砂遊びは室内で遊ぶの?
砂遊びといえば、
公園などの砂場や砂浜で砂を掘ったり砂山を作ったりして遊ぶことですね。
私も子どもの頃、
近所にある砂場でいろいろな形で砂山を作ったり、
落とし穴を掘ったりして遊んだ記憶がありますが、
最近は公園の砂場で子どもが遊んでいる姿は見かけませんね。
というより、
公園自体で遊んでいる子どもも少ないように感じるんですけど・・・。
砂遊びの効果はあなたもご存じと思いますが、
外で太陽の光を浴びる事でビタミンDの形成が促されるほか、
自然や土などに触れる事によって、細菌などの免疫力も付くんです。
さらに、
寒さになれさせることは、子供の免疫力アップにもとっても重要なんですよ。
昔から「子どもは風の子」って言いますよね。
まさにその通り!
砂遊びは、
子供の五感を刺激するのにピッタリな遊びなんです。
公園にある砂場。
季節によって暑い日もあれば寒い日もありますね。
砂場の状態だって、
雨の日の次の日は少し湿っていたり、風の強い日には砂が飛んでくることもあります。
そんなひとつひとつの変化が子どもにはとっても刺激的で不思議な現象。
また色々な形に変化する砂に触る事は、子供の思考力も育ててくれるんですよ。
見たり聞いたり触れたりすることで、感覚器官をフル活動し、
感覚器官を使うことは、
子供の情緒を安定させてくれる効果もあると言われているんですよ。
それでもやっぱり砂遊びをすると汚れや、
大量の砂のお土産が気になる〜!
と言うあなたには、砂遊び用の洋服を活用してみては?
安い上着やコートを砂場用に用意するのも良いですが、
やはり砂場用に作られた洋服の方がしっかりしているみたいですね。
オススメなのは、
①砂が入りにくいように上下でセパレートになってないもの。
②腕や足の部分がゴムなどで絞られるもの。
③動きやすく軽い素材。
④はっ水加工。
いっぱい遊んで、いっぱいの刺激を受けて、いーっぱい成長してきた印なんです。
「楽しかったねー!」
「いっぱい遊べて良かったねー!」と子供をいっぱい抱きしめてあげてくださいね。
あなたに褒められることで、子供は伸び伸びと遊べます。
せっかく砂遊びしてても、
「これをしたらママに叱られるかな。」と思ってしまえば子供は遊び方を制限して、
萎縮してしまい、脳も身体も大きく育つ事が出来ませんから。
砂まみれになって目一杯の刺激を受けて、
大きな人間になってもらいたいですよね。
でも、
公園の砂場汚染が問題も気になりますよね。
犬や猫などの動物が砂場に排泄し、
回虫が砂遊び中の子どもの体内に侵入してしまうことがあります。
免疫のない乳幼児は病気になることも。
砂遊びをしたら必ず爪の中まで手をしっかりと石鹸で洗い、
指しゃぶりや誤食を防げば大丈夫ですので、
むやみに怖がる必要はありませんよ。
そんな外での砂遊びも最近では、
室内での砂遊びが広がりつつあるんですね。
天候や衛生面の問題を気にせずに遊べるから・・・と。
「砂遊びは公園でするもの」という常識に新風を吹き込んだのが、
2013年6月に国内で初めて発売されたスウェーデン製の砂
↓「キネティックサンド」(910グラム、1944円)なんです。
灰色と黄土色を混ぜたような色で、見た目は普通の砂と変わらない。
触感はしっとりして湿り気があり、ぎゅっと握ると固くまとまる。
手をはたくと、簡単に砂が落ちて、
素材は海岸などの自然の砂で、約2%分はシリコンだそうで、
表面を特殊技術で加工しているため、周囲に飛び散りにくいそうです。
実際この室内用の砂を買った人は、
近所の公園の砂場は猫のふんが多くて利用できなかったみたいで、
「机の上で砂遊びを始めると、他の遊びより集中して遊んでいることが多い」といい、
親子で一緒に団子を作ったり、
クッキーの型で抜いたりしているという。
「砂を触るだけで落ち着く」とも話しているんです。
今では、国産の室内用砂は、
↓タカラトミーの「サンズ・アライブ 天使の砂」(1350グラム、ヘラ付き、3758円)
↓バンダイの「suna・suna」(500グラム、1922円)
と、いろいろ販売しているみたいです。
こんな室内用の砂の登場で、砂遊びの機会が増えるのは良いことではありますが、
やはり、公園の砂場がいいかも。
歩きにくい砂の上を踏みしめたり、バケツに入れた砂を持ち運んだりすることで、
筋力やバランス感覚を養成することにもつながるし、
他の子どもたちとスコップなどを取り合ったり、貸し合ったり、
協力や役割分担をしながら大きな作品を作り上げることもできますね。
子ども同士の交流やトラブルが人間関係を築く力につながりますから、
砂場で遊べる機会があれば利用を積極的にしましょうね。
それから、
室内でも砂場でも、砂遊び中に大人が手出しや口出しをしすぎないようにしましょうね。
子どもを見守りながら、一緒に楽しむことが大切ですから・・・。
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