「ネイルプリ」は“休日限定ネイル”で楽しめる？
ネイルサロンのお客さんが減ってしまうのではないかと、
心配する機械が発明されたみたいですね。
その名は『ネイルプリ』。
その名の通り、爪に貼るネイルシールが払い出されるプリント機だ。
11月より全国約300店舗のゲームセンターで稼動開始を予定しているそうで、
この「ネイルプリ」の特徴は何と言っても、
ユーザーみずからデザインを自由に作れる点にあるみたいです。
まずは『ネイルプリ』のシステムをご紹介すると、
遊びかたは店頭の筐体の画面でデザインする
“ココ de ネイル”と、
後日配信予定の専用スマホアプリを使ってデザインする
“スマホ de ネイル”の2種類で、
操作はすべて筐体のタッチパネルで行います。
プレイがスタートすると、
まずは“ココ de ネイル”と“スマホ de ネイル”から遊びかたを選択。
そして、“ココ de ネイル”を選択し、
膨大なラインアップの中から基本デザインを選ぶのですが、
この『ネイルプリ』には、なんとデザインの絞り込み機能がついているんです。
新着順（稼動が開始されたらデザインは随時追加予定とのこと）や
人気順のソートはもちろん、
色やテイストでの絞り込みも可能なので、
ふんわりしたイメージでも、
あなたは的確に「これだ！」というものを見つけられるはず。
さらに画面上で“試着”することもできるので、
「イケると思ったけど、意外と似合わないな～」みたいな変更も可能です。
完全な女子目線みたいですよ。『ネイルプリ』！
つぎに「どのデザインを1シートに何枚プリントするか」という、
1シートにおけるデザインの振り分け決定します。
1シートにつき20枚分がプリントできますが、
「20枚全部同じデザインにしたい！」という場合もありますからね。
サロンなどで複雑なデザインをオーダーすると、
「アートは片手で○本まで」など、アートの本数に制限があることも。
その点『ネイルプリ』であれば、
どんなに複雑なデザインも好きなだけ選ぶことができるんです。
基本デザインを選んだら、ちょっとしたアレンジタイムへ。
ネイルサロンで言うところの追加パーツよろしく、
用意されているイラストやアルファベットなどのパーツを、
好きな面に、好きな大きさかつ好きな位置で乗せることができるんです。
実際にサロンで追加パーツ選ぶとその都度お金かかるのに、
もちろん『ネイルプリ』は一律料金！
しかもアルファベットはフォントの種類も選ぶことができて、
色のみならずキラキラ輝くホログラム仕様にすることも可能！
このようなアレンジを含めると、
『ネイルプリ』で作れるデザイン数は天文学的な数字になるかも。
そしていよいよプリントに……行くかと思いきや、
ここで作ったデザインを、どの指用にプリントするかを決定します。
実際に手のイラストに置いてみたイメージが浮かぶので、
「人差し指と薬指を入れ替えたほうがいいかな？」などというアレンジも利くのです。
そしてサイズを選ぶと、ようやくプリントへ。
ここでも親指の幅を基準に、S、M、Lと選べるワケですが、
『ネイルプリ』のカスタマイズ力が強すぎてハードルが下がり、
実際に指を当ててサイズを確認できるところもとても良いみたいですよ。
プリント時間はおよそ40秒～45秒程度。
プリントを待つあいだに、
同じデザインをディスカウント価格で焼き増しもできるので、
会心のデザインが完成したときに活用できますね。
実際1プレイした女性は、
「正直な話、ここまで細かくデザインができるとは思っていませんでした。」と、
ただただデザインを選べるのではなく、
「どのデザインをどの指に乗せるか」まで選べるのが『ネイルプリ』の素晴らしさ。
爪という些細なパーツだからこそ譲れないこだわりが如実に表れますが、
そのこだわりを諦めずに楽しむための工夫が、
これでもかと詰め込まれているようです。
ちなみにシールを貼るときは、
根元を合わせて押し付けるように貼り、
長めに作られている爪先部分を織り込んでヤスリで削るといい感じです。
気になるプレイ料金は、
1プレイ（1シート20枚入り）400円予定。
ちなみにネイルサロンで、
ストーン乗せたり、3Dアートしたり、エアブラシ使ったり・・・など、
自由なデザインをオーダーすると、
だいたい10000円くらいは余裕でかかりますね
そして2回目からはジェルオフの料金も加算されます。
だいたい指1本300円ぐらいですから、プラス3000円ですね。
だから１５０００円ぐらい持って行かないと安心しませんよね。
時間的には、
ジェルオフからアート終了まで2時間程度ですね。
この『ネイルプリ』のクオリティーでのこだわりは、
1つめは「紙の薄さと伸縮性」。
爪に貼ってシワにならず、時間を経ても浮かないことが絶対条件で、
「まるで本当に描いたように見え、
爪に別モノがのっているというシール感が極力少ないもの」
を試行錯誤で追求したそうですよ。
材質は紙といっても厳密には樹脂系のシールで、
厚さは0.06mm。製紙会社と印刷会社で共同開発したオリジナル素材という。
プリクラのシールはまったくの紙だから引っ張れば破れるだけだが、
ネイルシールは爪のいびつな曲面にフィットする伸縮性とやわらかさが求めらますからね。
2つめのこだわりは「糊」の強さ。
「爪に貼ってはがせるけれど簡単にははがれないぐらいの強さ」
が必要になる。
3つめは、
濃いコントラストが明瞭な「発色性」と、
キラキラ感が命の「ホログラム印刷」、その表現力だという。
どのファクターも「爪に貼る」のが前提で、
あたかも筆で描いたネイルアートに見せかけるのが最重要課題です。
爪に貼るだけなのに爪に描いたように見えるネイルシールは、
いうなれば巧妙な「なんちゃってネイルアート」といえるかも。
ネイル業界の調査によると、
ネイルに関心がある人は7割を超えるそうですが、
ネイルはあなたも含めて自己満足がほとんどだと思います。
もちろんアパレルの方などで、
今月のネイルはこの色で！！と会社から指示がある場合は、
ネイルをすること自体が仕事の一つですね。
しかし、
たいていの方はだれにやりなさいと言われるでもなく、
自分がしたいからやっているんだと思います。
爪はすごく狭い面積ですが、何をするときでも見えています。
ご飯を食べる時、パソコンを打つとき、字を書くとき・・・。
いろいろなシーンで手が見えて、爪がきれいだとやはり嬉しいですよね。
もちろん人に褒められたらさらに嬉しいですが、
そのためにネイルをしている人は少ないと思います。
普段ネイルをしない人、できない人、楽しめない人、
たとえば、
医療・介護従事者や教職員、銀行員、警察官、自衛官…等々の
“休日限定ネイル”にはこの『ネイルプリ』もってこいかもしれませんね。
誰が一番多くその爪を見るかということを考えて、
自分が楽しくなるネイルをしていただきたいですね。
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