「大草原のうさぎ追いinうぶやま」冬の阿蘇を満喫してうさぎを食べる?
熊本県阿蘇のうぶやま牧場周辺の原野でうさぎを探して思いっきり走った後は、
おいしい手料理で心も体も温まる。
そんな草原でうさぎを追いかけるイベント
「第19回 大草原のうさぎ追いinうぶやま」の参加者を募集しているそうですよ。
(なんだかとてもメルヘンチックな響きですね)
日時:2016年2月6日(土)9時30分~受け付け
受付場所:うぶやま牧場駐車場
会場:うぶやま牧場周辺の原野
参加費:中学生以上1000円 小学生 700円
(昼食代および保険料込み)
定員:先着100名(定員になり次第締め切ります)
申込:電話受付(1月4日(月)~)(受付時間 9時~17時)
募集受付場所:産山村うさぎ追い実行委員会(産山村企画振興課内)阿蘇郡産山村山鹿488-3
電話番号:0967-25-2211
アクセス:熊本市内から国道57号で阿蘇方面へ
「道の駅波野」の先から県道40号へ左折して約5km
家族みんなで参加できるそうですよ。
実際の映像はこちら
この「うさぎ追い」はかつて阿蘇の各地で行われていたそうですが、
産山村は「伝統を守ろう」とイベント化して今年で19回も迎えるんですね。
自然うさぎを追いこむ昔ながらの手法で、
100人ほどで横に隊列を組み、
草原にいる野生のうさぎを上から下に追いたて、
仕掛けている網で捕まえるという感じなんですね。
野生のうさぎの習性など、
最初にベテランの罠師(わなし)による作戦会議が行われた後、
地面を竹の棒でたたいて
「チョーイ、チョーイ」と掛け声を出しながら追っていきます。
うさぎを捕まえたら名前を付けて、
参加者全員で記念撮影後
またもとの草原に帰すというひとときの自然体験だそうですよ。
その後は産山村の食材を使った温かい高菜飯と豚汁で昼食会です。
私は取ったうさぎを食べるのかなと思っていましたよ。安心!
というのは、
昔「ふるさと」という曲を習いましたが、
歌詞の中で
『兎 追いし かの山』というものがありますが、
『兎 美味し かの山』だと思ったんですね。
こんがり焼けたうさぎ肉を想像して、ちょっとおいしそう?・・・と。
12/21追伸
『兎 追いし かの山』の部分で
「言世と一昌の夢幻問答_尋常小学唱歌と早春賦の秘密」http://blogs.yahoo.co.jp/kotoyo_sakiyama#63371115
というサイトを運営されている方からご指摘がありましたので付け加えておきます。
「代表的な名作唱歌「故郷」は、熊本の兎狩から生まれたのですよ。冗談半分で言ってる場合じゃありません。
五高の兎狩の歴史をひもとけば、吉丸一昌先生にあたります。
その吉丸先生こそ、文部省唱歌の歌詞主任です。
兎追いしは、いまでは、なぜか高野先生の信州との関連ばかり言われていますが、それは間違いといわねばなりません」
ちなみに、
実際のうさぎの肉はちょっとクセがあるみたいで、
好き嫌いがあるそうですよ。
(外国に行くと市場やスーパーで普通に売っているそうです)
この「うさぎ追い」の中心となるうぶやま牧場では、
乳製品製造工場の作業風景が外部から一望できるように配置し、
また手作りアイスクリーム、バター造り、生キャラメル造り等の室内体験を始め、
屋外では乳搾り、自然満喫セグウエイ等の体験もできるそうです。
また、
牧場近くにある市民農園には、
貸し農園を設置し、都市住民等の憩いの場所となっているそうです。
そして、
産山村では他にもイベントがあるんですよ。
8月には「ヒゴタイ祭り」と言って、
毎年8月に村民や都市との交流の一環として行われるイベントで、
地域興しG等の出店や、多彩な催しを毎年企画し、
地域住民を始め沢山の方が楽しめる祭りとなっています。
11月には「うぶやまよかとこ祭り」というのがあったらしく、
うぶやま牧場が中心となり、
秋の収穫の感謝を基本に毎年手法を変えて行う手造り祭りなんです。
それから、
この「大草原のうさぎ追いinうぶやま」は大雪で中止になった年もあったみたいで、
遠方からの参加する人は万全の防寒対策や、
車にはスタッドレスタイヤ等を装着して現地入りしなければいけないかもしれませんね。
あなたを「うさぎさん」が待っているかも・・・。