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錦織圭選手にみる「好事魔多し」の教訓は役立つの?

物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴があるという、
好事魔多し」という意味はあなたもご存知と思います。

 

今年のカナダ・モントリオールで行われたテニスの「ロジャーズ・カップ」。
準々決勝でスペインのラファエル・ナダルをストレートで撃破した錦織圭選手は、

イギリスのアンディ・マリー選手と準決勝で対戦した時、
突然動けなくなったのは第1セットの途中からだったんです。

 

下半身に力が入らないのか、ショットがどこへ飛んでいくか分からない。
また相手のボールにまったくついていけない。
その度に顔をしかめて、苦しい表情を浮かべる。

体のどこかに異変が生じたのだろう。
ナダル戦で見せた完璧な動きは、どこへ行ってしまったのか。

 

おそらくナダルとの戦いで究極まで研ぎ澄まされた体がどこかでオーバーワークとなり、
錦織の体に異常を引き起こしたのだろう。

 

能力を最大限に引き出された体は、つねにケガと背中合わせだ。
絶好調で体の感覚が鋭くなったときにこそ起こる、
スポーツならではの故障。
まさに、「好事魔多し」だったんですね。

そして・・・。
つづきは関連記事を読んでくださいね。

 

好事魔多し」は政治の世界でもよく聞きますね。

たとえば、

 

今国会の会期を戦後最長の95日間も延長したことによって、
安倍晋三首相は、

安全保障関連法案の成立、
審議を尽くしたという「努力賞」、
9月の自民党総裁選での再選、

 

という3枚のカードを一挙に手にしたんです。
ところが、
自民党の有志議員でつくる「文化芸術懇話会」で
報道機関に圧力を加える発言が相次いだことが発覚。
会の代表である党青年局長・木原稔を役職停止1年、
発言した衆院議員3人に厳重注意という処分を下さざるを得なかった。

これは「好事魔多し」の典型ですよね。

 

またちょっと古い話ですが、

猪瀬元東京都知事
東京オリンピック招致が決まって以降、ある種のヒーローだったんですが、
徳州会事件による引責辞任

この事件はそれ以降起きたものではないですが、
それ以前の問題が徳州会事件をきっかけに浮上してきたもんなんですね。

 

いや、もしかするとすでに発覚していたものを、
オリンピック招致の都合で遅らせたのかもしれない。
いずれにせよ、

猪瀬元東京都知事にとっては「好事魔多し」であり、
全ての反動が今ここに現れ、「彼にこれ以上ステージを与えない」
という見えない力が強烈に働いていたのかもしれません。

 

また、
大阪市橋下徹市長、
週刊誌で大阪府知事就任前の女性問題を報じられ、
報道内容を大筋で認めたが、

市長を辞任する可能性については「それはない。選挙で審判を受ける」とし、
市幹部に宛てた一斉メールでも、女性問題について謝罪したんですね。
これもやはり「好事魔多し」だったんですね。

 

また芸能界では、

「オレたち!クイズMAN」って番組があったんです。
スタントをしながらクイズを出題するという企画ですが、

この番組出演中のオードリー春日がケガしたんですね。
乗ってる時期でのケガだけに本当に気の毒。
好事魔多し」ってのはこのことでしょう。

 

また宝塚退団後、
順風満帆に仕事をしていた愛華みれに2008年突然にがんの宣告を受けたんです。

首にピンポン玉くらいのしこりができ、
悪性リンパ腫」という血液のがんの一種であることがわかりました。

 

痛みのような自覚症状がないのが恐ろしかったのだとか。
化学療法を受けるため舞台は降板。
愛華さんにとって人生最大の危機だったそうです。
これも「好事魔多し」だったんですね。

 

スポーツ界での「好事魔多し」で思い出すのは、

2012年に読売巨人軍原辰徳監督が元暴力団員らに女性問題で脅されて
1億円を支払っていたスキャンダルですね。

加害者側と原監督の間を横浜DeNAベイスターズ中畑清監督が仲介していたことが、
週刊誌の取材で明らかになりましたね。

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身近な「好事魔多し」では、

こんな人がいました。
順調にダイエット作戦が進行中だったのに、長期の国外出張が入ってしまって、
節制はしていても外人に付き合って高カロリーの食事を3度々々、
しかもデザート付きでしっかり摂る生活が続いたんですね。

体重計が部屋についているような高級ホテルには、逗留していませんから、
帰国後、はやる心を抑えて体重計に乗ってみると、

 

何と出張中に1kgも増加。1ヶ月間の努力が水泡に帰していました。
毎朝の体重計測を欠いたためコントロールが効かなかった結果だそうで、
これも「好事魔多し」か?

 

ところで、
あなたも宝くじを買ったことがあると思いますが、

 

宝くじで一攫千金が実現したり、濡れ手で粟のような状態になった時
後で必ず、不幸なことが起きてくるという「好事魔多し」。
というのをあなたも聞いたことがあるかもしれませんが、

 

実際のところは、どうなんでしょうね。

 

これは、
別に人の幸不幸は一定の量と決まっているのでは無いので、
そんなことはないと思いますよ。

ただ、自分の行動が悪くて不幸を呼び込む人は多々いますね。

 

たとえば、
宝くじのお金で贅沢を覚え、
宝くじのお金を使い切った後の生活に満足できずに借金をして贅沢な生活を続けてしまう人。
 
宝くじに当たったことをやたらめったら人に言ってしまい、
さまざまなところから寄付の電話が来たり詐欺師にねらわれてしまう。
 
濡れ手に粟な生活があることを知りまともな働かなくなるが、二匹めのドジョウはいなかった。

 

こんな自ら不幸を呼び寄せています。

そういう人って多いそうですよ。
だから宝くじなどに当たった後には大きな不幸が来るといわれているようですね。

 

それから、
経営者が胸に刻むべきなのは「好事魔多し」ということ。

「良いことには邪魔が入りやすいものだから、有頂天になってはいけない」
という戒めの言葉ですね。
 
好調が続いているときは、
自分自身も知らないうちに慢心し、
自分のやり方を過信したやり方を進めてしまいがちだが、
あとで大きな痛手となって返ってくるのだということ。

これは心しておくのがよろしいかと思います。


やはり、
人間は誰でも天狗のサガ(有頂天)に注意をしなければいけませんね。

 

キレイな女性にも、立派な天狗がいます。
やはり、これでは自分が損をします。

 

運気が落ちて、
天地の落差を経験することになる法則が存在します。(好事魔多し

 

人間は勢(いきお)いの「陽」も大切ですが、

陰・陽の法則から必ず謙虚に控える「陰」の部分を持ってこそ、幸運は長く継続します。

自分なりの陰陽を意識して頑張りましょうね。

 

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