「男の色気」を火野正平が語ると・・・？ - 美ビルド・ネットの熊本はてな？

この人に比べれば、ゲス川谷や狩野英孝そして元議員の宮崎謙介なんて本当に小物と思う。

ゲス川谷叩いて、
この人を讃えるのはやっぱりキャラクターの差でしかないんでしょうね。

その「この人」と言うと、火野正平（６６歳）しかいないみたいですよ。
「週刊現代」2016年2月20日号の記事に、
「火野正平若くなるには、時間がかかる」(講談社)を上梓し、

その中で、
人生哲学や過去の恋愛にも触れ、話題となっているそうですよ。

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火野正平が語る「男の色気」とはどんなものか引用すると、

・「恋愛では、俺はもともと向こうから電波を発信されてから、アンテナで捉えて受けに行くタイプなんだよ。
　その発信にはできるだけ応えようと思う。
　逆に、何もないところで自分から「この人いいな」と思っていくことはめったにない。
　確かに自分も好きにはなるよ。なるけども、俺はそんなイケメンの立場じゃないから。
　だから基本的には受け身だね」

・「夫婦喧嘩?　時々反抗して言いたいことを言ってくるけども、俺は全然相手にならないじゃない。
　だから喧嘩にならない。人に恵まれている……そうなんだろうな。じゃないと三十数年も続かないでしょ。
　言っとくけど、俺は自分から女を捨てたことは一度もないんだよ。
　いつも向こうから「もうアンタとはいられない」って言われるんだもん。
　まあ、言われるようなことを俺がしてるってことなんだけどね」

・俺達の仕事ってお客さんに見てもらって初めておカネになるし、認められるものだから、
　「こんな良いものですよ」とも言いたくないし、「こんな悪いものですよ」とも言いたくない。
　単に「俺はこれですよ」と。
　俺という個体があってそれに反応してくれればいいし、
　嫌ならチャンネル権はそっちが持っているんだから観なきゃいいし」

・「多分無理しても駄目だと思うな。無理すると底が見えると思うしさ。
　ただ、「俺は引き出しいっぱいもってんねんぞ」っていうふうにしていたいんだよ。
　頭の中で思ってんのは
　「気張ったらイカン」ということさ。気張って芝居したらイカン。すぐ見ている人は飽きよる」

・「羨ましいな、いいなこの人、って思われなきゃ役者は駄目だと思うよね。
　あいつかわいそうだなって思われたら駄目だと思うし。
　だから役者ってやっぱり芝居じゃないんだな。
　芝居じゃなくてその役者を見て「いいな」って思わせなきゃ」

・「カッコ悪いのもカッコ良い」だからね。
　俺は、高倉健さん的にしてもジョン・ウェイン的にしてもさ、「男らしく」はなりたくねえもん。
　俺は「男」じゃなくて「男の子」でいたい。
　男の子なら、ヘンな事しても許してもらえる?
　そういうのもどっかにあるのかな。母性本能をくすぐるだって?
　そんなもんくすぐったことねえけど、じいちゃんになっても、男の子っぽくいたいよね。

・口説き文句に昔よく使った手としては、
　「絶対にそうなるんだから、早くなったほうがいいじゃないか」っていうのがあったね。
　「そうなった後の方が楽しいんだから、早く一緒になろうよ」って。

と、火野正平の言う「男の色気」って、あなたの琴線に触れた言葉がありましたか？

この火野正平は、きっと特例中の特例かもしれませんね。
あの顔とあのキャラクターだから成立する稀有存在かも。

ただ女性の何かを刺激する可愛らしさはあるんでしょう。
その可愛らしさとキモいは紙一重ですが・・・。

不倫がどうの奥さんがどうの理屈付けて道徳や倫理感だけでゲス川谷なんかを叩いても、
説得力がないのはこれが理由だから？

不倫がいい悪いではなく、
不倫する人間が誰かってだけで皆判断している話なんだなと改めて思いますね。

ただあなたに注意してほしいのは、
浮気を正当化しているつもりはありませんからあしからず。

そんな火野正平はなんでそんなモテたのか？

それはきっと芸能人にしては、
そこまで女性に手当たり次第手をつけてというタイプではなかったからかも。
むしろ、
性格上、コソコソしなくてはいけないようなことなら最初からしないという人かもしれません。

何でもオープンに話して、
また、わざわざ自分を大きく見せるために誇張したりもしないし、
素直に関係を認め、好きな気持ちも隠すことは無い。

そういう男女問わず人に好かれる性格が、
俳優としての実力とあいまり、また華やかな時代に恵まれて、モテ男火野正平伝説になったんでしょうね。

そして、
とても優しく男らしく、
そして火野正平自ら「男の子でいたい」
と言っているように子供のような人なんでしょうね。