美ビルド・ネットの熊本はてな?

「美ビルド・ネットの熊本はてな?」は我が郷土熊本県を中心にお役に立つ情報をあなたにお伝えします。

正代の相撲は"負けにくい"日本人横綱の最右翼だモン!

「まさよ」って読んでしまう人も多いが、
最近は三役に上がっても連続勝ち越しすら出来るのがなかなかいないですね。

 

栃煌山とか妙義龍に期待の声が一切出ないくらい活躍してほしい。
初土俵から負け越しは2度だけだが、
いずれも一桁敗戦に留まっているので大崩れはなさそうです。

 

上背はないけれど、均整の取れた体型で手足が長く柔軟性もあり、
体格的なハンデを感じさせない懐の深さがあるし、
立合い低く鋭く踏み込めるようになればすぐに大関かも。

f:id:ky4490:20170108204611j:plain

というのは、
昨年小結を飛び越し、史上2位タイのスピード出世で関脇で新三役を務めることになった、
25歳の正代(しょうだい)だ。

 

なんでも、
正代は1971年初場所の福の花以来の熊本出身の新関脇だそうで、

 

我が郷土熊本県宇土市出身で時津風部屋所属で、
宇土小学校、鶴城中学校、熊本農業高校そして東京農業大学と、
純粋な熊本県人なんです。

 

石川さゆりとは親戚同士みたいで(母方の祖母の兄の奥さんの妹の娘が石川さゆり
正代」という名字の先祖は海賊だったという説もあるみたいですよ。

(ちなみに今の日本には全国で約380人の「正代」さんがいると言われています)

 

また正代の祖母( 87)の名前は正代正代(しょうだい まさよ)だそうで、
今は孫の活躍でこの名前はあまり気にしていないと思いますが、
嫁に来たのか婿とりなのかと余計なことばかり気になってしまったりもします。

 

大相撲初場所初日で天皇、皇后両陛下が観戦された土俵で白鵬に引き落としで負けましたが、
現在の相撲界では、
白鵬鶴竜日馬富士といったモンゴル出身の強者が上位を独占しているのが現状ですよね。

 

その厚い壁に風穴を開ける日本人力士のホープとして、
遠藤や千代鳳、高安などと共に正代の名前も一角に挙がってきているんですが、
今日みたいな立ち合いは考えものかも。

 

実力の差は当然あったと思いますが、
それにしてもアッサリやられすぎ、負けるにしてももう少し粘ってくれたらと思ったりもします。
(極度のあがり症が治っていない?)

   

そういえば、
昨年の12月大相撲冬巡業で九州各地を巡業中に熊本地震で大きな被害を受けた熊本県内の4か所を
白鵬らと慰問に来ましたね。

 

地元の宇土市では「頑張って」などと声をかけられながら、
丁寧に握手や記念撮影に応じ、
11月に福岡市で開かれた九州場所では被災者を招待したりしてくれましたね。

 

また有志で結成された支援会が秋場所から正代が勝った日の夜、
宇土市内の西岡台公園で花火を打ち上げていますが、

 

1勝で25発、予算は1万円だそうで、
西岡台公園は宇土城跡にあるため、標高が高く、花火が上がると宇土市中から、
音と視覚で確認できて、

花火で正代が勝ったことが分かり、楽しみにしている市民は多いみたいですよ。
「勝てば寄付金も増える。いつかは1勝で50発」なんて倍増も計画しているとか。

 

ひさしぶりに日本人で風格を感じさせる相撲を取れる関取と言われる正代

スピード昇進を果たした歴代の力士らもその後、大関横綱へと昇進していますから、
横綱大関ら三役との対戦で経験を積めば、本当に今後が楽しみです。

 

正代自身も、
「いけるところまで番付を上げたい」というどん欲さを持っているので、
日本人横綱の最右翼かも。

 

くまモンもきっと応援していますよ。

だって正代の相撲は"負けにくい"だモン!