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お花見はやっぱり「花より団子」なの?2016熊本版 

梅やひまわりやコスモスなどなど他にも沢山の花を見に行く時でも使わない「花見」
やはり日本人ですから「花」と言えば「桜」ですよね。

 

そんな花見シーズンが近づいてきましたね。
例年の熊本県の桜の開花日は3月20日。満開日は3月30日なんですが、

 

2016年の開花予想は 3月23日だそうです。

そして満開予想は 4月2日。

見頃予想は3月31日~4月8日ぐらいだそうで、

 

熊本県の花見スポットでいうと、

•熊本城(熊本市中央区)3月下旬~4月上旬 (昼間の長堀の前の芝生で花見は無料で良いかも)

人吉城跡(人吉市)3月下旬~4月上旬 (駐車場:無料・入場料:無料)

•湯の児チェリーライン(水俣市)3月下旬~4月上旬 (駐車場:あり・入場料:無料)

•岡岳公園(宇城市)3月下旬~4月上旬 (駐車場:あり・入場料:無料)

•市房ダム湖畔(水上村)3月下旬~4月上旬 (駐車場:無料・入場料:無料)

•一心行の大桜(南阿蘇村)4月上旬 (駐車場:1日500円・入場料:無料)

•高森峠千本桜(高森町)3月下旬~4月中旬

•菊池公園(菊池市)3月下旬~4月上旬 (駐車場:あり・入場料:無料)

•蛇ヶ谷公園(玉名市)3月下旬~4月上旬 (駐車場:あり・入場料:無料)

•立岡自然公園(宇土市)3月下旬~4月上旬(臨時駐車場あり)

とあなたもご存じのところばかりですけど、

 

そのほかの花見スポットの穴場といえば、

熊本市内でしたら本妙寺田原坂公園や水前寺成趣園、塚原古墳、健軍自衛隊通り、

田崎市場近くにある「独鈷山」、白川河川敷、坪井川 遊水地公園、西合志の妙泉寺公園、田原坂公園など、

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そしてバーベキューで花見をするなら

子飼橋河川敷、津志田自然公園(甲佐町)、緑川河川敷、石神山公園(島崎4丁目)

西原村青少年の森キャンプ場 風の里、菊陽北小の上(ふれあいの森公園)など、

 

基本的に市内の公園はすべて火気厳禁なので、バーベキューできませんから注意してくださいね。
 (花見の時期、あちこちでやってますがあれはすべて違反ですよ)

 

こんなお花見なんですが、
一見、お花見に役立ちそうなアイテムでも、じつは周囲に喜ばれないものもあるようなので要注意ですよ。

 

たとえば仮装グッズ。
写真を撮るときに仮装していると、グッとイベント感が出るんですが、
ハロウィンが楽しすぎたからって、
お花見にも同じ雰囲気を求めるのは“空気読めない子”とレッテルを貼られる可能性が高めですよ。

 

またカラオケ。
アルコールも入りますし、ちょっと歌でも歌いたくなっちゃうかもしれませんが、
周囲でお花見を楽しんでいる他人には“騒音”にもなりかねませんからね。

 

そしてカードゲーム。
お花見は長時間にわたりますし、おしゃべりにも飽きてきた頃にカードゲームがあれば盛り上がるはず・・・。
なんて思ったりするかもしれませんが、
花を愛でるための会なのにカードを並べている場合ではないのかもしれませんよ。

   

ところで、
なぜ日本人は桜の下で花見を行うんでしょうね。
同じ頃に咲く梅や他の木の下ではなく、なぜ桜なのか・・・?

 

諸説あると思いますが、

「日本人は桜を見に行っているのではなく、桜に【見られに】行くのだ」と。

 

なぜかというと、
植物は太陽(上)に向かって花を咲かせますが、
桜は太陽の下ではなく人間(下)に向かって花を咲かせるそうです。

 

平安時代に書かれた「源氏物語」にもある通り、
日本人は昔から桜に「見られる」ために、桜の下で花見を楽しんでいたとのこと。

 

だから日本人は潜在的に、
「桜に見られる」意識があり、桜を見ていると、なんだか心が落ち着く気がするようですよ。

(確かに桜を観ると落ち着きますね)

 

また日本人に信じられている神様の一つに「サ神」と呼ばれる神様がいたそうで、
サ神様は山の神様で、
このお供えとしてのサケ(酒)やサツマ(薩摩)やサヌキ(讃岐)などの地名も、
このサ神様に由来するという説があるんです。

 

そしてサクラ(桜)の下でサケ(酒)を呑むという行為が、
サ神様への進行だったという説もあるんですよ。

 

そう思うと会社や付き合いでのお花見でも、

少し風流な気持ちになって楽しむことができるかも。