「フリー素材アイドル」くまモンみたいな「損して得取れの精神」なの?
自称も含め、今は「アイドル」が山ほどいるから、まず注目してもらうことが大変ですよね。
その意味では面白い試みだと思いますよ。
でも無料素材ってあくまでも素材だから素材を探してる方としては、
自分が探してるものに合致するものでないと使う必然性がないかも。
というのは、
一卵性双生児の姉妹で構成されるヒップホップユニットのMika+Rikaが、
「フリー素材アイドル」として話題を集めているんです。
「私たち、無料です。」というキャッチコピーで、
肖像権・著作権を放棄し、自分達の写真や動画をWEB上に公開しているそうです。
(http://ameblo.jp/mika-rika1125/)
フリー素材のサイトダウンロード数は1か月で50万ダウンロードしているみたいで、
その無料素材を求めている人はクリエイティブ系、広告会社とかIT系みたいな人が多いみたいなんですが、
今ではそれまでになかった、
ラジオの出演依頼や雑誌の取材など高額なギャラをもらうわけじゃないんけど、
フリー素材にしたことによって仕事が広がっているそうです。
そもそもMika+Rikaがこのような「フリー素材アイドル」のヒントになったのが、
我が郷土熊本県の商標使用料が無料の「くまモン」だったそうで、
無料にすれば、
私たちも広がっていくんじゃないかという発想からだそうですよ。
「くまモン」といえば熊本県いや日本を代表するキャラクターになって、
「くまモン」商品の売り上げが1000億 円を突破していますね。
有名デザイナー水野学氏がデザインをしたものを熊本県が著作権を買取り、
熊本県自ら商標権を獲得していますね。
著作権表記だけで使用料を無料にしたのは、
熊本県が「くまモン」をきっかけに熊本を盛り上げたい!
という熱い想いからきているんですよ。
つまり熊本県は、
【くまモンの商標使用料】<【くまモンの生み出す経済効果】を選んだんです。
ついでに書いておくと、
よく有名人や文筆業の人達は著作権があるとか色々言いますが、
著作権は著作者が、
「おい、それは俺のだから使ったらいかんバイ!」(熊本弁ですが)
なんて言わないと著作権違反にならないんですよ。
第三者が「著作権違反!」って言っても違反にはならないんですが、
でも著作権違反は立派な犯罪なんです。
10年以下の懲役、または1000万以下の罰金となるんですよ。
だからコピーを禁止する法律ではなく、
著作者にコピーしていいか悪いか選ばせる権利と思ったほうが良いみたいですよ。
それから芸能人などが肖像権とか言いますが、
肖像権に関する法律は無いから犯罪にはならないので捕まりませんが、
民事で訴えられる可能性があるんです。
でもこれも、
肖像権を持った本人が訴えない限り侵害にはならないんです。
芸能人などは顧客吸引力があるため、
パブリシティ権が適用されるんです。
でも芸能人や著名人はプライバシーを捨てて、
肖像を売ることで収入を得ていますから、訴えづらいですよね。
その線引が、このパブリシティ権利なんですよ。
簡単に言うと、
「私の肖像を使ってビジネスするなら許可とってね」ということなんです。
そういう権利があるMika+Rikaが「フリー素材アイドル」として著作権など放棄したことは、
かなりの思い切りが必要だったでしょうね。
でも誰もやっていないことを先行してやると強みになりますし、
「損して得取れの精神」で、
目先の利益に群がらずステキな行動だと思いますよ。
Mika+Rikaさん、
大変と思いますが頑張ってくださいね。
「くまモン電車」が脱線 ふなっしーにボディアタックされた?
テヘッ、やってもうた。そんな感じに見えるが、
くまモンは悪くないから大丈夫だよ。
なんて笑いごとでは済まされませんが、
22日午後9時25分ごろ、我が郷土熊本の熊本電鉄の下り列車が、
始発の藤崎宮前駅(熊本市中央区)を出た直後に脱線したんです。
脱線したのは「くまモン」のイラストをあしらった「くまモン電車」(2両編成)で、
列車は藤崎宮前駅から約100メートルの地点で脱線し、
先頭車両が進行方向に向かって右側に傾いた状態になったみたいですよ。
熊本電鉄の説明では、
乗客約50人と乗員にけがはなく、乗客は現場で列車を降り職員が最寄りのバス停へ誘導したそうです。
ただ今現在では脱線の原因は分かっていないみたいですが、
この電車は20年前まで都営地下鉄三田線で走っていた車輛みたいで、
ふなっしーにボディアタックされたから脱線したなんて言われているみたい?(これはウソですが)
でもくまモンのお陰で横転の惨事を防いだかも。さすがくまモン?
この「くまモン電車」の脱線は夜で良かったと思いますよ。
街中で交通量の多い所だから昼間だったら接触事故になってたかもしれないし大渋滞になってたかも。
なんでも、
川崎重工が開発した新型のカーボン台車の試験車だったみたいで、
台車の異常ならエライ事になるかも。
そういえば、
23日午前4時ごろには北海道洞爺湖町のJR室蘭線洞爺-有珠間で、
隅田川(東京)発札幌貨物ターミナル行き貨物列車(19両編成)も脱線しましたね。
JR北海道によると、
脱線の原因はこちらも不明で復旧のメドは立っていないそうですよ。
また
22日午前11時ごろには和歌山県御坊市内を走る紀州鉄道の御坊―学門駅間で、
御坊発 西御坊行きの列車(1両編成)も脱線しましたね。
乗客5人にけがはなかったみたいで良かったですが、
そもそも鉄道の脱線ってどうして起こるんでしょうね?
原因はいくつかあるらしく、
まず車輪のフランジ(線路から外れないようにする出っ張り)が線路に当たるとき、
大きな負荷がかかり、
それが一定以上になると外れることにより脱線するそうです。
あなたも覚えているかもしれませんが、
福知山線脱線事故は、これで発生したそうなんですね。
また線路が何らかの原因で規定以上に広がることにより、
車輪が隙間に落ちることがあり、JR北海道の貨物列車脱線事故はこのタイプだったそうです。
また線路への置石による脱線事故もあり、
こちらは列車往来危険罪で罪に問われ、死者が出た場合は死刑にもなるそうですよ。
また地震により車体が浮くことにより脱線することもあり、
新潟県中越地震により上越新幹線がこれで脱線しましたね。
さらには土砂崩れに巻き込まれての脱線、保線車両をしまう線路の収納を忘れての脱線と、
ヒューマンエラーなら意図的なスピード超過などがあり、
脱線事故といっても様々なパターンがあるみたいですよ。
ところで、
あなたも「ハインリッヒの法則」ってご存知と思いますが、
「ハインリッヒの法則」とは、
アメリカのハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという人物が1929年に初めて発表した内容なんですが、
「不注意によるヒヤリとしたミスの積み重ねが 軽微な事故の原因となっており、
軽微な事故の積み重ねが 重大事故の原因になっている」
というものなんですね。
具体的には、
•1件の重大な事故・災害(=重傷者が出る程)が発生した場合、
•29件の軽微な事故・災害(=軽傷者が出る程)が既に発生しており、
•300件のヒヤリ・ハット(=怪我人は出ないものの、ヒヤリとした出来事)が既に発生している。
ということになるんです。
表立ってマスコミを賑わせるような重大事故が1件発生した場合、
実はその裏では 29件の軽微な事故が発生しており、
さらにその裏では、
300件もの些細なミスが発生しているという恐ろしい法則なんですよ。
たとえば、
2005年に発生したJR福知山線の脱線事故ですね。
多くの死傷者を出しマスコミを賑わせた大事故でしたが、
その後の調査によれば、
停止線にきっちりと止まれなかったオーバーラン・減速するはずのカーブでのスピード超過が、
脱線事故前に300件以上も発生していたそうですよ。
これらオーバーラン&スピード超過は、
「電車の運転手がヒヤリ」とする程度の些細なミス(=ヒヤリ・ハット)でしかなく、
後々の事故調査によって初めて明らかになったものなんですね。
報告さえもされておらず、
脱線事故が発生しない限りは「運転手のみが把握していたミス」だったそうですが、
そういったヒヤリ・ハットを積み重ねていった結果、
脱線事故という大事故に繋がってしまったというわけなんです。
「くまモン電車」の脱線事故が
「ハインリッヒの法則」にあてはまらないといいんですが、
さっそく国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が23日午前に事故現場で調査を始めたみたいで、
原因が、
「くまモン電車」だから車輪も「ゆるかった」で終わらないようにしてほしいですね。
「くまモン」紅白歌合戦舞台裏のMVP?
新年明けましておめでとうございます。
と言っても我が郷土熊本では、
一年前には想像すらしなかった環境で年を越した人も多いでしょうね。
4月の「熊本地震」、6月の「集中豪雨」、10月の「阿蘇山大噴火」
そして暮れも押し詰まってからの「鳥インフルエンザ」と、
年が改まっても、
忘れられない2016年という年だったですよね。
そんな年だったですが、
ハッピーニューイヤーイブには何年かぶりに紅白歌合戦を観ることができました。
しかし、
史上最もつまらない紅白だったとか、
せっかくのタモリとマツコ・デラックスも紅白歌合戦に参加してない感じだったとか、
悪評ぷんぷんだったみたいで、
なんか番組の迷いが感じられた昨年の紅白歌合戦でしたが、
あなたはいかがだったですか?(絶対白組が勝ったと今でも思っていますが)
そんな中
氷川きよしが熊本城からの中継で「白雲の城」を歌う直前に、
熊本出身の武田真一アナが、
「熊本は私のふるさとです。家族や親戚や友達がいます。育った家もあります。思い出の景色もあります。
そんなふるさとが、震災で大変なことになってしまいました」
「今も先が見えない苦しい思いをしている人がいます。遠く離れていても、
ふるさとの姿を心に焼き付けていきます。頑張るばい、熊本」と、
我が郷土熊本に向かって呼びかけた時は、
涙が落ちそうになりましたよ。
熊本で観ていた人はきっと励まされたと思います。
その場面では、
熊本にいるはずの「くまモン」もいましたね。
そんな「くまモン」は、
昨年の紅白歌合戦の舞台裏のMVPとも言われているみたいですよ。
テレビカメラに映っていないにもかかわらず、
出演者に手を振ったり、
ハイタッチを繰り返したりしていて、
舞台裏のピリピリした空気を和らげていたそうで、
松田聖子などは、
舞台裏でくまモンを見つけると「あっ、くまもーん!」と声をかけて、
はじけるような笑顔だったそうですよ。(綺麗に歌っていましたね)
X JAPANの出演時には、
YOSHIKIのドラム演奏に合わせ、“エアドラミング”を披露して、
現場の盛り上げに一役買っていましたね。
また“けん玉演歌歌手”として知られる三山ひろしが歌う時、
「ハリセンボン」の箕輪はるかなどと一緒に、
けん玉のパフォーマンスにも挑戦していましたよね。(残念ながら失敗したみたいですが)
そういえば、
東京証券取引所での大納会でも、
女子レスリングの伊調 馨選手と一緒にくまモンも出席し、
「おうえん ありがとう」だモンと、
熊本地震への支援に感謝の気持ちを伝えましたね。
「くまモン」昨年は熊本の為に活躍してくれてありがとうございます。
今年も熊本復興のために共に頑張りましょうね。