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「NONSTYLE」の石田明は鬱と闘っている人の希望か?

うつ状態の人には「頑張って」という言葉で励ましてはいけないと
一般によく言われていますが、

 

それは正しいのでしょうか?

 

また、「頑張って」と言ってはいけないと言われても、
どのように励まして良いか、

日本人の多くにその兆候・症状があるとさえ言われ、
もはや国民病となっている鬱病

 

その対策・治療については幾つもの提言があり、
医療現場でも決め手に欠くのが現状みたいですが、


お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(35)が9日、
読売テレビで放送された「黄金列伝!」に相方の井上裕介と出演。
20代中盤、
「完全にうつ」と言い切るほど深刻な鬱(うつ)病を患っていたことを告白したそうです。

 

デビュー1年後には父親の抱えた莫大な借金を知らされた。
人付き合いが苦手で“対人恐怖症”。漫才は好きだが、

テレビのトークコーナーが苦手で
「コーナーで全然しゃべられへん。何で向いてへんのにこんな仕事してるんやろ。
何でこんな明るく振る舞わなアカンのやろ」とストレスが蓄積し、
「完全にうつでした」と明かしたんです。。

 

「最初のころは誰にも(うつ)を明かせず、俺はほんとにアカンやつなんや」と思い詰める日々。
病院に通い、
『毎週写真をたくさん撮って、写真を見て話す』
『粘土を壁に強く投げつける。嫌なことがあれば投げながら言う』
など、薬を使わないカウンセリングを何度か受けたが、

全く合わず、薬による治療が始まった。
「(精神)安定剤、抗うつ剤睡眠薬」と様々な薬を飲んでいたという。

 

相方の変化に気付いていた井上だが
「『大丈夫か』って言われるのが(この病気は)アカンのちゃうか、
と思って、僕にはどうしようもなかった」と明かし、

 

「信じられないくらいの大量の薬を飲んでた」と振り返った。
ストレスで過呼吸になることもたびたび。
「(息を)吸うタイミングが分からず、いっぱい吸っちゃうんです。
過呼吸になって)だんだん手が痙攣してきて、手が(体に)巻いてくる」ほどだった。

先輩コンビでノンスタと親しいロザンの菅広文は、
普段は周囲に気を使う石田が、
お酒を飲むと豹変し「ようどつかれました。手、出ますね。ビンタされたり」という。

 

「NON STYLE」の石田明の凄い鬱病体験ですね。
この石田明に限らず実は「うつ病」になる人が多いんです。芸能界には。

 

たとえば、
大島優子 丸岡いずみ ナインティナイン岡村隆史 高島忠夫 音無美紀子 
長嶋一茂 木の実ナナ萩原流行千葉麗子

 

など、まだいるかもしれませんが、

華やかに見えてもいろいろな苦悩のある芸能人、
なぜ芸能人は「うつ病」になりやすいのか?

 

その原因は、

・分刻みのスケジュールで、心身が疲れきっているにも関わらず、休養を取れない

・最近の芸能界は移り変わりが激しいですから、事務所は商機を逃さないように、
 人気があるタレントのスケジュールは目一杯に詰め込む

・芸能人は人前に出る仕事であるため自分に対する期待や
 プレッシャーを感じることが一般人よりも多く、その分うつ病にもかかりやすい

・私たち一般の人間も、うつ病で会社を長期間休んだりすることに対して、
 非常に強いストレスを感じます。
 多くの目にさらされる芸能界という職場であればそれは尚更

・勝つためには手段を選らばないと、言えそうなほどに、競争が激烈で、
 将来も現在の地位を維持できる保障は充分ない

・生き馬の目を抜く芸能界を渡っていくためには、ライバルに負けないように、
 がむしゃらに働く

・芸能人の仕事というものは、誰彼構わず批判の声を受けることが多い

・芸能人は、仕事は収入が不安定。時間が不規則。そして孤独です

 

ほんとうに辛い時は今にも死にそうな顔になりますが、
それすらも我慢して笑顔で接する芸能人のプレッシャーは確かに辛いと思います。

 

一般人でさえ、 見分ける方法は無いんです。

 

ある人など、
人付き合いが好きで接客業に就き上司や同僚にもその応対を高評価されていますが、
それでも、
通院しているクリニックのカルテには「うつ病」が記載されている人もいるぐらいですから。

 

自分が うつ病かどうか 簡単な見分け方はあるみたいです。

自覚症状として、

眠れない、

集中力がない、

体調の悪い時間帯がある、

自分のことが嫌になる、

不安、

身だしなみなど 気にしなくなった、

今まで 興味があったものに 無関心になった 無表情になった、

自分の存在価値が、見いだせない、

 

などが初期症状として挙げられるんですが、
やはり熟睡できないってのが一番わかりやすい目安と思います。

 

セルフチェックだけでは、うつ病かどうか判定はできませんから、
その疑いがあるのであれば、早めに心療内科へかかることですね。

心療内科では、抑うつ状態がどれくらいか図る問診があります。
この診察で、どの程度のうつ状態か、あるいは通常の範囲かが診断されるのです。

 

ただ、病院に行って、多くの抗うつ薬が用いられていますが、
その中には、効果の面は高いが、
使用した半数以上の人に副作用が認められたというような危険な薬もあります。

 

また、
うつ病とまでは言えないような軽い症状でも、
大量な薬を処方し、
結果、うつ病を重傷化させてしまった可能性がある事例もありますから
注意してくださいね。

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ちなみに、
うつ病にかかりやすい職業」トップ10として(メンジョイ!より参照)

10位:セールス業

9位:ファイナンシャル・アドバイザー、会計士

8位:整備業

7位:秘書業

6位:教師

5位:芸術家、芸能人、ライター

4位:医療関係者

3位:ソーシャルワーカー

2位:飲食店スタッフ

1位:介護や保育の仕事


この中で孤独感を感じる職業の人、
たとえば、
5位の芸術家、芸能人、ライターなどの職業の人で鬱の傾向が見えた時は、

 

映画や読書も効果は薄いでしょうし、
一人で絵画や陶芸に励むのも心の癒しにはなりません。

彼(彼女)にとって一番必要なのは、周囲を巻き込めるステージ(舞台)です。
まず孤独感から脱出することです。

一人で完結する仕事ではなく、
他の人々とのチームワークが必要なプロジェクトを優先して選んで下さい。
人々が行き交い、調整役やまとめ役が必要な環境などが適しているみたいで、

人間関係では、
自分に対して受容度の高い人とのつながりを少しずつ持ち始めることです。

ここで大切なのは、
「ありのままでいいよ」という受容ではなく、
もっと積極的に「あなたのこの能力がすごい」
と肯定的な評価をしてくれる人々とつながることですね。

 

10位のセールス業の人などは、
一つの目的に向かって一心不乱に歩めますが、
その結果として期待していた成果や報いが得られなかったときに特に強いダメージを受けます。

必死に受験勉強して入学した第一志望の大学がつまらない、
念願のマイホームを建てたのに家族は不仲なままだ、
青春を犠牲にして苦しい練習に耐えて優勝したのに有名人にならない、などです。

 

表面的にはすべてのうつに共通する「人生の目的を失った状態」ですが、
一段深く見ると、
これまでの歩みが無駄だったという徒労感、
それに費やした時間やエネルギーへの空虚感、
犠牲にしたもの(家族や友人関係)などへの喪失感などが潜んでいるんです。

よくある表現で言えば、「夢が破れた」という感覚です。

もう同じ痛みや苦しみを体験したくないので、
何か一つの目的に向かって全力を尽くすことが怖くなり、
誰か(何か)に仕えることが怖くなります。
しかし本来の気質はそれを欲しているので、この矛盾が無意識の葛藤です。

 

対策は、
仕えた分の成果、前進した分の結果が、明確に見える体験を少しずつ積むことです。
何か一つの作品を完成させる経験や、
被災地の緊急ボランティアなども有益です。

活動したから良いのではなく
「倒壊した家屋をどけて道路を開通させた」など
具体的成果(特に、誰かの役に立てること)に手応えを感じられるから良いのですよ。


6位の教師や4位の医療関係者や3位のソーシャルワーカーなどの人は、

「大切なもの(人、物、時間、お金など)を失った」
「あのとき私がしっかりしていれば」と、
過去の悲しみの感情や、過去の失敗を悔いる気持ちなどが何度もフィードバックしやすく、
そんな自分自身の状態にさらに悩むので悪循環にはまりやすい性質です。

徹底的に探求してしまうので、答えがない世界に入るとグルグル回ってしまい、
無常観に浸ってしまうこともしばしばあります。

それでも内側では思考回路が出口のない高速回転をしている場合が多く、
外からは理解してもらえない辛さもあります。

 

そんなときは、
他人の問題に目を向けることです。

「自分よりも問題を抱えている人がいる」という現実問題に直面し、
そのような人々のために何かお世話できることを考えていくことが、
自分の内面に向かいすぎたベクトルを修正し、
方向転換させ、良いバランスをもたらします。

多くの場合、じつはきつい表現をすると、隠れた自己中心です。
控えめで自己主張が少ないのですが、心の中は「自分の悩み」への関心でいっぱいです。

 

この隠れた自己中心をやめて、「他人の悩み」に関心を持つことが変化の第一歩です。
自分の問題ばかり見つめて悪循環になるのを防ぐには、
他人の問題という、今までにないチャンネルに心を切り替えることです。

内面への探究心旺盛な人タイプですが、
自分のための答えを探し出すより、
他人のための答えを探すほうが、喜びを得やすくなります。

 

全体的に言えるのは、
そこにある問題だけが目に留まり、ストレスを感じる人、

上司から「今期の売り上げだけに集中しろ」とか
「この店舗だけマークしてればいい」など言われ、
頑張って実行すると本来の持ち味を失い、苦しみます。

長期的なトレンドを読むはずの為替ディーラーが、
今週中の利益確定をせかされたりしたときも同じ種類のストレスですね。

 

逆に視野を広げて満足させることが回復に効果的です。

積極的に外の情報を収集し、世界観を広げていくこと、
会社ならば
長期的なプロジェクトや、貿易や為替などグローバルな仕事など、
大きな視点を活用するものを選んで下さいね。


もしあなたが鬱病の場合は、
・日常生活の中に感謝できることを捜す。
・御湯を飲む。
・軽いストレッチ体操を10分でも日課にする。

 

そして、
掃除や洗濯が疎かになる人が多いですから、
何時も同じ布団で寝ていて、部屋も掃除されずに同じ品物が散らばっています。

こんなとき、
布団のシーツを洗濯交換するだけでも違うものです。
定期的に布団を太陽下で干すことも、大変効果があります。

 

そして部屋掃除をすれば、
回りの備品の配置が動く為に干渉する磁気のパターンも変わります。

 

人が今、存在するのは、悠久の過去からの先祖の連携プレーの結果です。
これを無視して、
正しい先祖供養を避けている人は、
鬱病に成り易い時代に入っていますから、
くれぐれも注意してくださいね。

 

「NON STYLE」の石田明の場合、
相方の井上裕介みたいに周囲に恵まれたりして鬱病を克服してきたと思います。

これからも鬱と闘っている人の希望になるような活躍に期待しています(^^♪

 


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