美ビルド・ネットの熊本はてな?

「美ビルド・ネットの熊本はてな?」は我が郷土熊本県を中心にお役に立つ情報をあなたにお伝えします。

「相模原多数刺殺」どうして弱い者に刃を向けるのだ!

最初外国のニュースかと思いましたが、
単独犯で60人もの死傷者を出すってことは、もう皆殺しを狙ったとした言いようがない・・・。
どんな理由があろうと、絶対に許せない!

 

もうあなたもニュースなどでご存じと思いますが、
7月26日午前2時45分ごろ、
相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」にナイフを持った男が侵入し、
暴れていると110番があり、

 

入所者らが刺されるなどし、男女19人が死亡、25人が重軽傷を負ったんです。
死亡したのは男性9人、女性10人。
他に男女20人が重傷、
5人が軽傷を負うなどし、

 

搬送先の病院によると、
重傷者の多くは首などに深い刺し傷があり、意識不明の重体の人もいるというんですね。

 

津久井署に出頭した元同施設職員で自称無職の、
植松聖(うえまつ さとし)(26)を殺人未遂と建造物侵入の容疑で逮捕したみたいですが、

 

死んだ方は生き返りません。

 

本当にお悔やみ申し上げます。

と同時に重軽傷者の方の早期回復を願っております。

f:id:ky4490:20160726141849j:plain

この植松聖は動機について、

「障害者なんていなくなればいい」

「奴をやった」

などと供述しているようですが、
被害者の方は主に首から上を狙われており、非常につよい殺意があったと思われるんですね。

 

植松聖のこれまでの言動から、
障害者福祉施設の入居者との間にトラブルがあったのはないかと思われるんですね。

その理由は、
職員を刃物で襲っていないんです。

 

解雇されたとなると雇い主側に対して、
恨みを持ちそうなイメージがあるんですが、

無いとなると、
入居者との間にトラブルがあり暴力をふるってしまった、暴言を吐いてしまった、

 

あるいは、
入居者や入居者の家族からクレームがあった、
などがあったかもしれません。

 

自首した時の「奴をやった」との話から、
職員が怪我を負わされたというのは聞きませんから、
入居者を狙っていた可能性が高いかも。

 

事件があった「津久井やまゆり園」は(相模原市緑区千木良476)

入園者に夜間や休日の食事・入浴・排せつ等の介助を行う事業をしているそうで、
強度行動障害者を受け入れている障害者施設ということです。

 

(強度行動障害とは、自分の体を叩く、食べらないものを口に入れる、飛び出しなどを行う等の自害行動から、
他人を叩く、噛みつく、物を壊す、大声で泣くなどの他害行動が著しく高い頻度で起こる障害です)

 

入居している方は18歳以上の成人で、その多くが知的障害自閉症の患者となり、
8つのホームと呼ばれる寮に分かれており、
ホーム内は居室のほかに、食堂・リビング・浴室・トイレ等があるそうです。
 

園内では軽度の生産活動や創作機会が提供されているとのことで、
屋外のプール、体育館などもあり、
基本的には常勤で123名の職員数を県から求められています。
 

内訳は、
管理者1人、事務員2人、栄養士1人、看護師4人、生活支援員115人。
と、大きな施設と言えるのではないでしょうか。

 

植松聖はここの非常勤職員だったそうです。

   

この強度行動障害施設で働いている他の人の声を聞くと、

 

しばしば利用者の他害で傷だらけになり、
噛まれたり、つねられたり、つばをはかれたり、
嘔吐物、排泄物、よだれ、便こね、などの処理は日常茶飯事だそうで、

 

なかには、
暴れる利用者を羽交い締めして全身アザだらけになった人も。
 

辛抱強く食事介助、トイレ介助をしなくてはならないらしく、
こちらの意思はさっぱり伝わらないそうなんですね。

 

保護者との関係、職員同士の関係など、
対立する要素が次々現れ、よほどの我慢と、 持久力がなければ勤まらないみたいです。

 

また、ある入所施設では、
「テレビを一緒に見ている」と何遊んでいるんだ!と叱られるところもあるようで、
立ち止まっていないで、仕事をしろという考えの施設もあるようです。

 

また洗濯量(宿直女子職員の仕事)もハンパじゃなく、
園生100人分の衣類を1人で名前別に分別しなければいけませんし、

分別している間に脱走の危険のある園生なども頭に入れて
耳を研ぎ澄まして、ちょっと物音がすると確認しに行くそうです。

 

あと寝ていても、
園生の排泄の有無を確認・トイレの回数も記録しなくてはいけないから
気が休まるときが無いそうです。(2、3時間横になれればいいと)

 

それから重度の知障施設は本当に凄いらしいです。
面接に行ったある人は、

 

老人施設の痴呆棟の比じゃないらしく、
行動は痴呆老人と同じようなものだけど、
喚き散らし方が派手でパワーの違うそうなんですね。
 

職員の心も荒み気味で、
面接の最中に入ってきて俺に喚き散らしてきた利用者に一応軽く挨拶すると、

面接官に、
「一々相手にしなくてよろしい!」と怒鳴りつけられ、
愛とか理想とかきれい事じゃやってけない環境と思ったそうですよ。

 

普通の職員は2年ぐらいで耐えられなくて退職して、
ちょうど良い循環が出来てる職場だそうですよ。

 

植松聖が本当に入居者を狙っていた可能性が高いなら、
よほど我慢できないことが入居者との間にあったのかもしれませんが、

 

普通はどんなに頭にきてもこんなことはしないと思いますよ。
植松聖自身が頭の障害?

 

また、
このような危険人物だと公的機関が事前に把握していても、
精神病院への措置入院という病気の断定がされると、
現実には何も処罰が出来無いという最悪の事例かも知れませんね。

 

心の病気だと認定させることに成功すれば、

警察からも法律からも逃げることが可能だと社会に思わせてはいけないと思いますよ。

 

この「津久井やまゆり園」という施設にはアルソックのシールが貼ってあったけど、
全く意味なかったみたいですが、

 

入所している方の親の心情を思うと本当にやりきれないです。