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鳥インフルエンザ殺処分熊本でも！全世界の鳥インフル終息宣言を願う！

事件・事故 熊本県内

人間がインフルエンザになったら殺さない。
鳥はインフルエンザにかかったら殺される。

 

ここ最近でどれだけの数の鳥が殺処分されたのだろう・・・。
鳥に限らず食べ物にはあらためて感謝して食べようと思います。
来年は酉年、罰が当たらなければいいですけどね。

 

もうあなたもご存じのように、
熊本県南関町の養鶏場でもは１２月２７日に、

毒性の強いH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されて、
約10万7000羽をすべて殺処分したみたいですね。

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今冬だけでも日本国内の農場で鳥インフルの感染が確認されたのは、
新潟県関川村、青森市、北海道清水町、宮崎県川南町の4道県での事例に続き、
7件目でこれまでの6件では全て「H5N6型」のウイルスが検出されているんです。

 

農水省などによると、
日本では、卵や肉を食べたことが原因で、
鳥インフルエンザにヒトが感染した例は報告されていないみたいですが、　
ヒトに感染するような事態になったらまさにパンデミックにつながりかねないですよね。

 

それにしても、
この年末に養鶏業者の被害は大変なものでしょうね。
心よりお察しします。

 

日本国内に限らず韓国や中国、
そして欧州など全世界で猛威を振るっているようで、

インド東部オディシャ州では２５００羽以上が殺処分され、
韓国などは2500万羽が殺処分され、過去最悪の事態を迎えているみたいですよ。

 

養鶏場の全ての鶏を殺処分するのは、いかにも残酷にみえるんですが、
ここまで防疫対策を徹底するのにはふたつの意味があるみたいですよ。

 

一義的には鳥インフルエンザの拡大を防ぎ、ウイルスを撲滅するためなんですが、
ヒトの間で流行するインフルエンザウイルスの起源は、
この鳥インフルエンザウイルスなんですね。

 

インフルエンザウイルスは伝播力が強く、
変異ウイルスに変化しやすいうえに、

鳥のウイルスの遺伝子がヒト感染しやすいウイルスに入れ替わる、
「異端」のウイルスが生まれやすいんです。

 

だから世界保健機関（WHO）は、
こういった変異によってヒトからヒトへと感染する新型インフルエンザウイルスの出現を、
最も警戒しているんですね。

 

ここでカギを握るのがブタの存在だそうで、
ブタは鳥インフルエンザウイルスにも、
ヒトの間で流行するインフルエンザウイルスにも感染するみたいで、

この両方のウイルスがブタの体内で交雑して遺伝子再集合を起こして、
新型インフルエンザウイルスが生まれるそうです。

 

鳥インフルエンザウイルスに養鶏場の鶏が感染した場合、
その密集した環境の中で感染が爆発してウイルスが大量に増えますね。

鶏肉や卵が集荷されて運び出されるし、人の出入りもあります。
防疫を疎かにしてウイルスが蔓延すれば、
ブタとの交雑する機会は増えることになるから、

日本だけが蔓延を阻止しても効果は少ないので、
世界的な防疫対策を徹底しなければならないわけなんです。

 

早く全世界の鳥インフル終息宣言を願いたいですね。

   

ちなみに、
鳥インフルエンザの殺処分は、
鶏をポリバケツやゴミ箱に入れて炭酸ガスを注入して窒息死させて、
そのあとゴミ袋に詰めて運び出し埋設しているそうです。

 

環境には負荷がかかるかもしれませんが、
現状迅速に処理するそれ以外の方法が無いみたいなんですよ。

焼却も行われますが、
清掃工場等への移動中に感染が拡大する危険もある為、
可能な限り移動させずに隣接地で処理するそうです。

 

一般的に鳥インフルエンザウイルスは、
ヒトに感染することはほぼありませんし、人から人への感染もほぼ無いとされているんですが、

 

A型インフルエンザウイルスはB型に比べて変異しやすいことから、
鳥インフルエンザが鳥の間で感染を繰り返すうちに、

鳥からヒトへ、
人から人へと感染を起こすタイプに変異した場合は危険なんです。

 

なぜなら、
このような変異により出現したインフルエンザウイルスは、
人が免疫を持たない新型ウイルスだからなんです。

 

もし鳥インフルエンザが人間に感染した場合の主な症状は、

・突然の高熱

・咳など呼吸器の症状

・全身の倦怠感や筋肉痛

などがあり、
これらはインフルエンザA型のものと良く似ているみたいですよ。

 

症状の重さは感染したウイルス株によって異なるんですが、
ほとんど症状の無いような軽症のものから急激に悪化して死にいたるようなものまで、
さまざまな症状が現れるそうです。
 
世界で死亡例の出ているH5N1亜型感染の場合、
症状が急激に悪化することが多くあるそうですよ。

 

万が一、人間が鳥インフルエンザウイルスに感染してしまった場合は、
まずは、
タミフル・イナビル・リレンザといった抗インフルエンザウイルス薬を使用します。

 

インフルエンザウイルスは変異しても増殖の仕方は同じメカニズムなので、
鳥インフルエンザウイルス・新型インフルエンザウイルスともに、
従来のインフルエンザ治療薬が効果を発揮すると考えられているみたいです。

 

あなたが
野鳥や野生動物の死がいを見つけても、決して素手で触らないでくださいね。

 

また、
同じ場所でたくさんの野鳥が死亡しているの見つけたら、都道府県や市町村役場に連絡しましょう。

 

あと鳥刺しみたいな生はダメですよ。
もし鳥インフルエンザなどに感染していれば怖いです。

 

これからの冬はケーキ用やおせち料理、鍋やおでんの具材など、
卵が活躍する場が多いですよね。

 

卵の価格はこの時期に最高値を付けるため、
鳥インフルがさらに拡大すれば「卵が足りない」といった風評も加わり、

価格上昇にもつながりかねないから、
家計を預かる奥さん達や飲食業の方々も心配しますよね。

 

いつも思うことは鶏の殺処分など身近な食材が話題になると、

食事には、

感謝の気持ちを忘れてはいけないと言うことを感じます。

 

やはり、

「いただきます」は、大切な言葉なんですね。