ジャーサラダ容器の保存瓶・夏は特に危険?
野菜とドレッシングを層状に密封できる広口のガラス瓶に詰めたサラダで、
ニューヨーカーを中心に流行中・・・
芸能人などでジャーサラダを愛用しているのは、
ローラ、梨花、遼河はるひ、吉澤ひとみ等々、
おしゃれに敏感な女性たちの間で話題になっていますね。
しかしこれから夏に向かうこの季節、
危険な食べ物になる可能性が高いのではないだろうか。
気温も湿度も上がっていくなかで、
菌が繁殖しやすくなり、
食材が腐る可能性が高くなりそうですよ。
ジャーサラダの場合、
きちんとした手順で利用しなければ、
食材の腐敗がすすみ、
食中毒などの危険が高まるんです。
以前、岐阜県では小学校給食の「おかかサラダ」から
食中毒の原因となるO157が検出されましたね。
野菜の食中毒患者数は決して珍しいものではなく、
死者が出たこともあるみたいです。
それでは高温多湿のなかでも、
ジャーサラダを楽しむにはどうしたらいいのか?
まずはジャーの容器の保存瓶の煮沸を徹底すること。
煮沸後は、
菌がついているかもしれないので布巾では拭かず、
自然乾燥を。
また食材を詰めていくときも、
煮沸したトングや箸を使います。
そのとき手はきれいに洗ってくださいね。
ただ、きれいに洗ったからといって、
食材を直接手でつかんではダメですよ。
指や爪の間に雑菌がついていたりして、
それがジャーの中で繁殖するかもしれないからです。
また食材の水気は残らず切って、
ボイルした食材は必ず冷蔵庫で完全に冷やしてから
詰めるのが鉄則なんです。
そして食材選びで気をつけるべき点は、
たんぱく質が多く、生っぽいもの。
タマゴやハムは彩りもきれいですが
腐りやすいので避けたほうが良いみたいですね。
味付けは、
酢やしょうゆなど、
抗菌・殺菌作用があるものを使うのがいいかも。
またジャーサラダは冷蔵庫で5日ほど保管できるといわれていますが、
これからの季節はせいぜい3日が限度ですね。
「持ち歩ける」というのもジャーサラダの人気の理由の一つですが、
必ずクーラーバッグに入れて、
その中には必ず保冷剤を入れるようにしましょうね。
持ち歩きは量にもよりますが、
せいぜい、2~3時間くらいだと思っていたほうがいいかも。
おしゃれって大変・・・