「くまモン・マラソン」タイで開催これが本当のタイアップ?
タイのような暑い国に(着包み)くまモン行くのか・・・
これでくまモンが走るようなことがあったら(中の人が)死んでしまうかも?
というのは、
我が郷土熊本県は8月17日に「くまモン」人気が急上昇している親日国タイで来年1月に、
「くまモン・マラソン(仮称)」を開催すると発表したんですね。
コースはバンコク市内の5キロで、
参加者が着用して走ることができるように、
くまモンのデザインTシャツやヘアバンドなどの販売も計画するそうで、
これは、
熊本地震で減少が予想される外国人観光客の獲得のためみたいです。
また熊本を舞台にした、
くまモンが登場する映画のシナリオコンテストも開催し、
実際の映画化も行われるそうですよ。
タイといえば、
元々クマのキャラクターが好きということもあり、
日本のキャラクターとして「くまモン」はタイ人には本当に大人気なんです。
熊本地震の時は被災した人々を応援しようと、
「くまモン」にタイの人気キャラクターたちが優しく寄り添うイラストが次々と作成され、
インターネット上で多数シェアされ「熊本頑張れ」の輪が広がったんですね。
「LINE」でスタンプの制作者らが「Pray for Kumamoto(熊本のために祈りを)」
という「ハッシュタグ」を付けてインターネット交流サイトのフェイスブックに投稿したり、
傷ついて涙ぐむくまモンの肩に手を掛けるナマケモノ「Slothy」の絵柄は、
本震があった16日に投稿されて4320回シェアされたんです。
「九州の人々を応援したい」」
「頑張って。ぜったいに乗り越えられる」
といったコメントも寄せられています。
本当にありがたいことです。
また今年の1月10日には「くまモン」のステージショーもありましたね。
また世界の有名なクマが集う「セレブリティー・ベアー・ショー」がタイの首都バンコクであった時、
くまのプーさんやテディベア、カンフーパンダといった一流スターに交じって「くまモン」も登場したんですね。
くまモンが得意の体操を披露すると、
あっという間に人だかりになったそうですよ。
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でも「くまモン」の「偽もん」が、
5月下旬にバンコクで行われたタイの大手書店と文具メーカーが主催のイベントに現れて、
「くまモン愛してますか? 会いに行きましょう」と銘打って開催したみたいですが、
会場に現れたのは手足が長く、おなか回りもスリムになった偽物だったんです。
怒ったファンが通報し、
主催者はすぐに謝罪に追い込まれたみたいですよ。
また熊本地震が起こった頃に中国でも「偽もん」が出ましたね。
「ラッキーベア」と言って顔形、目、耳、ほっぺまで、
まるで複写したかのように「くまモン」と瓜二つ。で、
違うところと言えば黒色が焦げ茶色になっていることくらいで、
そんな中国の「偽もん」にタイ人の人達の反応は、
「気にすることないよ。中国のはキモいから人気出ない」
「本当に中国らしいね。あらゆるものに品質が伴わない。製品も、食品偽装も、観光客も、そしてマスコットも…」
「偽物は偽物でしかない。この国にはうんざり」
「これは「くまミン」だね。「くまモン」の奥さんだよ」
「中国って本当に恥知らずだね」
と、私たち日本人とあまり変わらない反応ですね。
それから、
「BANGKOK 県人会」といって、
各都道府県のタイで働く日本人のサークル活動があるんですが、
もちろん熊本県人会もあり、
会の名前は「くまモン会」だそうで約60人の方が参加されています。
ますます活動の幅を広げるくまモン。
やはりロイヤリティフリーで企業の起用を促したからでしょうね。
「企業の商品をメディアだと考えたから。テレビに出るのも新聞や雑誌に載るのも、
商品のパッケージに載るのも同じだと考え、
それでお金をもらうより、
くまモンというキャラクターが世の中にあふれることの方がメリットが大きかった。
さらに、地元の人たちがそれを利用して売り上げを上げられれば、
熊本県の活性化を目指す我々にとっては好都合でした」と。
そして企業がくまモンを起用する一番のメリットは、
「ニュースになりうること。
これは今くまモンに人気があるからこそですが、
例えば企業がキャンペーンに人気タレントを起用しても、
なかなかニュースにはなりません。
エンタメ系のメディアならありえますが、
例えばBMWのコラボレーションは時事系のメディアでも報道されました。このPR効果は大きい。
しかも、
タレントと違って使用料は無料ですから、企業にとって価値のある存在だと思います」と。
ますます勢いに乗る「くまモン」
熊本の人には熊本の魅力をもっと見つめなおしてもらい、
県外の人には熊本のうまかモンやよかところを知ってもらうために、
ノリと勢いだけですモン・・・と。