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「チープカシオ」良いものは口コミで自然に売れるという良い見本?

チープと言うより精度の高い物をその価格で提供できる事がすごいですね。

 

ジョギングする時とか
腕に負担がかからないから良いですよね。
それなりに正確だし。

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というのは、
販売価格も最安で千円を下回り、高くても4千円と気軽に購入できる、
カシオ計算機の腕時計「チープカシオ」が近ごろ注目されているんですよ。

 

なんでもフェイスブックに、
英国人男性が約20年前に紛失したデジタル表示の“チープカシオ”を自宅の庭で偶然見つけて
故障していなかったし泥だらけになっても動いていたという記事や、

 

バンドが壊れたあとに、
車庫とか工場みたいなところで吊り下げた時計みたいになっていても、
ホコリまみれになっても稼動してた、

 

なんていう記事などが世界中に拡散され、
チープカシオのタフさが再評価されたというんですね。

 

このチープカシオを購入するのは、
主に10代~30代の若い世代で、

カシオという日本メーカーの信頼性もあって、
台湾や東南アジアから訪れる観光客もよく買っていくそうです。

 

その人気の秘密は、
「チープカシオは、時計として精度は高い半面、安い。そのアンバランスさがうけている」と。

そのうえ
「素材をうまく使ってデザインされ、値段以上のアクセサリー性がある」と。

 

チープカシオは造りこそ薄くできていますが、
そのペラペラな感じがかわいらしさ、憎めなさになっているのかも。

車も時計もロープライスなものが流行る時代になったのかな。
こだわりがなくなったと考えるか本質重視になったと考えるか?

 

「チープカシオ」は良いものは口コミで自然に売れるという良い見本なのかもしれませんね。


↑ここでも買えます。

 

ところで、
こういったチープカシオは売れていますが、
最近は「時計をしていない人」が増えていますよね。

 

実を言うと私もここ何年腕時計はしていませんよ。
おかげで腕時計の日焼け跡がわからなくなりましたが、

 

腕時計に関する調査結果によると(有効回答数は4,791件)

腕時計をまったくしない! という人は、男性27% 女性41% 。

総計で最も多かったのは「ほぼ毎日している」で44%。
週に1回以上している、と答えたのは57%と約6割でした。

 

逆に、
「持っているがまったくしていない」は21%、
「持っていないのでまったくしていない」は9%で、
3割の人がまったく腕時計をしていないようで、

 

「腕時計をしていない人」にその理由を聞くと、
私もそうですが大多数の声として挙がるのが、

 

「携帯電話を持っていれば、時間がわかるから、腕時計は不要」
というものですね。

 

時間を確認することだけを考えた場合にはどちらか良いか?というと、
早いのは腕時計な気がしますが、

携帯電話もポケットから出すだけなので、
言うほど差があるわけではありませんよね。

 

むしろ、
腕時計は着けたり、外したりしないといけないので、その手間がかかるかも。

時間確認のしやすさだけならば、
携帯電話でも構わないという感じでしょうかね。

そういう部分も携帯電話があれば十分ですから、
腕時計をしない人が増えている原因かもしれませんね。

 

そういえば、
バブル世代や、その上の世代にとっては、腕時計はステイタスアイテムだったですね。

逆に、
20代くらいの若い人たちに聞くと、まさにそこが腕時計をしない理由だという声もあるんです。
「腕時計のブランドや値段で、自分を判断されたくない」と言うんですよ。

 

また必要がないもの、買わないと困るものが優先され、
買わなくても困らないもの、

持っていなくても支障が出づらいものは消費対象からはずれやすいみたいで、
それがクルマや腕時計なのかもしれませんね。

   

でも男は腕時計が必要という2つの意見もあるんですよ。

 

まず一つ目は、
男の腕時計は時間を確認する為だけの道具では決してなく、
腕時計は数少ない、自然に使える貴重な装飾品だと。

 

夏場の半袖の時期など腕を露出する場合は特に、
「腕元の寂しさをどう解消するか」という事を、
お洒落な人は10人中10人が実は重要視しているんですね(私もそうでしたが)

 

なぜかと言うと、
意外と目立つ腕元の印象がコーデ全体の完成度や、
お洒落感を大きく左右する事をしっかり理解しているからなんですね。

せっかく腕元の寂しさを自然に解消する事ができるのに、
男が腕時計をしないという選択はどう考えてももったいないという意見。

 

二つ目は、
今は皆スマホを持っていますし時間を確認する用途だけで言えば、
男の腕時計は先ほど話したように「絶対に必要なもの」ではないのかもしれませんが、

ただスマホだと、
サッと時間を確認するスピードは腕時計にはまず勝てないですし、

 

たとえば、
ビジネスシーンや飲みの席などであっても、
目上の人がいる前でスマホを取り出してしまうのは失礼にあたる危険性もあるんですね。

 

つまり、
スマホはスマートだけど、
スマホで時間確認はスマートじゃないと。

にも関わらず、
あえて腕時計をしないという選択をする必要がないという意見なんです。

 

そんな人ほどチープカシオが、
それが嫌なら、「チープシチズン」でもいいかも。

 

いずれにしろ、

良い腕時計を持つことは、
それだけでステータスというイメージがありますが、

「良い腕時計を身に着けることで仕事のモチベーションが高まる」のもいいでしょう。

 

でも「チープカシオ」みたいなさまざまな腕時計を知り、

そのこと自体を楽しむこともまた楽しいように感じます。

 

時代とともに価値観は変わります。

10年後、20年後のあなたは、何を見て時間を確認しているだろうか?