「おばさん体型」いつの間にこんな体型に?
あなたは鏡に映った姿を見たときとか、
着ていた洋服が入らなかったときとか、
写真に写った自分を見たときとか、
服がキレイに着こなせなくなったときとか、
体重が増えたときとかに、
「自分がいつの間にこんな体型になったの?」
なんて自分の体の変化に気づいたことありませんか?
30代を過ぎたころからのボディラインの崩れは、
気づいた時には「おばさん体型化」につながるみたいですよ。
そんな「おばさん体型」のボディラインの崩れで一番気になる部位はというと、
おなか回りが53.2%で断トツなんです。
・股下のジーパンをはくと、おなかの肉が乗っかったり、
・スカートのホックが飛んだり、
・下を向くのがおっくうになったり、
・常に臨月みたいに感じたり、
・何段になっているのかわからないくらい、全体的におなかが出ていたり、
と、あなたも感じていませんか?
次にお尻の15.1%で、
・昔より垂れた気がして、太ももとお尻の境がぼやけていたり、
・お尻がたるんでパンツがスッキリはけない後ろ姿が「おばさん」だったりとか。
そして太ももの10.2%で、
・ひざの上に肉がたまるようになったり、
・パンツをはくとカッコ悪いので、チュニックやスカートで体型を隠すようになったり、
したら「おばさん体型」注意報ですよ。
また「おばさん体型」に変わってこんなエピソードもあるみたいで、
・太ももの太さでパンツを選ぶとウエストが大きく、ウエストで選ぶと太ももがパツンパツンに。
・10年前のスキニージーンズが途中までしか入らず、息を止めてはこうとしたら、足と腹筋が同時にツッた。
・衣替えのとき、昨年の服が全部入らなかった。
・試着室に案内されても、それを着た自分の姿を店員さんに見せられない、
なんて切実な失敗や困ることですよね。
そもそもこの「おばさん体型」を測る目安はどこにあるかというと、
「20歳のときの体重」なんです。
一般的に20歳ごろを境に運動量が減るので、
そこから増えた分は、筋肉ではなく脂肪みたいなんですね。
5%~10%の体重増なら許容範囲ですが、
それ以上は肥満傾向ですよ。
20歳の体重+10%超=肥満傾向
と覚えておいてくださいね。
また、
首や顔まわり、背中など皮下脂肪の少ない部分にまで脂肪がつくようになったら、
要注意のサインかも。
高血圧などの合併症があれば、
真剣にダイエットを考えましょうね。
あなたもご存じの、
タニタ食堂で有名な体重計など計測器の大手メーカーのタニタでは、
「体脂肪率を測れば、体の変化が一目瞭然」と言っているんですね。
タニタでは、女性の場合、
体脂肪率が18歳~39歳なら35%以上、
40歳~59歳なら36%以上、
60歳以上なら37%以上を肥満としているそうですよ。
また、
「脂肪が1㎏増えると、ウエストが1㎝増える」そうで、
あなたがはいたパンツがキツくなったら、脂肪増の可能性があるかも。
それから、
おばさん体型になる3つのNG習慣というのがあるんですね。
①バッグをいつも同じ肩にかける
②すぐに足を組む
③下着やパンツをはき始める脚がいつも同じ
(引用元:週刊女性)
分かりやすく説明しますね。
女性の体は、出産のために骨盤が開きやすく作られていますね。
そのため、ゆがみやすくなっているんです。
だから、
「日常生活の何気ない姿勢や癖で、骨盤がゆがんでしまう⇒おばさん体型になってしまう」
ということなりやすいんですよ。
そして、
骨盤のゆがみを招く日常生活の一つが、
ショルダーバッグをいつも同じ肩にかけることなんです。
ショルダーバックをいつも同じ方ばかりにかけていると、ゆがみを招くんです。
ですからショルダーバッグは、意識的に左右バランス良くもつといいですよ。
また、
女性はショルダーバッグを身体の前で持つ人が多いですが、
これは猫背を招いてしまうんです。
ショルダーバッグは、
腕より後ろ側で持つようにすると、猫背予防になりますよ。
脚を組む動作も、骨盤に悪影響があるんです。
脚を組むと骨盤は、左右の差ができてしまうんです。
しかも、
1度生じてしまった骨盤のズレは、自分で治療するのは不可能で、
整体院などで綺麗な状態に戻してもらわなくてはいけません。
脚を組む癖のある人は、意識的に改善した方がいいですね。
そして、
いつも同じ脚からパンツやズボンを履くのも要注意ですよ。
いつも同じ方から履き始めると、
同じ方向に重心がかかり偏った筋肉を使うことになり、
筋肉のバランスも崩れ、骨盤がゆがみやすくなってしまうんですよ。
右利きの人は左足に、
左利きの人は右足に重心がかかりやすいので気をつけてくださいね。
パンツやズボンを履くとき以外にも、
電車やバスで待っているときなども重心側に体重をかけやすいので気をつけてくださいね。
そんな骨盤を整える方法としては、お尻歩きがオススメですよ。
地面に脚を伸ばして座り、お尻の出っ張っている骨を使って前後に10歩ずつ歩くと、
骨盤が締まり整いやすくなりますよ。
また、
歩くときに意識してほしいのが“足は親指、手は小指”という点。
足は重心を親指に置くと身体の前面に力が入り、
肩や首がスッと前に引っ張られるようになり、下半身はキュッとなりますが、上半身は猫背のまま。
これに手は小指を意識すると、
肩や首が背中側に引っ張られ、胸が綺麗に広がり背筋が伸びるんです。
このように、
日常のちょっとした行為が骨盤をゆがめ、「おばさん体型」の原因になってしまうんですね。
最後に「おばさん体型」を防止し体型維持をするためには、
一日の消費エネルギー(活動量)を増やすことが必要なんです。
ひとつの手段として、
「座る時間を減らすこと」
太っている人は、痩せている人より座る時間が明らかに長いんですね。
座って行っていた家事を立って行う、
パソコンなどは立って見る。
そしてそれを、「毎日続けること」が大切ですよ。
「いつのまにこんな『おばさん体型』に?」
なんて気づく前にあなたの意識が大切かもですね。