古舘伊知郎「報ステ」降板 次は宮根誠司はやめてね。
本人の思想まで否定する気は無いので、報道以外で頑張って欲しいですね。
低迷しているプロレス界やその他のイマイチ盛り上がりに欠けるスポーツの実況など、
需要はあると思うし、そういうジャンルなら古舘伊知郎を応援しますよ。
というのは、
12月24日、「報道ステーション」の古舘伊知郎(61)が、
来年3月31日の放送をもって降板することを発表したんですね。
この「報道ステーション」は、
安定して視聴率13〜15%を叩き出すドル箱番組のようですが、
司会の古舘伊知郎も批判されることも多く、評判が良くないんですね。
また、
捏造問題などテレビ朝日(または朝日新聞)の方向性も避難を浴びることも多かったんですね。
ただ視聴率が高いのは、
その時間帯の裏番組に「他にマトモな番組が無い」とも言われてますが・・・。
もともと報道キャスター向きではないと思う古舘伊知郎。
以前の「ニュースステーション」の時の久米宏も朝日新聞の主張に則った質問・追求をして、
古舘伊知郎と同じような発言もあったんですが、
久米宏の場合はまだ愛嬌があって、
ある程度、許されるキャラクターがあったと感じますが、
古舘伊知郎の場合は、
露骨なだけ、という気がするんですよね。
やはり話術というのは大切だなぁ、と思いますよ。
以前久米宏はこんなことを言っているんですね。
「生放送で発言する場合は、言っていいのかどうか、寸前に判断して発言しています。
でも録画なら、『やっちまえ』ってのがほとんどですね。
やらないで後悔するよりやって怒られた方がいい。
『ニュースステーション』のころ、番組に届く手紙や電話の8~9割は批判でしたからね。
お誉めの電話なんてかかってきません(笑)。
この商売は“嫌われてナンボ”。
みんなに好かれていたら面白い番組はつくれません」と。
こういう「報道ステーション」のような報道番組は、
ニュース部門の独自取材、
その裏付けとなる報道局の体制が最終的には、
ニュース番組戦争の帰趨を決すると思うんです。
でもテレ朝のニュース部門は、
親会社の朝日新聞社に依存するところがあまりにも大きかったのかもしれませんね。
そして事件や事故、政局などをドキュメンタリーのように、
登場人物や事象を追うものと思うし、
こういう凝縮された事実を積み重ねるためには、
取材にかける人とモノ、そしてカネがかかりますよね。
放送局にあって、
報道部門はカネ食い虫とされているんですが、
報道の信頼性はその放送局のブランドを形成する大きな要因でしょうね。
ところで、
「報道ステーション」の古舘伊知郎が辞めて次の司会は誰になるんでしょうね。
みのもんたは過去に「思いっきりテレビ」や「朝ズバ」で司会を務めていましたね。
果たしてキャスターの立場で果たして活躍できるかな?(朝と昼のイメージしかないですけど)
池上彰は「世界一受けたい授業」の番組みたいに、
ありのままの事実を伝え、小学生でも分かるようにわかりやすく説明するんですが、
大人からは「そんなことわかってるよ」なんて言われかねないし、
時間帯と池上彰のキャラからすると、
ゴールデンタイムから少し退いた時間帯ですからイメージがあまりありませんね。
そして宮根誠司ですが、
あなたもご存じのように「ミヤネ屋!」で、
ワイドショー的な進行を得意としていますから報道ステーションでも生かされるかも。
でも流行りものや芸能の情報ばかりを主に扱っていますから、
シリウスな政治や経済の報道は方向性がちょっと違うかなと感じますね。
そして人の話を折るし、上からな話し方は嫌われますね。
仮に報道ステーションで安倍総理にインタビューの時、
目を見て話さないないならどう思われるでしょうね。
この際、
思い切って橋下徹を起用してみたら?でも朝日じゃ無理か。
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