美ビルド・ネットの熊本はてな?

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福原愛メダルを取らせてあげたいって思っちゃう選手?

ちょっとメダル期待したけど・・・。
すごく頑張ったし、ほとんどの人はよくやったと喜んでますよ。

 

というのは、
あなたもご存じと思いますが、
10日の卓球女子シングルス3位決定戦、

 

福原愛(27=ANA)の相手は石川佳純が初戦で敗れたキム・ソンイ(22=北朝鮮)。
バックハンドでのカットに苦しめられて、3ゲーム連続で奪われ、
第4ゲームを接戦の末に奪取したものの、第5ゲームを落として1-4で敗れましたね。

相手選手のランキングが50位となっていましたが、
全然そんな事なかったですね。

 

勝つためには相手以上の粘り強さが求められるところだったんですが、
相手も気持ちを切らさずどうしようもなかったですよね。

 

福原愛もいつも以上の集中力を出していたが、いかんせん、分が悪かったみたいだ。
でも、
これらの相手に4位は凄いこと!

団体戦も楽しみにしていますよ。

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福原愛といえば、
あのタモリをも救ったかもしれません。

 

あなたは覚えているかどうか知りませんが、
1980年代の「笑っていいとも!」のコーナー「テレフォンショッキング」に、

ミュージシャンの織田哲郎が出演し、
学生時代に卓球をしていたと語ったところ、

 

タモリが「あれって根暗だよねー」と言い放ったんですよ。

 

その影響で、
翌年から中学生の卓球部に入部する人数が激減し、
以降、日本卓球界は暗黒時代に突入していったんです。

 

それを一つのキッカケとしてイメージチェンジを模索し、
台の色の変更を行うという結果につながったんです。

 

当時の卓球台は深緑色でしたが、
根暗なイメージを払拭するべく卓球用具メーカーが清涼感あふれるブルーへと変え、
1992年のバルセロナ五輪でみごと採用にこぎつけたんです。

 

またボールの色を白からオレンジイエローに変更し、
その後、
ユニフォームもカラフルなものが認められるようになったんです。

 

何気ない一言で卓球台の色を変えてしまったタモリの影響力もスゴイが、
イメチェンのため変化もいとわない卓球業界の柔軟性もスゴイですよね。

 

今では“泣き虫愛ちゃん”が卓球界に輝きを取り戻し、
それに石川佳純らが続いたことでいまやテレビ中継もされる注目競技の一つとなっていますね。

 

そんな福原愛ですが、
卓球の技量はもちろん超一流ですが、中国語のレベルも驚異的なんです。

 

中国ではテレビのインタビューでもネイティブと変わらない自然な中国語で受け答えしていますし、
発言内容も人柄そのまま謙虚で飾り気がなく、巧まざるユーモアに満ちているんです。

 

特に中国人から絶賛されるのが、
「東北訛り」と言われるその発音で、

中国語は、文法の決まりごとが極限までそぎ落とされたシンプルなコトバですが、
最大の難関は微妙で複雑な発音とイントネーションなんですね。

 

特に日本人には、
日本語にない母音や子音の組み合わせに4種類の異なるトーンが加わるためたいへんやっかいで、
中国語の学び初めに、
まず発音で挫折してしまうことが多いんですが、

 

福原愛の発音は中国人が聞いても
「東北出身の中国人が話している」と思うほど完成されているんです。

 

試合後のインタビューやテレビ番組で彼女の中国語を聞いて、
日本人に対する認識を新たにする中国人は多いと思いますよ。
(だから中国人のファンが多いんですね)

   

そういえば、
リオ五輪の開会式の時、彼氏とのツーショット写真が出ていましたが、

 

しばらく前"福原愛が結婚"というニュースを見て、
あなたも「あの愛ちゃんが結婚か!」「もうそんな年齢なの?」と思いますよね。

 

確かに4歳の頃から卓球の天才少女としてテレビに引っ張りだことなり、
泣きべそをかきながら卓球をしていた福原愛のイメージがずっと残っていますもんね。

昔から知っている親戚の子どもが結婚するような感覚に、
あなたもなったかも。

 

なんでも、
結婚相手とされている卓球・台湾代表の江宏傑(ジャンホンジエ)(27歳)は、
台湾のイケメン卓球選手として人気者だそうですが、

 

福原愛曰く、「怪我したとき江宏傑選手に支えてもらった」と取材に対して答えており、
ケガをきっかけに結婚を意識するようになったんでしょうか。
幸せになってほしいですね。

 

そんな結婚を一番喜ぶのは、お母さんかもしれませんね。
でも、
私が一番「この親は厳しいなー!」と、思ったのもこのお母さんなんです。

 

福原愛は3歳の時から卓球を始めてますね。
本人も「卓球歴20年です!」と言っていますし、

最年少記録を次々と塗り替えていき、
高校は名門「青森山田高校」に進学していますが、

 

高校進学あたりで、
国内のジュニアでは完全に無敵になってしまい、シニアの大会でも優勝するくらいだったんです。

 

ここで、さすが福原愛のお母さん!
福原愛中国スーパーリーグに参加させるんです。しかも2年間。

 

あなたは、息子や娘をこういう風にできますか?

 

福原愛のお母さんは、知っているんですね。
日本チャンピオンになっても世界チャンピオンになれないってことを。

 

世界の強豪と戦わせて少しでも実力をつける。
1つでも多くの試合に勝てるようにする。
そうしてランキングを1つでも上にあげる。

 

そんなお母さんですが、
応援席ではとても楽しそうに応援していましたね。

 

そりゃあ楽しいでしょうね!
自分の息子、娘がオリンピックの舞台でをおこなっているんですから。
楽しくないわけがないですよ。

 

この時点で、
親は勝ち負けなんて考えてないと思いますよ。

幸せを感じています。ポワーンって感じかな。
「ああ、こんなところで私の子供が試合をしているなんて、なんて幸せなんでしょう!」って。

 

福原愛選手、お母さんに感謝ですね。
このお母さんでなければ、今頃ただのOLさんでしたね。

 

メディアはメダルの話ばかりしていますが、

本当に語るべきは福原愛みたいに、

その選手たちの頑張っている姿だろうと思います。

 

それこそが次の世代を育成するための最高の教材になるんじゃなかろうか・・・。

 

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