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「原爆の日」カウント折り紙で平和が続くように!

最近は8月6日、9日、15日が何の日か知らない人すらいますね。
学校で習うはずなのに・・・。
日本人なら絶対に忘れてはいけない日だと思います。

 

戦争という過ちを繰り返さないために・・・。

 

そして、
時代の流れに伴う風化に抗うためには、
はだしのゲン」とか「火垂るの墓」とか、戦争作品に触れることって大事だと思いますよ。

 

でも、
小学校の図書館に「はだしのゲン」の漫画を置くことを問題視する(グロイ内容なので)学校があるくらいですから、
平和学習だって年々手抜きになっているように感じるが・・・。

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8月6日広島は被爆から72年となる「原爆の日」を迎えますね。
広島市中区平和記念公園安倍晋三首相や各国駐日大使らが参列し平和記念式典が開かれ、
核兵器のない世界」への前進を訴えるそうですが、

 

風化どころかどんどん深刻になって来ている事実を知らないまま北朝鮮のミサイルに怯えていますね。
広島に原爆を落としたのは戦争を終結する手段ではなく、

核戦争時代の序章、大実験であったことは言うまでもないし、
広島と長崎に原爆を投下した国と一番仲良くしていますね。

北朝鮮は昔のアメリカの真似をしているに過ぎないかもしれません。

 

そして真珠湾攻撃の慰霊祭には未だ日本人の参加は難しいと聞きます。
原爆の日に広島で被災者の御霊に手を合わせる外国人も多いでしょうが、

今の友好関係とは全く別の意味で、
民族浄化」と「蔑視」があったことをしっかりと後生に伝えるべきだと思いますよ。

 

また戦争で亡くなられた方は、
原爆を投下された広島と長崎の方々だけではなく、

南方や大陸での戦いで亡くなられた方、
戦争がなければ普通の生活を送っていた人々の方がよっぽど多くいることも忘れてはならないでしょうね。

   

ところで、
折り鶴から作られた紙「恩返紙|おんがえし(折鶴奉書)」をご存知ですか。

 

原爆が投下された広島や長崎には、
平和への願いが込められた折り鶴が、日本中、世界中から毎年数多く捧げられ、
その数は年間で約一千万羽(約10トン)を超えるそうです。

 

この折り鶴を古紙と混ぜて「恩返紙|おんがえし(折鶴奉書)」という再生紙が作られたんですね。
和紙のようなやわらかい色合いの中に、

様々な色の折り紙が細かく不規則に散りばめらカウント折り紙は、その恩返紙を使用し、
平和な時間が続くようにと再び折り紙として命を吹き込んだもので、

 

「長崎に原爆が投下された1945年8月9日を最後に」という思いで、
その翌日からの核兵器が使用されていない日数をカウントし続けている折り紙なんです。

「カウント折り紙」はこちらで→http://fromkobe.jp/?pid=120504296

 

それにしても、
原爆の日」を含めた戦争に疑問、仕方ない、間違いだった、許してはならないという声が多いんですが、
70年が過ぎて、これらの疑問は解決されていないみたいです。

 

私たち国民もこの問題をこの時期しか表に出さず、政府も同じ主張を繰り返すばかりで、
語り部の役割を担う方々も高齢化し、後世が育っていないように感じます。

 

もう一度、この体験を後世に伝えるべき事柄なのかを、再考すべき時期かもしれません。