「ジカ熱」このまま放置すると世界中がパニックになる?
2014年のエボラウイルスの流行以来となるWHOの緊急事態宣言。
ブラジルなどを中心にアフリカ大陸、中南米、アメリカ、シンガポール、タイなど、
20以上の国や地域で患者が報告され、
感染の規模は最大で400万人に上るおそれがあると指摘されている「ジカ熱」
感染がさらに広がる可能性があるみたいですね。
そして2月6日のニュースでは、
蚊による媒介だけでなく、
唾液と尿から生きたジカウイルスを発見したと言っていましたね。
このジカ熱の「ジカ」とは、
今から70年近く前、アフリカ・ウガンダの「ジカ森林」に生息するサルから見つかったため、
この名前がついたそうで、
2年前に流行した、
蚊を媒介とする感染症「デング熱」の原因ウイルスの仲間でもあるそうです。
そしてこのジカ熱の感染・症状はどんなものかというと、
ジカウイルスは、
感染者の血を吸った蚊に刺されることで感染し、
感染すると3日から12日間ほどの潜伏期間を経たあと、
主に38度5分以下の発熱や頭痛、
それに関節痛などの症状が現れるんです。
予防のためのワクチンや特別な治療法はなく、
症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進するという、
「対症療法」が中心となるんですが、
デング熱に比べると症状は軽いと考えられていて、
およそ1週間ほどで症状は治まり、
また、
感染しても実際に発症するのは4人に1人ほどだという報告もあるそうです。
このジカ熱のワクチンですが、
ジカ熱ワクチンは現在は作ることが可能かどうかの検討段階だそうで、
日本では武田薬品が可能性を検討しているそうで、
ワクチン製造に関しては、
多くの製薬会社が自社の得意な製法技術を持っていますから、
その各社の得意な製法技術で対応出来ないか検討中みたいですよ。
しかし、
出来たとしても治験等に膨大な時間が必要ですから、
妊娠の可能性のある女性は、
流行地に近づかないことが最も効果的と思いますよ。
ちなみに、
麻疹、風疹、おたふく風邪のワクチンは三種混合で生ワクチンで、
ワクチンはすでにあるんですが、
エボラ出血熱のような重篤な症状を引き起こす病気であっても、
感染数が少なければ割に合わないので製薬会社はワクチンの開発を行ないそうですよ。
(世界的な流行の兆しが見られた時は治療薬の開発が活発化しましたが)
日本では、
仮に流行地からウイルスを持ち帰ったとしても、
冬の時期は蚊が飛んでいなため感染が広がる可能性は低いと指摘されているんですね。
ただ、北海道と青森県を除き、
ジカウイルスを媒介する「ヒトスジシマカ」は広く生息しているため、
「蚊が飛び始める春先以降、ジカウイルスが国内で感染する可能性は0ではない」
としているんですね。
だから国も対策に乗り出しています。
これまで遺伝子レベルで正確にジカウイルスの検出を行える機関は限られていましたが、
今回の事態を受け、
国立感染症研究所はことし3月をめどに、
全国の地方衛生研究所などにジカウイルスの遺伝子を検出するためのキットを配布し、
態勢を強化するとしているんですね。
もしかすると人類は、
大自然からの復讐をされ始めているかもしれませんよ。
人類の繁栄にとって欠かせない新生児の脳(小頭症)へ悪影響するとは、
人間にとって一番の弱点であり、人類の危機を感じますよね。
そもそもが、
アフリカやアマゾンの森林地帯を人間が荒らさなければ、
このような虫の害が起こらなかったかもしれません。
寝床をなくした虫たちは、
人間社会に棲みつき進化するしかなかったんでしょうね。
あなたもご存じかもしれませんが、
神道の最重要の祝詞である大祓詞(おおはらえのことば)には、
天つ罪・国つ罪(あまつつみ・くにつつみ)として、
人類の末期の様相が予言されておりますね。
特に国つ罪のほうでは、(昆虫(はうむし)の災というのがあります)
病気・災害を含み、現在の観念では「罪」に当たらないものもある点に特徴があるんですが、
一説に天変地異を人が罪を犯したことによって起こる現象ととらえ、
人間が疵を負ったり疾患を被る(またこれによって死に至る)ことや、
不適切な性的関係を結ぶ事によって、その人物の体から穢れが発生し、
ひいては天変地異を引き起こすことになるためであると説明しているんです。
私たち人類は、
昆虫やウイルス細菌により淘汰される可能性が、
古代から予言されていることを忘れるといけないようですよ。