「くまモン」世界展開 ミッキーマウス以上になるかも?
紅白で活躍した内村光良、くりーむしちゅー、井手らっきょ、コロッケ、ヒロシ、レイザーラモンRG、
そして倉科カナ、八代亜紀、石川さゆり、次長課長の井上、石田えり、森高千里・・・。
芸能界で活躍する我が郷土熊本出身の人はこんなにいるんですが、
やはりナンバーワンは「くまモン」かもね。
そんな「くまモン」を 熊本県は1月4日に海外企業の商品製造、販売を解禁すると発表したんです。
1月8日から申請を受け付けるそうですよ。
熊本県はこの解禁により熊本の認知度向上や訪日外国人の増加につながると判断したみたいで、
イラストの利用許諾など業務全般を広告大手アサツーディ・ケイ(ADK)に委託し、
海外企業には使用料を求めて収入は海賊版商品対策や業務関連費用などに充てるそうです。
さすがに「楽市楽座」方式というくまモンのイラスト利用に関わるライセンス料をフリーにし、
許可を受ければ誰でもグッズを無料で作成できるようにしなかったみたいですが、
海外ですからね(中国では海賊版くまモンが人気みたいですよ)
この「くまモン」のぬいぐるみや文具などくまモン関連商品は、
2016年の国内外の売上高は前年比27%増の約1280億円だったそうで、
ますますくまモンブランドは世界に広まってミッキーマウス以上になるかもですね。
以前「くまモンの隠れた秘密とは?」(http://buildnet.hatenablog.com/entry/2015/06/24/102708)
にも書いたんですが、
くまモンのあの独特な猫のような目だからこそ意味があったようですよ。
マンマルの目とか涙目とか黒目が大きいとか、
そんな目では、ヒットはしなかったでしょうね。
そしてくまモンのほっぺたが赤丸◯。
これは過去にスーパーヒットした子供向けキャラの大半がほっぺたが赤丸◯だったそうです。
これはどうも「日の丸」みたいで、
今の時節に「くまモン」が大ヒットして世界を駆け巡るのは意味深ですね。
神意が背景にあるかもしれない「くまモン」。
それに触発されたかどうかわかりませんが、最近は大量のクマキャラが存在しますね。
ちょっと思い浮かべるだけで、
1月19日に公開のイギリスの児童書「くまのパディントン」を実写映画化した「パディントン2」。
観る者をハッピーな気持ちにしてくれそうですね。
そしてクマキャラで忘れてはいけないのは、おなじみの「くまのプーさん」。
子供向けの心温まる物語だと思われがちなんですが、
実は、そのエピソードには、古今東西の哲学者の思想が詰まっているんですね。
こういう映画で観るクマキャラが出てくる映画はハズレなしみたいですよ。
ところで、
「くまモン」を生み出したデザイナーの水野学さんは「手書き」を重要なポイントと考えているそうです。
今こうやってこの文章を読んでいるあなたはデジタルの打ち文字を読んでいますが、
この方はデジタルの打ち文字と手書きの文字は、どちらの価値が高いか低いかではなく、
価値の種類が違うものだと思っているそうです。
手で書いたほうが、人となりや感情が表れやすいと。
怒っているとか、喜んでいるとか、適当に書いているなとか、伝わりますよね。
もちろん、デジタルで打っても文体で人となりが表れますが、
やはり手書きは筆跡や使ったペン、紙などによって、より情報量が多いし、
そういう意味で捉えるのであれば、書き文字のほうが価値があるんだそうです。
そして日本人は、もともと文字に対して造詣が深い民族で、
漢字は表語文字(表意文字)で、アルファベットは表音文字。表語文字圏の人にとって、文字は絵でもあるみたいです。
日本語の仮名は、漢字をもとにつくられているが、表音文字に限りなく近いんです。
つまり、日本人は表語文字と表音文字をミックスして使い分ける文化をもっているんですね。
文字は絵であると考えると、
絵がコンピューターで打たれるのは、何か違和感があります。
表語文字圏の人は、
文字に感情や意味を深く感じていて、潜在意識において手書きの価値を認めているのではないかと言うんですね。
確かにこの「くまモン」も、
部屋の壁一面に、手書きのくまモンの顔のサンプル画を微妙に違えたものを数百枚も貼り付けて、
練りに練って今のくまモンの顔になったみたいですよ。
日本はもとより海外にもますます羽ばたく「くまモン」に何か一言・・・とお願いすると、