美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「記録的大雨」まるで海が降って来る?

西日本を中心とした記録的な大雨により、各地で大きな被害が出ていますね。
7月8日現在で、53人が亡くなり、55人が安否不明となっているようで、

 

死傷者の方、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。

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 過去の自然現象では、降雨前線は直に移動して行っていたんですが、
今は、何かに前後を押されて挟まれるように、局地に停滞していますね。

台風も今までのものと違うような、大雨を降らせ続けるかもしれません。

 

すべては、

局地的な高温と低温の激しい温度差の気候、

海水の異常な温度差、が生み出す異常な降雨量みたいですよ。

 

まるで、海が降って来るような感じですね。

 

懸念することは、単発の台風では無くて、
継続して異常な降雨量が毎週のように「加算」されることなんです。

 

大地や森林、河川が溜め込む水量が怖いんです。
これが流れ出せば、凄い量になりますからね。

 

ですから、
山間部に住んでいる方は急な斜面に注意し、

 

都会に住んでいる方は、
河川の氾濫に注意し、特に自動車の被害が凄いですから、駐車場の場所には注意してくださいね。

 

また河川に近いところに住んでいる方は、
早めに避難する習慣をしてくださいね(遅れれば家から出られませんからね)

   

私たち日本人は昔から、
厳しい山よりも、河川の氾濫が大地を平にした平野に多くの人口が住んで来ました。

 

定期的な大水害が、平野をつくったと言えますね。
そこに私たちは住んでいます。

 

平野の種類として、あなたもご存じのように、

・堆積平野 - 河川などが運んだ堆積物が積もってできたもの。

沖積平野 - 河川の働きによるもの。

・海岸平野 - 沿岸流や波の働きによるもの。

・風成平野 - 風の働きによるもの。

・侵食平野 - 河川などの侵食により土地が削られてできたもの。

 

とあるんですが、
私たちの先祖は、家を流されて、また一からつくり直すことを繰り返して来たんです。

 

しかし今の私たち人間には、
住む所を失くして、また一からやり直すのは非常に酷なことなんです。

 

ローンだけが残るという、二重苦三重苦ですよね。
でも、
これを大震災や火災、豪雨などにより、一部の人々は現代でも体験をしているんです。
(私も熊本地震を体験しました)

 

やはり人間は、失くす体験をしながら生きて行く宿命にあるんでしょうね。

 

これを避けられないですよね。

 

自分の肉体も、健康を失くしながら(老化)生きる宿命にありますし、

家族や知人も、亡くしながら生きて行くのが人間ですし、

あなたの愛するペットも、いつか必ず近い将来に失う宿命ですもんね。

 

これが私たちの現実ですね。

 

だから、
どうせ全ては消えて行くからこそ、逆に何でも大切にして見ること。

どうせ死別するのだから、ツマラナイ喧嘩をしないこと。

誰もが全てを失くするのだから、何事にも嫌な執着はしないでいること。

 

このように生きたいもんですね。

 

これはまるで、水の流れのようですよ。

 

大自然も、定期的に洪水を起こして、自らを流していますからね。

 

あなたも今日も嫌なことは、

水に流しながら生きてみるのいいかもですよ。