「奨学金破産」勉強するって贅沢なことなのに?
奨学金破産してる人は、
卒業後、非正規雇用で収入が少ないのに節約せず返済を後回しにしたあげく、
徐々に月に返済額が増え払うことが難しくなっていき自己破産するか、
卒業後ニートになり安易に自己破産を申請して借金をチャラにしようっていう、
どちらかだと思うが・・・。
というのは、
奨学金制度を担う日本学生支援機構に奨学金を返せず自己破産するケースが、
借りた本人だけでなく親族にも広がっているそうです。
過去5年間の自己破産は延べ1万5千人で、半分近くが親や親戚ら保証人みたいで、
どうも無担保・無審査で借りた奨学金が重荷となり、破産の連鎖を招いているみたいだが。
この日本学生支援機構は、
大学などへの進学時に奨学金を貸与し、担保や審査はなく、卒業から20年以内に分割で返し、
借りる人は連帯保証人(父母のどちらか)と保証人(4親等以内)を立てる「人的保証」か、
保証機関に保証料を払う「機関保証」を選ぶんだそうですよ。
2016年度の利用者は131万人で、
大学・短大生では2・6人に1人。貸与額は約1兆円で、成績と収入の要件があり、
1人あたりの平均は無利子(50万人)が237万円、
要件の緩やかな有利子(81万人)が343万円。
給付型奨学金は、
17年度から始まり、新年度以降、毎年2万人規模になるそうです。
そもそも、奨学金を借りてまで大学行く必要があるレベルの人たちなのか? とも思うが、
借りたら返す。当たり前のことですよね。
返さない人達の中には、
「奨学金を借りたけど、借り先は国の機関だから、最悪は返済しなくても許してくれるだろう」
なんて甘い考えがどこかにはあるのでは。
これが、闇金ウシジマくんみたいなら、そんな甘さはないと思いますよ。
そして民間は返せなくても自己破産で済みますが、
国から借りたお金は返せないと死ぬまで追って来るから政府系融資は借りちゃだめというのは、
中小の経営者がいつも言っていることですからね。
でも奨学金を借りる人達は、借りるときは返せると思っているし、
きっと借りるときは、返せないなら破産しようとも思ってないと思います。
働き出してからみんな気づくんでしょうね。
だから奨学金の審査では、
これからは何を学びたいのか、将来どういう方向の仕事に就きたいのかが明確な人物に限定するべきでは。
奨学金を受ける理由に「家計が厳しいから」的なことを書いておけば通ってしまう審査は、
審査とは言わないと思いますよ。
いずれにして、
勉強するって贅沢なことなんだと思います。
今の自分の身を立てるために自分が贅沢したお金だということを忘れないで頂きたいし、
そういうお金だと自覚して使ってもらいたいですね。