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「年賀状マナー」って知っておかないと恥かも?

12月の声を聞くと「やらなければ」と焦るものの一つに年賀状がありますね。
でも、
意外と書き方のマナーや常識を知らない人もいるみたいですよ。

 

あなたが年賀状を作成する際に、
送り先の友人・知人や上司、恩師などの顔を思い浮かべながら、
一生懸命に考えますね。

 

でも、
せっかく書いた年賀状がマナーに反していたり、
言葉の使い方を間違っていたりしたら、
出したあなたも受け取った相手も残念ですよね。

 

オリジナリティあふれる年賀状作りにアイデアを絞るのも、
もちろん大事ですが、

その前にマナーや常識をきちんと押さえておくと、
年賀状のクオリティーが一段とアップするかも。

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あなたが普段書いている年賀状はどうなのか知っているかもしれませんが確認してくださいね。

 

①手書きで書く場合、ボールペンや鉛筆で書くのは失礼にあたるの?

新年を祝う年賀状は本来、筆で書くそうですよ。
どうしても毛筆が苦手ならばボールペンで丁寧に書きましょうね。

書き間違えても消せるタイプのボールペンを使う人が最近増えてますが、
鉛筆同様、失礼に当たるんです。

また、
書き損じを修正液や修正テープで消して書き直すのもNGですよ。

 

②「謹賀新年」「賀正」などのお正月の決まり文句は、どう使い分けたらいいの?

こうした祝意を表す言葉を「賀詞」というそうで、
「謹賀新年」は「謹んで新年をお祝い申し上げます」と相手に対して、
へりくだる表現で、

「賀正」は単に「正月を祝います」という意味なんです。
ですから上司や恩師、離れて暮らす親など目上の人に出す年賀状では、
「賀正」「迎春」「新春」などを使うのは避けて、

「謹賀新年」「恭賀新年」「瑞祥新春」など、
4文字の賀詞を使うようにしましょうね。

 

③「元日」「元旦」に違いはあるの?

年賀状を送る際に、
あなたも何気なく「平成29年元日」「2017年元旦」なんて書いていると思いますが、

「元日」は1年の最初の日、つまり「「1月1日」のこと。
「元旦」は「元日の朝」を意味するんですね。

ちなみに、
「旦」は朝日が昇る様子を表しているそうですよ。

こんな年賀状もあるみたいで参考にどうぞ↓

 

 

④相手が喪中なのを知らずに年賀状を送ってしまったときの対処法は?

寒中見舞いなどを出して、
喪中を知らなかったことのおわびやお悔やみを伝えましょうね。

たとえば、

「○○様がご逝去との悲報に大変驚いております。
存じ上げず新年のご挨拶を申し上げてしまい失礼をいたしました。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」

 

もしあなたが喪中なのに年賀状が届いた場合は、

「ご丁寧なお年始状を頂き恐れ入ります。
実は〇月〇日に○○が他界しましたため年始のご挨拶をご遠慮申し上げておりました。
こちらの不手際によりご連絡が行き届かず大変失礼致しました。
おわびを申し上げますとともに本年の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます」

 

地震などで被災した人には年賀状は送らないほうがいいの?

今年は我が郷土熊本での「熊本地震」や鳥取や東北など大きな地震がありましたが、
「正月」は、
家に新しい年の神様を向え入れ、それを喜び合う行事ですから、

被災した方にも、
お互いの絆や思いを伝える意味でも年賀状を出すとよいでしょうね。

 

またその際、
「その後いかがですか?」などと気遣いの言葉や、

相手の支援に対して、
「あの時はありがとうございました」などのお礼の言葉を添えると気持ちが伝わりますよ。

   

ところで、
民間調査で「年賀状を出す」と答えた人が初めて8割を下回ったそうで、
年賀状の代わりにスマホでメールやSNSで出すそうですよ。

また、
「年賀はがき」さながらの「デザインされた年賀状」もあるみたいですね。

 

スマホアプリの中に年賀状をメールで送れる無料アプリだそうで、
iPhoneAndroidスマホに両対応している無料アプリで、
「筆姫」「LINE Card」

 

他にも結構たくさんあると思いますが、
ほとんどのメジャーな人気アプリは写真や印刷会社と提携しているみたいで、

「作成した年賀状を、そのままネットでプリント注文する」
という流れみたいですね。

 

「筆姫」などは、
富士フィルムのサービスを利用できるのですが、

「保存」の他に、
「LINEへの投稿」「Twitterへの投稿」「メールに添付」が選択可能みたいですよ。

 

いずれにしても、
年賀状を出すにしろ、メールで送るにしろ、

 

日頃の感謝の気持ちは、
文字や形にすることで、より相手に伝わりますね。

 

年賀状やメールを書く上でのマナーを面倒と感じる人もいると思いますが、
マナーは相手への思いやりを形にしたものですから、

 

送り先によって裏面の絵柄や文面を変えるなどの工夫と合わせて、

「少しの手間」が相手に伝わりますよ。