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「熊本地震」くまモンもびっくり!いきなり、ズドーンという横揺れが・・・

4/17追伸

まだまだ余震が続く中で更新していますが、
4月14日のマグニチュード6.5、最大震度7地震が本震と思って、

もう余震ぐらいしかこないだろうと少し安心して、
16日は部屋のベッドで片づけなどで疲れた身体を横たえて眠りについていた時、

 

例えようがないものすごい音と揺れで一瞬で目が覚め、
14日より凄い品物の散乱が薄明りの中、目の飛び込んできたんです。

 

それが16日未明の1時26分、M7.3、最大震度6強地震だったんです。
これが本震だと後でわかりましたが、

 

前回は停電などなかったんですが、
今度は完全に停電、
薄明りの光は隣のビルの非常灯の光だったみたいなんですね。

 

床は水浸しで、(後で電気温水器からの漏水とわかりましたが)
とにかく一回外の様子を見なくてはと思い、
非常階段を下りて歩道に行くと、
何人かがたむろしていて、

 

「凄かったですね。怪我はありませんでしたか」
とお互いに声を掛け合って、
「ほんなこつ、凄かったバイ」と熊本弁で言い合い、

 

何人かは近くに避難所でもある小学校に行くとのことで、
私はまた非常階段を上がって自分の部屋にもどって、
ベッドの上の散乱物を片付けて英気を養うために眠りました。

 

朝起きて顔を洗おうとしたら水が出ない、
「断水か~!こりゃトイレが使えんバイ」
と思いつつ、
飲み水はいつもペットボトルを買い置きしていますので、
心配は入りませんが、
やはりトイレが辛いですね。

 

近くにファミマとセブンの2軒のコンビニがあるんですが、
ファミマは閉まっていて、
セブンは開いているんですが張り紙が貼ってあり、

 

「食べ物や飲み物はありません。たばこと新聞はありますが、
おつりの小銭が無いために丁度の金額でお願いします」
と書いてあるんですね。

 

たまたま小銭があったのでたばこと熊日新聞はまだ来てなかったので、
西日本新聞(10円高かったですが)を買い、

部屋にもどり新聞を熟読して、
各地の被害の大きさに唖然とさせられました。

 

今回の「熊本地震」は震源が東進しているらしく、
より大きな「本震」がある恐れと連鎖の懸念があるとのこと。

 

まだまだ油断は禁物かも。
それにしてもトイレが使えないのが辛い・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

普通の地震はグラ・・ガタガタ・・ガタガタガタガタという感じなんですけど、
今回はホントにやばい地震なんでしょう。
ズドーンとかドーン!という感じで下からありえないほどの力でいきなり突き上げられたんです。

 

我が郷土熊本の益城郡益城町で4月14日夜9時26分に発生した震度7地震

 

ちょうどこの時間、
私は熊本市中央区の自宅マンションの5階にいたんですけど、
いきなり、ズドーンという横揺れとともに、

 

何がなんだかわからないうちに、
建物が倒壊するのではと思うくらいの激しい横揺れというか、

言葉では表せないほどの揺れかたで、
棚などから品物が飛ぶように落ちてきたりと、
生まれて初めて経験する地震だったんですよ。

 

「これはちょっとヤバいかな」と思いながら、
落ちた品物を片づけながら、
知人の安否を確認するために携帯電話をかけるんですが、
「現在通話ができません」と携帯がつながらないんですね。

 

そうこうしているうちに、
またいきなりズドーンと激しい揺れを伴う余震。

 

片付けた品物がまた床に落ちて、
これは落ち着くまでそのままにしておこうと思って
外の様子を見るために外部階段の踊り場に出たんですね。

 

いつもは人通りも多く自動車やバス・市電など交通往来が多いので騒音がかなりあるんですが、
その時みた光景は、
人もクルマもいなくてシーンと静まりかえっていたのが、
かなり印象的に残っています。

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今回の地震気象庁は15日に「2016年熊本地震」と命名したそうで、
15日午後1時までに震度1以上を観測した余震は、計129回。
震度6弱以上の大きな余震も2回あったんですね。

 

15日に入ってからも、1時間に10回前後の発生が続いて、
午前4時以降は、回数は減少傾向にあるみたいですが、

本震の発生から半日間での余震回数は、
1995年以降のマグニチュード(M)6・5の規模の地震では最多らしく、
震度1以上の余震は15日午前6時までに103回。

 

同年以降に内陸で起きた地震の中でも、
M6・8の新潟県中越地震(2004年)、
M7・2の岩手・宮城内陸地震(08年)に続く多さというんです。

 

そして、
建物の倒壊などによる9人の死亡を確認し、
県によると午前5時現在、県内のけが人は少なくとも765人で、うち53人が重傷。
県内約500カ所に一時計約4万4400人が避難したそうです。

 

亡くなった方にお悔やみ申し上げます。

 

また怪我をされた方など
早期の回復を祈っております。

 

今回の熊本地震の特徴として、
余震の規模は通常、本震のマグニチュードから1程度小さくなるんですが、
今回は、
同日午前0時3分に本震(M6・5)とほぼ変わらぬ規模(M6・4)の余震が発生。
最大震度6強を観測したそうです。

 

余震の回数が多い理由について専門家は、
震源が浅いと、押さえつける力が弱いため、岩盤がずれて地震が起こりやすい」と。

揺れが大きい理由についても、
震源が浅いために揺れが地表に伝わりやすい」と。

 

余震は、
複数活断層から構成される日奈久(ひなぐ)断層帯と布田川(ふたがわ)断層帯に沿って起きていて、
「余震は今も広範囲で起こっている。今後も1週間程は、震度6弱程度の余震に警戒が必要だ」と話すんですね。

 

また地下構造の複雑さを原因の一つに挙げる専門家も多いらしく、
「最初の地震震源付近は、二つの断層帯が近接する複雑な地下構造をしており、
互いに影響しあっているとみられる。余震は、両方の断層帯に沿って起きており数も多い」と言う人や、

 

「一般的に断層のつなぎ目はもろく、地震が起きやすい。
今回の地震では、両断層帯の全体が動いたわけでないので、今後も大きな地震を警戒しておくべきだ」
とも言う人もいます。

   

このブログを打っている今も余震が4回ほどあっていますが、
朝から通称白山大通りを電車通りから南熊本方面まで建物などの被害はないか確認しながら歩いたんですが、

 

さすがに倒壊している建物はありませんが、
大きな病院のタイルの外壁にひびが入っていたり、
木造家屋のモルタル外壁の一部が剥がれ落ちたり、
古いブロック塀が倒壊していたりと、
被害は軽微みたいで日本の建築基準法のすばらしさに妙に感心したりします。

 

そして建物の中の備品が散乱したんだと思いますが、
忙しく片付けしている人たちの姿が結構目立ちました。

 

そういえば、 
熊本城の天守閣は屋根瓦が剥がれ、
最上部に据えられていたしゃちほこは落下して行方が分からなくなったみたいで、
史跡になっている石垣も数カ所が崩落し、入り口付近では大きな石が通路をふさいでるそうです。

 

また城を囲む外壁で国の重要文化財になっている「長塀」は、
約100メートルにわたり、波打つように倒壊し、
同じく重文の「宇土櫓(やぐら)」も壁のしっくいが剥がれるなどしたそうですが、
建物本体はどうもないらしく、さすが加藤清正ですね。

 

それから今回の「熊本地震 」でいま被災地でやるべきこと、やってはいけないことは、
東京都がまとめた防災情報ハンドブック「東京防災」(http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/ )
を参考にすると良いみたいです。

 

また熊本県内の避難所はヤフーの避難所マップ(http://crisis.yahoo.co.jp/shelter/list/43/
にまとまっています。

 

あなたも他人事と思わずに家の中を耐震対策はしてくださいね。
というのは、
国土地理院の地図に明記された「中央構造線」というのがあるんですが、

 

関東の鹿島~中部地方の松本・諏訪~関西の伊勢~四国の名方~九州の阿蘇
と日本列島を縦断しているんですが、
昨夜はその各地域で地震が起きているんですね。
諏訪、関東でも揺れているんです。

 

中央構造線の始まりが、昨夜の大地震の九州中央でもある熊本からで、
そして終着点が関東の鹿島で、

 

明日から月末まで、
四国~和歌山~関東など中央構造線上の地域は警戒が必要みたいで、

特に注意は、
和歌山(奈良)の地域で震度5~ぐらいの地震が発生すれば、
その翌日ぐらいに東南海地域での大きな地震を警戒したほうが良いみたいです。

 

事前に注意して置くことで、すべてが小難・無難へと緩和されると思います。

天災は忘れた頃にやって来る。

だから、忘れなければ、天災は来ませんよ。

 

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