「脂肪吸引」の手術後に女性死亡 命まで吸引されては、たまったもんじゃない！

同じ死亡事故は過去にもありましたね。
いまだにこんな事故が起きるとは情けないですよね。

長い時間が経過すると、患者から正しいリスク認識が抜けてしまいます。
医者は、義務でリスクの説明をしますが、それを強調して客を逃がすことはしません。

嘘とか詐欺とかは言えませんが、
死亡リスクの大きさは口先のニュアンスで低くできるのでは・・・。

というのは、
名古屋市中区の美容整形クリニックで１２月１２日に脂肪吸引の手術を受けた同市中村区の２０代女性が、
手術後に自宅で死亡しているのが見つかったんですね。

女性に重い持病はなかったといい、司法解剖でも死因は判明しなかったです。
今後、病理解剖などで死因の特定を進めるそうで、

クリニック側は取材に対し「患者のことに関しては、何も答えることができない」そうですよ。

亡くなった人も気の毒ですね。
きっとさんざん悩んで決心して高い金を払って手術して亡くなる。悲しい。
お悔やみ申し上げます。

それにしても、

「脂肪吸引」の手術で「命」まで吸引されては、たまったもんじゃないですよ。

ある医者は、
脂肪吸引や胃袋を縛るなどの、ダイエットの外科手術について、

「高額な手術代を出して“見た目”だけ痩せたところで、すぐに元に戻ってしまう」

「安直に一朝一夕に痩せられるほど、人間の身体は単純じゃない」

「痩せるなら心を決めて、食事制限、適度な運動、規則正しい生活･･･と、
一生懸命に努力をして“気持ち”で痩せなきゃ、真の意味で痩せたことにはならない」

と、言っていましたが本当ですね。

最近の美容整形業界では、
「整形はお手軽、後ろめたくない」とアピールしたり、

料金体系を「見える化」にして、
脂肪吸引10万円～、シワ取り3640円～、二重整形2万9800円～などと低価格にしてあるところもありますが、

整形したら、
アフターメンテナンスは一生続くし、老化によって確実に違和感出てきます。
そういうのもきちんと説明しているのだろうか？

とんでもない金額になりますよね。

そういえば、
以前あったNHKスペシャルの「人体　神秘の巨大ネットワーク」という番組で、

脂肪が放出する重要なメッセージ物質が「レプチン」であると、
東北大学大学院医工学研究科の永富良一教授が言っていましたね。
 

「食事をして脂肪細胞に糖や脂肪が取り込まれるとレプチンが放出されます。
これが血管を通じて脳の視床下部に届くと、
『もう食べなくていい』という指令が出て食欲が抑制されることがわかっています」と。

そして人為的に脂肪をカットするデメリットが語られることは少ないみたいで、
「脂肪吸引」については、

「食欲のコントロールにはレプチン以外の物質も影響するので一概にはいえませんが、
脂肪吸引で脂肪をいきなり減らすと、レプチンが十分に分泌できなくなる可能性がある。

ダイエット後にリバウンドが起こるのは、
食欲を抑制するレプチンが少なくなったことが関係しているという仮説も考えられる」と。

やはり人間のからだはまだわからない事が多すぎますね。

脂肪だってすごい役に立っていると思うんです。

たとえば、
風邪ひきにくいのも脂肪のおかげだったりするそうで、
体脂肪率低いアスリート等は風邪ひきやすいそうですよ。

たまに病気で太りすぎてしまう人もいますが、手術で痩せることに関しては仕方ない人もいるとは思いますが、
運動したくないとか、
食生活を変えたくないし、簡単に痩せたいっていうのは同情の余地は無いかも。

テレビなどで脂肪吸収をやっているところとか流していますし、
あれを観ると、

ガシガシやっていて驚きましたよ。
普通なら怖くてできないし、
そんな危険を冒すならそのお金を使って食生活を改めるなり、パーソナルトレーナー雇う方がいいかもですね。

ところで、
国際美容外科学会が「整形手術が盛んな国」結果を発表したランキングも興味深かったですよ。

美容整形手術が盛んな国を順位付けしているんですが、

なんと、アメリカ、ブラジルに次いで、日本が第3位に！　

アジアの中では、韓国が美容整形大国の印象だったので、見間違いかと思い、二度見してしまったほど驚きましたよ。
その韓国は、発表されていた24位までには入っていませんでした。
実は、美容整形大国ではない模様ですよ。

さらに、そのランキングには国別に人気の施術も発表されて、

1位のアメリカは、豊胸と脂肪吸引手術など、ボディに関する施術が多いのに対して、
日本は顔！　まぶたの手術が一番人気らしいです。

確かに、
美容整形を受けた人は、まぶた、あご、リフトアップ…と、全員が顔周りの施術が多いですね。

なかには施術経験者の人が、
最新の施術方法について事細かく教えてくれる人や、あまりにもカジュアルに施術内容について話したりと、
どんどん美容整形に対してハードルが下がってくる人もいるそうですよ。

（「もし自分が美容整形をするなら」と、妄想を楽しむ？）

最後に、
これも以前テレビ番組で「顔の整形に数千万円を費やす男女のインタビュー」というのがあったんですが、
聞いていますと、共通点があるんですね。

それは学生時代に強烈なイジメや猥褻行為を受けていた人々だったんです。
これがトラウマとなり、
成人後には逆に異性を利用（復讐の変形）してでも大金を得て、自分の顔の改造に執着をしていたんです。

つまり、

・過去の惨めな自分が許せない。弱い自分から逃げたい。

・過去の自分とは別人になりたい。生まれ変わりたい。

という自己否定の思いから、顔の整形に執着しているみたいなんです。

やはり、
自分自身への復讐が、「過剰な」整形なのかもしれません（小さい整形は問題は無いです）

でもこれでは、
人生の後半に行くほど、やはり良いことは無いみたいですよ。

運気が落ちて行き、
金銭問題、整形の副作用、顔面の崩壊、病気、家族とも無縁の孤独・・・、
過去の自分自身の行動から、今の自分が復讐されるみたいですよ。

あなたも自分自身をも大切にしなければいけない使命・ノルマがあります。

他人も大切にするべきですが、

まず自分で自分自身を大切にしてこそ、本当に他人にも尽くすことが可能になると思います。

「自分自身を大切にすること」

「自分の顔や体型を好きになること」

これが意外と開運と金運に必要な大きなヒントかもしれませんよ。