美ビルド・ネットの熊本はてな?

「美ビルド・ネットの熊本はてな?」は我が郷土熊本県を中心にお役に立つ情報をあなたにお伝えします。

「たまごっち」日本のものが米国セレブで流行ると嬉しくなる?

海外のスターが身につけたりすると注目を集めますね。
たとえば、
ランドセルやプリウスとか・・・そして「 たまごっち」とか・・・

 

というのは、
毎年5月にニューヨークで開催され、各界のセレブを招いて行われるイベント「Met Gala」(メットガラ)にて、
現在交際中の俳優のオーランド・ブルームと、シンガーソングライターのケイティ・ペリーが、

モノクロ液晶の初代で懐かしい白色の「たまごっち」で、
それぞれドレスの腰元、スーツの胸元に目立つように着用したんです。

f:id:ky4490:20160503193043j:plain

そして、
“それ”を聞かれた相手に対して「Tamagotchi!」と答えたそうですよ。

 

単なるファッションの一部として身に着けているのか、
それとも本当にたまごっち育成で遊んでいるのか、
その真相は定かではないですが、

 

こういうイベントで「たまごっち」を付けると高級アクセサリーに見えるかも。
もしかすると新しいオシャレアイテムとして流行るかもしれませんね。

 

やはり日本は技術と文化のガラパゴスですから、
それが海外の人には新鮮なんでしょうね。

 

この「たまごっち」は、
約20年前の1996年にバンダイから発売された携帯育成ゲームで、
登場するキャラクターのことでもあるんですね。

 

当時の女子高生に大きなブームを巻き起こしたし、
現在はこの「たまごっち」で遊んだ体験のあるお母さん世代が、

『TAMAGOTCHI4U』をとても懐かしく思い、
自分の子どもに安心して与えることができる『おもちゃ』みたいなんです。

 

なんでも名称の由来は「たまご(Tamago)」と「ウオッチ(Watch、腕時計)」だそうで、
画面の中に登場する「たまごっち」と呼ばれるキャラクターにえさを与えたり、
糞の掃除をしたり「たまごっち」と遊んだりしながら育てていくんです。

 

こまめにコミュニケーションをとっていれば機嫌がいいが、
えさをやり忘れたり、
糞の掃除が滞ったりすると機嫌が悪くなり最悪の場合には死ぬこともあるんですが、

 

こうして育てていくと、
ある程度時間が経てば「おやじっち」や「にょろっち」など様々なキャラクターに変身し、

どのキャラクターになるかは、
キャラクターのその時の体重や機嫌に左右されるよう設定されているんですね。
また名称の由来どおり単なる時計としても利用できます。

 

最近では「TAMAGOTCH4U」というタッチスポットが、
全国のおもちゃ売り場や外食店舗などに設置されて、

 

幼稚園や小学校に通う女児が限定キャラクターや限定アイテムをダウンコードして育成ゲームに取り込むができて、
タッチスポットにタッチするだけでいいため、
子どもにも簡単なんですね。(中には20歳前後のハイヒール女子もいるそうですよ)

 

なんでもこのゲームをすることで、
賞金をもらい生活用品などが買えるらしいです。

 

またおもちゃ見本市で、
女の子向け玩具の1位に選ばれたのは、
本体カラーは高級感あるメタリックテイストの「TAMAGOTCHI 4U」だったんですね。

 

この「TAMAGOTCHI 4U」の現代的な進化という点で目を引くのは、
「ツーしん」機能でしょうね。

 

私の記憶する「たまごっち」は、
基本的に一人で遊ぶものだったと思っていたんですが、

 

「TAMAGOTCHI 4U」では通信で友達とプロフィールを交換したり、
画面上で記念写真をとったり、はたまたプロポーズも行うことができるんです。

 

通信機能は、2003年に発売されたシリーズから赤外線通信で行われていたんですが、
「TAMAGOTCHI 4U」からは「NFC通信」が採用されたそうですよ。

 

このNFC(Near Field Communication)通信とは、
近距離通信と訳され、携帯電話などの端末をかざすだけでデータ通信ができるシステムで、
いかにも現代ぽいこのシステムを使った目玉機能ですよね。

 

メーカー公認の「タッチステーション」や「バンダイデータスポット」、
NFC通信機能搭載のスマートフォンなどに「TAMAGOTCHI 4U」をかざすと、
通信が行われ、
スロットゲームや、たまごっちがおでかけし始めたりと様々にできるそうです。

 

その他に、
ダウンロードによって、限定キャラクター、洋服・アクセサリー、ミニゲームなどが追加できて、
昔では考えられないし、
本体そのものにも着せ替えカバーやストラップを取り付けたりすることも可能なんです。

   

でも“注射”はないんですよ。

 

かつてのたまごっちで遊んだあなたはわかると思うのですが、
「たまごっち」ってお腹を減らす以外にも、

トイレしたり病気になったりと様々なお世話が必要なんですよね。
病気にかかった場合はメニューから注射を選択していたのですが・・・。
  

最新の「TAMAGOTCHI 4U」にはいくら探しても注射メニューがないんです。
注射をせずしてどうやって病気を治してあげられるのでしょうか?

 

メニューを総当たりして発見したのは“いたわり”。
この“いたわり”を選択すると、
クローバーが落ちてくるアニメーションの後、「たまごっち」の病気が治るんですね。

 

どうやら今の「たまごっち」では、“注射”→“いたわり”に代わったようですよ。

 

そして、遊んでいるうちにわかったのですが、
この“いたわり”は病気だけではなく虫歯を治すこともでき、
さらに拗ねているところの機嫌を直してもらうこともできるんですよ。

 

どうして注射がなくなって“いたわり”になったのかバンダイが言うには、

「注射から“いたわり”になったのは2009年発売の『Tamagotchi iD』からです。
iDからは、フレンド期では“死ぬ”という表現ではなく家出するという仕様になったため、
家出を止めるのに注射はおかしいということから、

“病気を治す”のも“いじけているのを慰める”のも“いたわり”という言葉なら共通で使用できるため、
そのように変更をいたしました」と。

 

そして“いたわり”という言葉は子供には難しくないかについては、

「子供が知ってる言葉かどうかという観点でも考えつつも、
以前からたまごっち本体内や原作の世界観の中には、あえて子供が知らないものや言葉を入れ込んでいました。
 
子供が後々「これってたまごっちで知ったんだよね」って言ってくれたり、
親や兄弟に「これってどういう意味?」とコミュニケーションのきっかけになれればと意識しています」と。

 

子供が知らない言葉であってもあえて入れ込むことによって、
学習やコミュニケーションの役目を意識しているそうですよ。

 

やっぱり「たまごっち」ってブームが過ぎても周期的に話題になるんですね。

 

でも日本のものが世界的に流行り出すと、

かの国が起源説で騒ぎ出すから、

気を付けてくださいね。