野球賭博 巨人３選手告発ももっと根が深い？
10/27追伸
１０月２７日に米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手の弟の、
ダルビッシュ翔を大阪府警が逮捕したそうです。
プロ野球やメジャーリーグを対象に賭博をしたとして、
賭博開帳図利と常習賭博の疑いでみたいです。
結構野球賭博している人は多そうです。
ニュースになるのは有名人か、その身内ですから、
氷山の一角かも。
原監督もいい時にやめたなと勘ぐるわけではありませんが、
グッドタイミングだったですね。
すでに野球賭博行為への関与が発覚していた福田聡志投手に加え、
松本竜也投手と笠原将生投手の関与を巨人・久保博球団社長が２１日に発表しましたね。
この野球賭博のニュース記事のコメントはなんと２００６件。
一部を引用すると、
・笠原投手…1番罪が重いよ。松本投手…ドラフト外れ1位だったよね？1軍で活躍する事なく終わり。
福田投手の事が分かった時に自ら言わなかったのも最悪。3人共、解雇になると思う。
・まぁ
一番可哀想なのは信じていたファンだよね。
特に笠原なんて最初は否定していてそれを信じていたファンも多かろうに。
・原も不倫１億事件あったし選手も続々と不倫問題や賭博でもうイメージ最悪な球団だな
・本当にこの三人だけなんだろうか？
大相撲が徹底的に調査したようにプロ野球界も徹底的に事実を究明してほしい。
・後釜が決まってないのに監督の交代をしたのも関係あるのか？
・ネットのニュースではそれなりに取り上げられるが、
日テレ系のニュースではほとんど取り上げないでスルーしてるよね。
しかも原の退任を華々しく報道してるし。
野球は興味ないけど、真実を報道しないと巨人ファンは離れていくのでは？
・巨人自身も監督・選手も野球史を汚すようなことをもっとやっていると思うから、
球団社長がその選手だけを取り上げてそういう言い方するのはちょっといかがなものだろうか。
・相撲の時、タイミングよく携帯を紛失した力士がいたけど。
今、プロ野球選手でスマホ紛失している選手多数、と見た！
・高校野球では、部員の不祥事で試合停止もあります。
プロ野球では？
次のペナントでは数試合を不戦敗とするべきだと思います。
そうしないと高校生に示しがつきませんよ。
・巨人ファンは他球団にもいるだろうとシャウトしてるけど…
巨人だから「悪」は近づくんだよ。
良くも悪くも巨人ブランドってこと
・ほんとはもっといるでしょ？
監督繋がりで、原のおいの人とかも目つけられてる気がする。
一旦目を付けられたら、逃げられないだろうし。
いろいろ、読売の監督は大変ですね。
高橋由はまだ現役引退も表明してないのに、オーナーに雁字搦めにされて気の毒に。
と、いろいろな意見のコメントが出てますが、
そもそも野球賭博とは具体的にどういうことをするのか調べてみると、
シンプルに言えば勝利チームを予想する賭けみたいです。
たとえば
巨人対ロッテ戦で（ロッテファンにはすいませんが）
どちらが勝つかを予想し、勝つと思った方にお金を賭けるもの。
野球賭博の方法も実際には幾つかあるらしいのですが、
この勝利チームを当てるものが多いようです。
実際は各チームには実力差がありますので、
ハンデ師と呼ばれる人が、各チームにハンデをつけるらしいです。（女性のハンデ師もいたらしい）
上記の試合でロッテにハンデ1となると、
無条件でロッテは試合開始から1点貰っていることになります。
(この場合、巨人の方が強いから弱いロッテにハンデをあげると言うことです。)
実際の試合結果が、巨人1ー1ロッテ、となったら
本来は引き分けのはずのこの試合が、
この賭博に関しては、
ロッテはハンデと合わせて2点取ったことになりロッテの勝ちとなるんですね。
この巨人対ロッテで、ロッテに1.7のハンデが付いた場合、
たとえば、
2-0で巨人が勝ったとしたら、賭博上は2ー1.7で巨人の勝ちとなります。
では金銭はどう動くかと言うと、
実際の試合結果の点差とハンデの関係で決まります。
上記の例ですと2ー0で巨人が勝っているので、
点差は2です。ハンデの1.7を超えています。
仮に10,000円を巨人の勝ちに賭けた場合、
巨人は点差2で1.7(ハンデ)を上回っているので、
巨人に賭けた人は10000円の儲けです。
では、1点差の場合はどうなるか。この時が少しややこしいのですが
点差1⇔ハンデ1.7、ハンデの方が0.7上回っています。
この場合巨人に賭けていた人は負けとなります。
(賭博上は巨人1-1.7ロッテで、0.7点ロッテの勝ち)
金銭的には、点差とハンデの差が「-0.7 (1-1.7=)」
10000円ｘ-0.7=-7000円。
この7000円が損と言う計算をするらしいです。
つまり賭けた人は10000円が3000円に減ったと言うことです。
点差0(引き分け)の場合はハンデ1.7でロッテの勝ちなので
賭けた人は10000円丸々損をします。
少しややこしいですが、
ハンデをつけてこのような仕組みになっているようですよ。
途中で書くと更にややこしくなると思ったので書かなかったのですが
点差2で、賭けた人が丸々儲けた場合、
儲けた額の10％は場所代・手数料(テラ銭と言います)として取られます。
なので実際儲けた額は9000円と言うことになるみたいなんですね。
さらに実力差が大きい高校野球になると、
ハンデはもっと大きくなるそうで、
１回戦だと１０・０前後のハンデも付くこともあるそうです。
またプロ野球の博打は、
週２回の締め切りで胴元と客とのお金のやり取りは火曜日、金曜日が多いらしく、
胴元は受け付けた客の電話は、
掛けている時の電話音声を録音している場合が多く、
もし客が「そんなに掛けてないぞ！」と、
ごねられた時の為に胴元が客にいつでも対抗できる様にしているみたいです。
この様な行為は当たり前ですけど、
違法で罪名、賭博開長図利で警察に逮捕されますから、
掛け金を書いた帳面とか録音した音声等、
締切が終わったら速攻捨てたり消去して処分するみたいです。
基本的に野球賭博の胴元は儲かるような仕組みになっていますが、
胴元には、
「もしマイナス分が発生したとしても、運営継続に支障をきたさないだけのカネを持っているか」
ということが求められるそうです。
各仲介者は、それぞれ数名から数十名程度の客を抱え、
1週間で100万円程度の賭け金を引き受ける場合が多いですが、
それぞれの客の間で賭け金の比率が「5：5」と均等になるケースはまず存在しないみたいで、
基本的には「オッズ」の調整により、
あからさまな掛金の偏りは生じないように調整されるが、
各試合ごとにどちらかに偏りが生じてしまうこともありますから、
胴元は、各仲介者の中で必ず発生するこの「余剰賭け金」を一手に引き受け、
調整する役割を果たし、
それによって、
人数にして数百名、金額にするとときに数千万円といった大金を動かし、
その1割分のテラ銭を毎週受け取ることができるみたいです。
もちろん「ハンデ」の設定がうまくいかないと剰余金の調整がつかなくなり、
自腹を被るリスクが高まることも意味するんですが、
実際に、現在も全国にいくつもの胴元が点在しているが、
自腹がかさみつぶれる胴元も少なくないそうです。
これも他のギャンブルと同様ですが、
賭けの参加費であるテラ銭を受け取っている胴元は、
運営を続ければ続けるほど損金を取り戻し、儲かる仕組みになっている。
つまり、
胴元には、一時的に損失が生じてしまったときに倒れないだけの資金力が求められるんです。
胴元の資格としてもう一点挙げられるのは、
継続的に賭場に足を運び、カネを支払ってくれる参加者へとつながる人脈なんです。
以前あった相撲界の野球賭博スキャンダルで言えば、
力士の髪を結う床山や引退済みの力士など、
運営側から「仲介者」と呼ばれる人間との人脈です。
「野球賭博10+ 件は毎日最大6試合あるし、競馬・競輪やパチンコと違って結構な確率で勝てる。
それに、週に一度の決済だから、
週の前半で負けても、週末に大きな額を賭ければ、
一気に逆転することもできそうな気にもなってくる。
それが一番の魅力みたいで、
だから、
カネと時間がある人間が一番いい客になるみたいですよ。
昼間から、ああでもない、こうでもないと情報を調べて、
数十万、数百万のカネを動かせる立場にあったりしたらちょうどいい。
1回でも賭けたカネが倍なる経験をすれば、のめり込むようですよ。
逆に言えば胴元が確実に儲けるには、
両方のチームにほぼ同じ金額が賭けられないといけない、
そのため胴元同士がお互いに掛け金の調整を行っていたりする
または胴元の賭けが片寄らないように、ほかの胴元のところに賭ける
これが日本の野球賭博の概略みたいですね。
ただ胴元の上に別の胴元がいて、
そのピラミッドの頂点にいるのがヤクザ組織。
これは、この世界の常識みたいですね。
おそらく以前あった相撲界の野球賭博のときもアヤフヤに終わったみたいで、
実態解明は無理みたいでしたから、
今回の野球賭博も警察は頑張るでしょうが実態解明は無理？
それだけこの野球賭博は根が深いのかも・・・。
●関連記事
