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歯科医刺殺 まったく歯無しにならん?

歯を治療して殺されるなんて、歯科医は気の毒すぎますね。

 

患者は医師を選べるけど、逆はできない。
ニュースにならないだけで、小さい事件や争いはたくさん起きてるんでしょうね。

 

でも殺してはいけないです。
歯科医の人も患者と治療のことをよく説明して話し合って、

抜くことになりそうだったらなぜそうした方がいいのか丁寧に説明していくことが、
こういう人から身を守ることになるのかもしれないです。

 

歯の治療はトラブルになりやすいので、
患者が納得する治療を心掛けないといけないでしょうね。

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というのは、
1月20日に岐阜市黒野南2丁目の渕野歯科医院で院長の渕野太賀臣(たかお)さん(50)が
無職の長浜伸幸(58)に包丁のような刃物で首を切られて死亡したんですね。

 

気の荒い人と近所の人に言われていた長浜伸幸は、
数年前に渕野さんから受けた歯槽膿漏の治療で「歯を余分に抜かれた」などと不満を抱いていたらしく、

 

長浜伸幸は16日に、渕野さん宛ての手紙を医院に直接投函し、
17日には渕野歯科医院で渕野さんと話をしたんですが、

18日にも手紙が届いたため、渕野さんが岐阜北署に相談。
その後、
長浜伸幸も同日に渕野さんの後に署を訪れて治療への不満などを漏らしていたというんです。
 
手紙には、
治療への不満や金を要求している内容があったみたいですよ。

 

歯槽膿漏になるまで、ほっとく方もどうかと思いますけど、
こういう場合、
警察に相談しても意味ないってことかもしれませんね。

 

抜く前に説明とかあったと思うんですが、納得してないなら断れば良かったのでは?
歯医者変えれば済む話と思うんですが・・・。

自分に正当性があるなら裁判で白黒つけたらよかったんですよ。
どんな理由があっても刺殺したら負けですよね。

 

まったく歯無しに、いや話になりませんね。

   

そもそも歯槽膿漏とは、
「サイレントディジーズ」と言われる、沈黙の病気みたいで、

 

専門用語でいうと「歯周病」と同じ意味で使われていて、
歯周病ギネスブックに、
人類史上最も感染者の多い感染症と記載されるほど感染者の多い感染症で、
歯が抜ける原因の第一位を占めるほどリスクの高い病気なんですね。

 

歯茎が腫れている気がする、
歯磨きすると血が出る、
口臭があるなどの症状でそれは歯槽膿漏歯周病)の可能性が高いみたいですよ。

 

あまり痛みなどの自覚症状がないため気付かないうちに症状は進行してしまい、
放置しておくと歯の周りの骨まで溶けて膿が溜まり最後には抜歯となることもあるんですね。

 

歯槽膿漏は、
初期の段階であれば治ることが知られているんです。

 

歯茎の周りに汚れがたまっている程度なら、数回の治療で治すことができますが、
膿が出ている状態が何年の続いている場合は、治すことは難しいみたいですよ。

 

歯槽膿漏の原因は、なんと言ってもお口の中の汚れ、磨き残しなんです。
磨いているのと磨けているのでは違いますからね。

 

1日3回食後に歯磨きをする習慣をつけることがまず最初に行える自宅ケアですが、
3回磨いていれば良いのでなく、きちんと汚れが取れていることが大切なんですよ。

 

私の場合、
ここ10年間ぐらい毎月一回近所の歯科医院に行き、歯磨きのチエックと口内清掃をしてもらっています。

 

衛生士さんは見れば磨き残しがすぐわかるみたいで、
帰る際に歯型が載っている紙に赤で塗りつぶして、
「ここに磨き残しがありますよ」と教えてくれるんです。(パーセンテージが書いてあります)

そして、
夜、磨く時にその部分は注意して磨くようにしているんです(約25分ぐらいかかりますが)

 

だから、
歯槽膿漏にかかったこともなければ、虫歯も早期発見で治療してもらっているんですよ。

 

歯は本当に大事だなとつくづく思います。

 

「歯を失って、初めてその大切さに気づいた……」と、
犯人の長浜伸幸が思ったかどうかわかりませんが、

 

やはり認識としては、
歯医者とは「虫歯や歯周病になってから治療に行く場所」と思っていたのかもしれません。

 

歯科先進国での位置づけみたいに、

「虫歯や歯周病にならないように、予防に行く場所」

と思っていたら渕野歯科医は殺されずに済んだかもしれませんね。

   


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