなら、
「次の行動をどうするか」考えた方が余程有益ですよね。

 

しかも、
人はわざわざ反省会や反省タイムを開かなくとも、
頭の中で何かしら反省しています。
わざわざ反省のために特別な時間を設ける必要は無いんですよ。

 

反省の目的は、失敗はしないためです。

しかし、
わざわざ反省タイムを設けても、人は失敗する時はしてしまいます。
もちろん、失敗したくてする人なんていませんね。

 

大事なのは、
失敗を失敗として終わらせるのではなく、それをネタにして笑い飛ばすこと。
そうすれば、
失敗もオイシイ体験になります。

 

失敗はワルイものでは決してなく、
場合にはよってはもっと面白いことの発展材料になりえます。
そうなると反省する意味がそもそも失くなります。

 

と、タモリも思っただろうし、私もそう思います。
あなたはどう思われましたか?

 

ここがタモリの「反省しない」強さなのかもしれませんし、
反省しても同じ状況など二度と来ませんよね。

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タモリの言葉をもう一つ。

「コツはね、はりきらないこと」

 

反省する人は、はりきりすぎなんだと思うんですね。
もっとゆるく頭をシンプルにして生きた方が、
物事は好転するでしょうね。

 

反省もせずにバカになって、
次から次へと行動を起こしている人に人は興味を持ちます。
その人のエネルギーに引き寄せられるんですね。

 

反省しない人の所に人は自然と集まってくるんです。
反省する時間は限りなく削って、今を楽しく活動すること。
バカバカしく生きるより、バカになって生きよう・・・と。

これもひとつの人生訓かも。

 

それから、
卓球台の色がタモリの「ひとこと」が原因で変わった話はご存じですか。

 

平成元年ごろには濃くて 暗い緑色だった卓球台が、
平成27年の現在には鮮やかな青色になっていますね。

 

これは
タモリの「ひとこと」が原因だったんです。
そのひとこととは、「卓球は根暗!!」というもの。

 

1980年代後半、
笑っていいとも!」の テレフォンショッキングに織田哲郎が出演し、
学生時代卓球をしていたと明かしたとき、
即座にタモリが「卓球って根暗だよね」と返してみせたんです。
 
話はそれだけにとどまらず、
翌年は中学校の卓球部に入部する人数が激減するという事態に進展。

 

卓球業界の人たちはそれがキッカケとなって、
卓球のイメージチェンジをはかるためにブルーに変えたと。

 

その後、
バルセロナオリンピックでは、この日本発祥の青い卓球台が採用され、
国際大会では青い卓球台に統一されることとなったそうですよ。

 

また、
説教がましい事さらりとこなすのも凄いことかも。
たけし、さんまにはできない。
いいともフィナーレであれだけの芸人が集まったのはその辺りにありか。

 

そういったスタンスでもいうべきときははっきり言うそうで、
ブラタモリ仙台編で小学生の「頑張ってください」に対して

「頑張るのは君たちの方だよ。俺は結構頑張ってきた」
と説教しているんですね。

 

それと忘れてならないのが、
漫画家の赤塚不二夫の亡くなった時の弔辞です。

 

「私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。
それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、
お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。

あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。
しかし、いま、お礼を言わさせていただきます。

赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
私もあなたの数多くの作品の一つです」

 

文章力も凄いですが、
インテリジェンスの深さも違いますね。

 

なんか褒めてばかりの文章になりましたが、
最後にある人はタモリについてこんなことを言っていました。


タモリさんは、かなり高位のカラス天狗の守護を受けています。
ご本人自身が過去生で、九州の山中で激しい修験道の修行を経験した魂に感じます。

若い頃は、器用に何でもこなして、
空を飛べる錯覚を覚えていたと感じます。霊体に翼が有ります。」と。

 

これからも、

タモリのテンションは終始低いので、見ている側も落ち着くのだろうし、

タモリが画面の中にいる時代は幸せかもしれませんね。

 

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