美ビルド・ネットの熊本はてな?

「美ビルド・ネットの熊本はてな?」は我が郷土熊本県を中心にお役に立つ情報をあなたにお伝えします。

「PCデポ」ってこんなに悪徳だったの?

高額な布団や家電を老人に売りつけるのと同様の香りがするみたいだ!

 

客の無知無理解をいいことに場の雰囲気に呑みこんで、
過剰ともとれるサービスを推しつけ、冷静になったときには法外な契約解除料を要求する。

 

この契約解除料がどうこう以前に、
騙す気満々で契約させてむしり取ろうとする体質が問題と思いますよ。
契約辞めたいって言われなきゃそのまま続行するわけですから・・・。

 

縛り契約を途中解約したから解約したほうが悪いのか?

f:id:ky4490:20160818100803j:plain

というのは、
Twitterに、
「80歳過ぎになる父が毎月1万5000円の高額サポート契約を結ばされており、
解約しようとしたら10万円の契約解除料を支払わされた」

 

という内容で投稿されたのが発端で、
「相手が高齢であるのをいいことに、本来必要ないサポート契約まで結ばせていたのではないか」
など、PCデポに対する批判が集まったんですね。

 

その為ピーシーデポコーポレーションは8月17日、
今後は75歳以上の契約解除を無償にすることや、

 

高齢者との契約に関しては、
原則70歳以上のお客が新規に加入する場合は家族や第三者から確認を得ること、

 

75歳以上の加入者については、
加入期間に関係なくコース変更および契約解除を無償で行う、
と言っているんですが、

 

年齢云々より、契約解除料が法外な気がしますね。
高齢者だろうが何だろうが、
解約料が契約内容やサービス内容の何十倍もの値段なんてあり得ないと思いますよ。

 

それにしてもTwitterの影響力は凄いですね。

   

このPCデポは1994年の設立され、
Windows95などのブームを追い風に順調に規模を拡大してきたみたいですが、
 

価格競争の激化やタイの洪水による部品高騰の影響を受け、
2011年度の営業益は5.5億円と前年度の13.6億円から急降下し翌2012年度も8.7億円と低調だったんです。

 

そこで、
薄利多売で外部環境の影響も受けやすい物販から距離を置き、
サービスを中心に拡大させることで、
2013年度の営業益は23.1億円へと一気に復活を遂げたみたいなんです。

 

また、
当初はPCがサポートの中心だったんですが、
対象をスマホなどの関連機器にも拡大し修理や各種設定のサポート機会を増やしてきて、

他の量販店の営業利益率が3~4%台にとどまる中、
PCデポは7%と頭一つ出ていたんです。

 

元々PCを販売していた会社が業績が悪くなったのでサービスに力を入れた結果、
業績が上がったようですが、

そのサービスが今回のように高齢者やPCに詳しくない方に、
半ば詐欺のような形で売り付けていたようなんですね。

 

ちなみに、
PCデポのサービス一覧を見てみると、
 
ショートカット作成 3個 3,000円

ドライバダウンロード 5,000円
 
省電力設定 5,000円

Windowsアップデート 7,000円

アプリインストール 6,000円

アプリアンインストール 6,000円

アプリダウンロード 6,000円

Twitter設定5,000円

出張ではなく持ち込みの価格です。

 

ヨドバシやヤマダならTwitter設定等1000円なんですよ。
ビッグカメラは基本設定メール設定電話帳以降アプリインスト全て込みで1980円。

 

じゃあヨドバシにすればいいじゃないかという話ですが、
元々こんな事すら店に頼むお客さんなので、
購入後すぐ薦められるままサポート頼み高い価格を不思議と思わないカラクリなんです。

 

もしかすると20万程度で出来る工事をウン百万取る悪徳リフォーム業者と手口は同じかも。
知らない事につけ込む。

 

これらはほんの一部ですが、
ググれば同様のおかしなプラン、リース、商品が山程出てくると思いますよ。

 

価格を決めるのは企業の勝手と思います。
しかし、
社会的に悪どい商売が表沙汰になれば非難を受けるのも当然ですよね。
 

特に価格競争が正常に働かない情報弱者を狙った商法ですし、
野放しにすれば優良な企業が潰れて不良な企業しか生き残れなくなってしまいますよ。
 

悪どい商売のやり得を許してはいけませんね。

 

ここまで読んでPCデポの売り方が悪どいかどうか判断するのは見た人次第です。

良いと思うならまた利用すればいいでしょうね。