キンコメ高橋健一解雇 今野浩喜の活躍を影で見守って!
ちょっと魔が差したというレベルではない今回の高橋健一の事件。
あなたもご存じのように、
2010年のキングオブコントで優勝したお笑いコンビ「キングオブコメディ」で、
キンコメの“イケメンの方”として女性ファンに人気があった高橋健一。
4月25日に世田谷区の都立高校に侵入し、
体育館の更衣室から女子生徒3人のブレザーやスカートなど24点を盗んだ疑いで警視庁に逮捕されましたね。
ほかに盗んだとされるのはネクタイ、革靴、靴下、生徒手帳など“女子高校生セット”一式で、
20年前から盗みを繰り返し「都内を中心に50~60件くらいやった」とも供述しているというんですね。
家宅捜索したら、
室内からポリ袋70袋に入った都内や埼玉、神奈川県の制服や学校用品など約600点を押収したみたいで、
動機は、
「20年くらい前からやっていた。性的欲求を満たすためにやった」と。
やはり被害者が女子高生というのが一番イタイところかもしれません。
今のお笑いを支えているのは若い女性ですからね。
そして初犯ならまだしも、
20年間盗み続けていたというのが致命的かも。
若年層の女性を敵に回してしまったから、
芸能界への復帰は無理かもしれませんね。
そんな高橋健一は依存症だったのだろうか?
母親は小学校5年生の時に自殺し、
父親は事業の失敗などから多額の借金を抱えた上、競馬や、女性にお金を使ってしまうような成育歴。
こんな恵まれた環境で育ってきたわけではない人に多い依存症。
脳の仕組みの中には、とても大きな衝撃を受けた際に、
依存症のスイッチが入ってしまう不思議な仕組みがあるみたいで、
「アルコール」「薬物」「ギャンブル」「ネット」「窃盗癖(クレプトマニア)」「性嗜好障害(性依存症)」
など色々ありますが、
今回は「窃盗癖」や「性依存症」といった可能性が考えられますね。
以前から仲間から「変態」と言われていたそうで、
07年7月には満員の地下鉄車内で痴漢をしたとして逮捕されて不起訴処分にはなったみたいですが、
その時も所属事務所の人力舎のスタッフや芸人仲間で嘆願書を作って無罪を訴えたんですね。
でも実はみんなの中には高橋健一は変態だからやってるかもという思いもあったそうです。
もし高橋健一が「クレプトマニア(窃盗症)」や「性依存症」の依存症だったら、
事件の性格上、法で裁かれることは致し方ないとしても、
刑務所に入って刑期を務めながらも、
依存症の治療やカウンセリング、そして母親が自殺した時の衝撃や悲しみを癒す、
グリーフワークも必要かもしれませんね。
一方の相方の今野浩喜は、(変態っぽい方が変態じゃない)
2015年映画「原宿デニール」ではかっこいい刑事役や、
「私の嫌いな探偵 第5話」「TEAM−警視庁特別犯罪捜査本部 第4話」
「警部補・杉山真太郎 最終話」「医師たちの恋愛事情 第3話」
そしてドラマ「下町ロケット」では、
経理部の係長役と若手社員のリーダー的存在の堅実で真面目な役どころなど、
鼻の頭がへこんだブサイクを武器に色々なドラマや映画に出演していますね。
今回の高橋健一の逮捕、そして所属事務所からの解雇で、
「キングオブコメディ」は解散でしょうから、
これを機にドラマや映画など個性派役者としての道をきっと選ぶでしょうね。
高橋健一も罪を償いながら今野浩喜の活躍を影で見守ってくれるといいですけどね。
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