美ビルド・ネットの熊本はてな?

「美ビルド・ネットの熊本はてな?」は我が郷土熊本県を中心にお役に立つ情報をあなたにお伝えします。

ブルゾンちえみと熊本県警交通情報板の浅~い関係は?

我が郷土熊本らしいですね。
あの「肥後にわか」を生んだところですから・・・。

 

こういう感じで人の頭に残ったら勝ちだからですね。
仮に文章自体が面白くなくても、
面白い取り組みをしているとマスコミやTwitterみたいなソーシャルメディアで広がれば勝ちだと思いますよ。

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というのは、
熊本県のJR宇土駅付近で目撃した「安全運転 ウィズ B(ベルト)」というメッセージが出た交通情報板だ。

 

ある人がTwitterに投稿すると、瞬く間に拡散したらしいですよ。
掛け声「with B!」の「B」をシートベルトにした「安全運転 ウィズ B(ベルト)」らしいです。

 

ちなみに「with B!」はブルボンいやブルゾンちえみというお笑い芸人が使っているらしく、
withは「~と一緒」つまり意味はBと一緒、つまりB=ブリリアン
ブリリアンと一緒というわけですね。

 

このブリリアンの答えはブルゾンちえみの所属する事務所の、
ワタナベエンターテインメントの後輩お笑い芸人だそうで、

これはベルトしたくなる?

 

こういうユーモアって、スッって入ってくるから、印象に残りやすくてイイですよね。
しかし、
こういう広報しないといけないってことは、まだベルトせずに運転してる人がいるんですね。

 

そんな「お茶目」「わさもん(新しもの好きな人を指す熊本弁)」の、
熊本県に設置された道路情報板に表示された交通安全標語を調べてみると、

 

「黄色信号 いかない!待つの」

「交通法規パーフェクトヒューマン」

「脇見でGOは危険だモン!!」

「歩きスマホでGOも危険だモン!」

「命を守る 君の名は反射材!」

「ピコッと早め点灯 事故防止」

「アイハブ交通マナー 安全意識!」

「全国交通安全運動 うほほーい」

「んちやつ!安全運転かっくいー」

「飲酒運転 ダメよ~ダメダメ」

「トントン トントン 今何トン?」

「しもしも 運転中の携帯NG」

「歩行者飛び出し おったまげ」

スマホ運転 お前はもう事故ってる」

「脇見運転 月に代わってお仕置きよ」

「反射材って ワイルドだろぉ~」

「運転中眠気 いつ休む?今でしょ!

「飲酒運転 その代償は5倍返し!」

「じぇじぇ!反射材ってピカピカ☆」

「ベルトしてひとっ走り つき合えヨ」

「横断歩道は歩行者優先なんだし!」

「もう考えるの止めた!運転に集中」

 

とまだまだあると思うんですが、
あなたも新作を見たら教えてくださいね。

   

ところで、
この交通情報板にはどんな役割があるのでしょうね。

 

なんでもドライバーに渋滞や通行止めなどの道路情報を流したり、
その情報が特にない場合は、
安全や事故防止を啓発する標語などを表示しているそうですよ(内容は県警本部で随時切り替えています)

 

それにしてもこのユーモアのある文言は熊本県警の誰が考えているのでしょうかね。

道路情報は交通規制課、
安全啓発の文言は交通企画課で考えているそうで、

 

時事ネタを盛り込んだ文言は、月1回くらいのペースで「新作」を表示しているそうで、
成人の日や「世界道路犠牲者の日」(毎年11月第3日曜)などには、その日ならではの文言を発信し、

また、たとえば横断事故が多発していれば、
面白い面白くないにかかわらず、それに注意を呼び掛ける内容に随時切り替えているそうですよ。

 

時事ネタを盛り込んだ文言は、
「これはいま届けないと」という話題があれば、急いで文言を考えて表示することもあり、

熊本県内の交通安全をめぐる状況と、ネタの話題性、
双方に考慮してタイムリーに発信する必要があるみたいです。(タイミングが難しいでしょうね)

 

2013年8月から始めて、
単に「シートベルトを着用しましょう」というようなありきたりな文言ではなく、

よりドライバーの心に届き、安全意識を高めてもらえるよう、
時事的なネタを織り交ぜた文言をつくる取り組みを始めたみたいで、

 

この熊本県警の取り組みは、
「どうしたらもっとドライバーの目を引き、安全に対する意識を高めてもらえるのか」
という課題意識から始まったそうですよ。

 

これは我が郷土熊本のひとつの名物となっているのかもしれませんね。

よかバイ!よかバイ!

こういうのは「地味に」生き残ってほしいですよね。