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「学歴分断」大卒だろうと、高卒だろうと個人の力量?

勉強できるのと、仕事ができるのとは違うと、
よく言われますが、
学力が高ければ高いほど、高給取りが多いのも事実なんですね。

 

これは仕事の質が変化していて、
それに対応できなくなっている人が多くなっているからではないのでしょうか。

昔はブルーカラーが手を動かす、だったですけど、
今は単純労働は機械に置き換えられていく傾向にあり、
単に手を動かすという仕事自体が必要とされなくなっていると思うんですね。

 

今は最低でもパソコンを扱えることが必須であり、
それも昔でいうところの使えるレベルではなく、
もっと効率的なレベルが仕事として要求されているんです。

そうなると、
やはり考え方の差が生まれてきて、
それがたまたま学歴の差に当てはまっているのかもしれませんよ。

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というのは、
BuzzFeed Japan という雑誌に「『学歴』で分断される日本のリアル」という記事で、
一部引用すると、

 

「日本は学歴で分断される社会になっている」と。

大卒は大卒同士で、非大卒はそこでかたまり、それぞれまったく違う文化のなかで生活をしている。
いってしまえば、違う日本社会で生きている。
自分とその周囲の視点だけでみる「日本」はかなり偏っている可能性がある」と。

 

この記事に対するコメント(2952件)の一部を引用すると、

 

・問題なのは世代間の不平等。
 昔は高卒でもNTTなどの大企業に正社員で就職できたし今は課長になってる人もたくさんいる。
 今から高卒でNTTに正社員で入って課長になるなんて不可能でしょ?

 

・親が子の可能性を広げたいというのもわかるが、
 一方で給料が高い大卒をこれ以上増産したところで企業としては給料が安くても勤勉に
 働いてくれる高卒の方がニーズがあったりするわけだ。
 お隣の韓国なんか大学進学率が日本よりも高いけど就職できない人を増産している。

 

・統計的に見ればまさにそうだよね。収入で言えば大卒>高卒。
 問題は、記事にもあるように、高卒の人の経済基盤が弱いこと。
 かつての日本は、農民や職人等のブルーカラーに対する敬意があったし、
 そういう人達もそれなりに生活できた。

 でも今はブルーカラーは不正規雇用だったり、
 農家は見下され農業だけでは食べていけない人が大半。俺の実家もかつては専業農家だった。

 

・知り合いに東大卒業してるけどスーパーでレジ打ってる奴もいるし、
 中卒でも起業して社員20名の会社の社長になってる奴もいる、
 親の会社を次いでも倒産した奴もいる、大学卒業すれば就職の幅は広がるけど・・・
 結局その人の努力と才能次第では?

 

・この手の格差はあって当然かもよ。
 大卒が高卒を見下すのはまずしてはいけないけれど、
 それより厄介なのが、どこの大学卒かを気にし合う大卒同士のレベル争いよね。

 

・サラリーマンの世界ではそうかも知れないが、
 自営業や個人の才能で生きていくプロの世界では全く関係ないんでは。
 大卒と言っても大半の人は何も取り柄ない。

 

電通なんてエリートばかりだろうけど、
 あんなひどい労働環境で人が幸せになるとは思えない。

 一方、高卒でも地元の中小企業に就職して、
 地元で結婚して幸せな家庭を築いている人もたくさんいる。
 何が幸せなのかは人それぞれで、個人的なものだろう。

 

・お隣の国みたいにいき過ぎはよくないけど、
 小さい頃から地道な努力を積み重ねた者が将来成功を収めるシステムは決して悪くないと思う
 学歴が全てではないけど、他の何より公平な評価基準

 

・勉強できるのと、仕事ができるのとは違うと、よく言われるが、
 しかしながら、学力が高ければ高いほど、高給取りが多いのも事実。
 あとは、生きて行く上で、精神面が強くないと、やっていけない。
 パワハラ、セクハラ、モラハラやらで、鬱になり、自殺しちゃうんじゃね…

 

・東大出てても駄目な人は駄目だし、中卒でも凄い人は凄い。
 要は就いた仕事が自分に合っていて延びしろがあるかないかだと思う。
 あとは社会性がある人が成功していると思う。

 

・どうしょうもない大学に行って貴重な若い時間を無駄に4年も過ごすくらいなら、
 高卒でも中卒でも何かスキルを身につけた方が良い。
 他の人にできない技術なり専門性を持った方がよっぽど良い。

 

・私の両親は中卒と高卒でしたが、私も妹も大卒でしたから、統計では少数派ですね。
 私は外資系に勤めていますし、海外赴任もしましたが、欧米はもっと学歴社会ですし、
 大卒でも有名大とそれ以外では、入った時から年俸は差がありますし、
 無名大卒では、出世はまずないです。
 まだ日本はましな方です。

 

・大卒でも高卒でも中卒でも、仕事ができるかどうかはその人次第だが、
 学歴によってチャレンジできる仕事は変わる。
 学歴がある方がより豊富で高度な仕事に就ける。これはいうまでもない。
 
 だけど、忘れてはいけないのは、大学に行けた人は親の努力もあるということ。
 僕みたいに親に反対されながらも、全部自分で支払って大学いった人はどれだけいるだろう  

 

とほんの一部ですけど、
色々な考え方また色々な体験をされての意見で参考になりますね。

 

最後のコメントにあった「大学に行けた人は親の努力もある」は大事なことですね。
大卒のあなただったら親にしっかり感謝したほうがいいかも。

 

確かに大学出た方が幅は広がるでしょうが、
高卒だろうと、大卒だろうと世の中に不必要な仕事は殆どないはずで、
その内容で上下を付けるのはおかしいのかも。

 

誰でも出来るような単純作業だとしても、
それをしようと思う人、出来る人がいる反面、それは嫌だと思う人もいるわけですから、
それでもそれが必要な事である以上、誰かがやらなければ成り立たないですよね。

難しい事でも簡単な事でも、
自分が出来ない事をする人に対する敬意はあるべきでしょうね。

 

どんなに大卒で頭が良くても、
「謙虚である」「素直である」「こだわりがない知性」が大切で、
こういう人が真に博識な人と言えると思いますよ。

 

もしあなたが女性で結婚する男性を選ぶなら、
ただ学歴が高い学識者よりも、学歴がありながらも色々なこと、
真理にも理解を示そうとする柔軟性のある知性を持つ人との生活が楽しいと思いますし、

 

男同士でも、同じことが言えますね。
いちいちと反論する男性と飲んでいても楽しくはありませんよね。

公平に他人の言い分も聞く耳を持ち、
その上で持論を述べる人と話しますと勉強になりますね。

   

それから、
高卒だろうと、大卒だろうと学歴に関係なく、
高年収を手にするには「希少性」がポイントになるみたいですよ。

 

あなたも中学生か高校生のときに「需要と供給」について学んだと思うんですが、

「年収は需要と供給の関係で決まる」

ことを知らない人が多いみたいですよ。

 

「自分は仕事をきちんとやっているのに、上司が評価してくれない」
と嘆いている人ってコメントなんかでも多いんですが、

もちろん、
上司が高く評価すれば年収がアップする企業もたくさんありますが、
それだけではダメなんですね。

年収は「需要と供給の関係で決まる」ことを認識しなければいけないんです。

 

ただ、
年収が3割アップしても、
年間総労働時間が3割増えていたら、“同じ”ですよね。

 

以前は年2000時間働いていたのに、
2600時間働いたら年収が3割アップしたんですが、
これでは、
全く生産性が上がっていないことになるんですね。

長く働いて年収をアップさせるのではなくて、
同じ労働時間で年収をアップさせなければいけないんですよ。

 

つまり、
時間当たりの付加価値を上げなければいけないんです。

希少性を確保するには2つのポイントがあって、

 

一つは、
需要がたくさんある市場で、
供給が少なければ稼ぎが上がりますね。

 

もう一つは、
需要がそれほどない市場でも、
供給側が1人しかいなければ稼ぎが上がりますよね。

 

たとえば、
小さな島で人口が少なくても、
医師の免許を持っているのが1人であればその人は稼ぐことができますね。

 

オリンピックのメダリストになるのには、
100万人に1人くらいの確率と言われていますが、

その100万人の中でたった1人の存在になれば、
年収1000万円以上どころか、人によっては億単位で稼ぐことができるんです。

 

100万人に1人の存在にいきなりなるのは難しいですが、
まず、
100人の中で1人になるのはそれほど難しくありませんよね。

 

100人の中で1人の存在になるには、
1万時間くらいあればなれると言われているんですが、

1日6時間その仕事に集中すると、
だいたい5年で1万時間になり、
1日3時間でも10年でその仕事をマスターできるでしょうね。

そうして100人に1人になることができれば、
次はそれに近い別の分野で、100人の中の1人を目指すんです。

 

たとえば、
20代で営業で100人に1人の存在になって、
次の30代で販売分野で100人に1人の存在になると、

100分の1×100分の1で、
1万人に1人の存在になることができるんです(掛け算の妙ですね)

 

ですから需要と供給のことを考えずに、
また自分自身の希少性をどう演出するかも考えずに仕事をしていると、

今後「年収」は下がる可能性が高くなるみたいですよ。

 

なぜなら、
いま人間がやっている仕事が、
明日コンピュータにとって代わられるかもしれないからなんです。

 

ホワイトカラーが今やっている多くの処理業務は、
IT化やロボット化が進んで、やがてなくなっていくでしょう。

そうした影響を受けないようにするには、
何かと何かを掛け算して、
自分の希少性を上げていかなければならないんです。

 

これはあれこれ浮気せず1つの業種を極めていく人は、
大卒だろうが中卒だろうがそれなりのものになってるという典型なのでは・・・。 

 

やはりどんな環境の中で住もうが自分次第だと思いますよ。

 

どんな状況下でも、
人は自分の生き方を最終的には自身で選択「している」んですから、

高卒だから、大卒だからとそれを逆に周囲の責任にしても、
何も始まりませんよ。

 

だから、

・いつもニコニコしていること。

・恨む気持ちを持たないこと。

・恐怖感を持たないこと。

 

この3点に注意していると、

脳内ホルモンの分泌が変わって、
あなたの脳が健康な状態のまま長生きできるんです。

 

あなたも「学歴」などに惑わされずに、

失敗を恐れず自分の良心を基準にして「自分が欲する事」をすれば良いですよ。