美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「香りバス」に異論の「化学物質過敏症あいちRe(リ)の会」はクレーマーなの?

こういう問題は個人的に苦情を言えばいいと思いますよ。
最近は何でも何かあれば、なんとか団体が出てきますね。

 

一企業のサービスであり他の企業や他の交通手段があることに口を出してくるのはおかしいんじゃ。
制度として一律に決まったことなら、
理は通りますが、この件はそうではないと思いますよ。

 

善意の団体が団体の力を乱用するようにならないようにしてほしいですね。

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というのは、
名鉄バス名古屋市)が昨年11月から運行している夜行バスに、
乗客にリラックスしてもらおうと車両の出入り口付近にアロマ発生器を設置した「香りバス」に、

 

「化学物質に敏感な乗客が利用できない」と「化学物質過敏症あいちRe(リ)の会」という団体が、
名鉄バスに見直しを求めて質問書を提出したそうですよ。

 

化学過敏症ではない人でも香りが苦手という人もいますね。
「香りバス」とか苦痛でしかない人も少なくないかも。
しかも長時間乗る夜行バスとかは拷問に近いかもしれませんが、

 

だからといって周りが自分達に合わせるべきというのは違うと思いますよ。
ましてや夜行バスなんて、
毎日頻繁に利用するものでもないですしね。

 

今は多様性の時代ですからね。
それが嫌な人も好む人もいます。
嫌な人はやめればいいし、好きな人は使えばいいですしね。

 

確かに芳香剤、煙草の煙、洗剤や柔軟剤の香料、建材などに含まれる揮発性有機化合物、
新聞や雑誌のインク、農薬、衣類などに反応される化学物質過敏症の方はおられます。

 

私も建材などに含まれる揮発性有機化合物に反応される人を知っていますが、
その方の自宅は、
リフォームで壁などを接着剤が付いている合板から無垢材に変えたりしておられます。

 

私なんかは鈍感なのかもしれませんが、
化学物質なんかには全然反応しないんですよね。

(ただ同じ香水でも彼女が使う場合とそうでない場合ときつく感じてしまいますが)

 

そして我が郷土熊本にも「くまもとCSの会」という
熊本県内の化学物質過敏症(CS)発症者 や有識者の方々が運営を行っている会があるみたいです。

   

それにしても、
私たちの家の中は化学物質だらけですよね。

 

身近に使うものだけでも、
合成洗剤、殺菌剤、シャンプー、リンス、歯磨き剤、芳香剤、床磨きワックス、調味料・・・と
まだまだたくさんありますが、

 

これにいちいち反応するなら生活できるのかと心配しますし、
食べ物も無農薬、無肥料の米と野菜、そして無添加食材を買ったりするなら、
結構お金もかかりますね。

 

また、
病院に行っても使われている薬は石油で合成されたものがほとんどですし、
手術にもたくさんの化学物質が使われますから、

どうやって化学物質過敏症を克服されているんでしょうね。
(ネットには対処法とかたくさん出ていますが)
客観的な証拠もなしに症状誘発を化学物質のせいにしても困りますしね。

 

ただ私は化学物質過敏症は病気で仕方ないと思うんですが、
化学物質過敏症あいちRe(リ)の会」みたいな善意の団体が、
圧力団体のような感じには違和感を覚えるんです。

 

政治で言えば、
「特殊的個別的利益の擁護増進のため、権力 中枢に働きかけることによって、
政策決定に影響力を及ぼそうとする団体」

 

簡単に言えば、
自分たちにとって有利な政策を成立させてしまおう、
政治を自分たちの思い通りにしようとする感じですね。

 

別の側面からみると民主主義の考え方には必要な材料であるともいえるんですが・・・。

 

でも今回の「香りバス」など人によって好みが違うものを勝手に押し付けるのは、
何か勘違いしているかもですよ。

 

いずれにしろ、

結局は好みの問題では・・・。

 

バスがそこまで気を使う必要ないと思います。

とにかく安全運転、安全運転ですよね。