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フィリバスター作戦の民主党は税金のムダ使い?

本気で安保法案成立を阻止できるとは思っていないのに、
フィリバスター作戦を使ってこんなに抵抗したんだと、
有権者にアピールしているんでしょうね。

 

やはり次の選挙を睨んだ印象操作としか見えないのは私だけか。

 

限りある時間をもう少し有効に使ったらと思いますし、
それに税金もムダに使ってる感じもしますね。

 

この記事のコメント1299件のほんの一部を引用すると、

 

・こんなんでまだ民主党の支持者がいるってのが不思議
 与党になった時と野党の時と政策が違いすぎる
 結局人気とりしか気にしてないし政策なんか何も無いのであろう

 

・これを小学生や中学生が見たら、どう思うのだろう

 

・これで「野党は頑張った!」って思う奴いるのか?何のためにやってるの?

 

・議事を遅らせて何か国民にとって良いことがあるのか?

 

・数名の造反などで結果が分かれそうな情勢の時ならまだしも、
 採決前から結果が確定してる今の国会においてこのような行為は全て茶番にしかならない。

 

・議員定数とかもこれくらい必死にやってたら
 多少は見る目も変わると思うけど絶対にやらないよねw

 

・今、国会討論見てるが、話が前後したり、飛んだりと、山本の話はまとまりがないな。

 

・これも本場アメリカでのように、一人で一晩中でも続けられるかどうかで、
 本気度がわかる。
 そうじゃないなら、野党としてただやるだけはやりましたっていう
 アリバイ工作みたいなもんでしょう。

 

・税金の無駄遣いもいいところですね。
 民主党が無駄な仕分けをしていましたが、
 こうした政治家の怠慢を仕分けすべきではないのか。

 

フィリバスター作戦? 作戦というのは勝算があってこそのものだ。
 勝算が無いのにやっているのならそれは作戦ではなく、
 マスターベーションというものだ。

 

と、ほとんどのコメントは民主党フィリバスター作戦には否定的な意見が
多数を占めているようです(今の議席数に正比例か?)


日本ではこのフィリバスター議事妨害と訳されていますが、
本場アメリカでは、主に連邦議会上院で、演説を長時間続ける手法がとられる。
これは上院では議員の発言時間に制限が課されず、
席に座らず立ったまま演説を続け、

 

トイレなどで本会議場を出ないでいる限り、
何時間でも演説し続けられるという伝統があるためで

1789年の第一回議会から良心にしたがって発言できる審議形式は、
上院の誇りになっているという。

 

日本ではアメリカ議会のようにフィリバスターを誇りに思うだろうか?

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 中にはフィリバスター断固支持というサイトもあります。
引用すると、

 

学部生の研究発表でも20~30分普通に喋って足りないと感じるくらい。
政治家がこんな大事な問題に対して喋るのに、
もっと長く喋らないといけないのは明らかであろう。

この審議自体がこれまでの安保法案の歪み、論理的破綻、
アベ総理以下官邸の国会軽視や不誠実さ、迷走ぶりをすべて洗い出し、
総括しているかたちになっています。

 

たった今も鳴り響く国会の外の声が、
少なくとも野党の議員に力を与えていることはたしかだ。

今日は、日本で議会制民主主義が覚醒した1日だと言っても過言ではないと思う。
これを継続させるもさせないも、我々の不断の努力次第だ。
正直、自分が主権者だとこれほど痛感したことはなかった。

 

またこんな意見も、
自民党違憲暴政に真剣に対抗する野党は、
牛歩でもフィリバスターでも委員長解任動議でも内閣不信任案でも
問責決議でもして抵抗の意思が本物だと示せ。私は支持する。

 

このフィリバスター、日本で言う議事妨害の手法の代表例は、

質問攻め・牛タン戦術 ・審議中断 ・吊るし ・マクラ・不信任決議案の提出

審議拒否・牛歩戦術・ピケ戦術

 

と中には見聞したのもありますね。
ただ私の記憶ではどんな議事妨害をしてもその時の法案は、
すべて通ったような気がしますが・・・。

 

そういえば、
名作映画「スミス、都へ行く」で、
主人公が果敢にフィリバスターを試みたことで有名ですね。

 

デモクラシー・ナウ!のファンであれば、
かつてマイク・グラベル議員がこれを使って
ペンタゴン・ペーパーズ(国防総省ベトナム機密文書)を
上院の議事録に入れてしまうという快挙をやったことで、
記憶にあるかもしれません。

 

要するに議員の発言を議長が一方的に中断することができないのを利用して、
とめどなく話し続けることによって法案可決を妨害するのがフィリバスターです。

 

映画のスミス議員は「言論の自由の行使であり、民主主義の最高の表現だ」
と言っていますが、

現実にそれを行ったグラベル議員の回想を聞けば、
そんな品の良いものでも、なまやさしいものでもなかったことが分かります。

 

フィリバスターを強制的に打ち切ることができるのは、
上院議員のスーパーマジョリティによる議決です。

 

現在はそれが60議席となっているため、
議事妨害をクリアして法案を通過させるためには
上院で50票が必要だということになっています。

 

しかし合衆国憲法にはそんな規定はなく、
現在の議会運営は違憲状態だとトマス・ゲーガン弁護士は熱弁しています。

こうした状況が生まれた経緯とともに、
議会の上院が果たしてきた歴史的な役割も考えさせられる興味深いトピックですね。

 

いずれにしても、

政治家が自分の選挙を意識して国民の受けを思っているならば、

これこそ無責任な政治姿勢ですし、

 

国民を重大な危険にさらすことになります。

まさに平和ボケしていますね。

 


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