タモリの「お疲れさま」の問題提起は問題なの？
タモリのちょっとした一言が物議を醸す。
タモリはさすがに発信力がありますね。
７月２６日放送の「ヨルタモリ」の放送中、番組内のコントで学者に扮したタモリは、
最近の芸能界について、
「撮影現場などで子役がやたらと『お疲れさまです』と挨拶するようになっている」と指摘。
その上で、「子役が相手を選ばず『お疲れさまです』を使うのはおかしい。
『お疲れさま』という単語は本来、目上の者が目下の者にかける言葉」
という問題提起が物議を醸したんですね。
これは辞典で調べなくても、
『ご苦労さま』は目上の人から目下の人に使うのに対し、
『お疲れさま』は同僚、目上の人に対して使う。
というのは、
あなたも当たり前と思いますよね。
このタモリの記事が出ていたYahoo! JAPANニュースには２２０件ものコメントが出て、
２hにもスレッドが立ったみたいで、
ホント、物議を醸してますね。
このYahoo! JAPANニュースのコメントを一部のぞいて見ると、
・「子役」と限定しているので、タモリが言いたかったのは別の問題のような気がする…
・タモリさんは単に子役、子供がお疲れ様ですとか言うのを変だって言ってるだけじゃないの？
で、お疲れ様とご苦労様というねぎらい文言の使い方を逆に言ってしまったくらいでしょ。
こどもなんだから、もっとこんにちは～とか、普通に言えってことじゃ？
・ご苦労様を目上の人に言うと失礼に当たると教えられていました。
ですので私は、部下にはご苦労様、上司にはお疲れ様というようにしています
・問題は子役が子供らしくない、業界人ぶるところかと。
・確かに、子供に「お疲れ様」と言われたら、あまりいい気はしない。
現場の子供たちは、もっと子供らしくして欲しいってことなんだと思う。
「こんにちは」「ありがとうございました」でいいんじゃないの？
・子供に限っては「お疲れ様です」は違和感がある。
・お疲れ様でしたーより、ありがとうございました。のが良いんじゃない。
そういうTV業界なら特に
・一般的にはお疲れ様は同僚や目上向け、ということになってるが、
国語的にどうか？となると誰も説明できないのでは？
タモリの言いたいのは紋切り型の挨拶で心がこもってない、ということだろう。
・前に木村拓哉さんも子役が「お疲れ様でした。」って言うのを聞いて
「お疲れ様でした。じゃなく、ありがとうございました。のほうが良い」
と伝えていたのを思い出しました。
・ご苦労様は 上から下に、お疲れさまは逆でも使えると教わった気がする。
ただ、ここで言ってるのはそれだけじゃなくて、
業界の子役が「お疲れさま」を連呼するのは 子どもらしさが
なくて違和感があるということじゃないのかな。
「こんにちは」と言われたほうが、微笑ましくていいよね。
ただでさえ最近の子役って、大人の真似しすぎでかわいげないし。
・「お疲れ様」もそうだけど
「頑張って」も
考えたらおかしな言葉だ。
・仕事でもなんでもそうだけど、
幼稚園児と戯れた時に「お疲れ様でした」なんて言われたら引くわ、
だけど「ありがとうございました」って言われたら気持ちがいいし、
親の躾がよくなってるねって感心するよ。
まだまだたくさんのコメントがありますが、
あなたは、どう感じられましたか？
私はやはり、子どもが「お疲れさま」というのには違和感を感じます。
最後のコメントみたいに、
「ありがとうございました」って言われるのが気持ちいいですよね。
ところで、
「物議を醸す」ってよく言葉が出てきますが、
「物議」とは世の人々の議論という意味ですが、
「物議を醸す」の形で世間の議論を引き起こすという意味みたいなんです。
文化庁が発表した2011（平成23）年度の「国語に関する世論調査」では、
「物議を醸す」を使う人が58.0パーセント、
「物議を呼ぶ」を使う人が21.7パーセント
という結果が出ています。
すべての世代にわたって「物議を醸す」を使うという人の割合のほうが多いみたいです。
最近の芸能界でいえば、
辻希美が、「味噌汁の作り方」で物議を醸したみたいですね。
加藤茶の妻がままたまた物議を醸したとか、
三船美佳のバックに「芸能界の実力者」存在？で物議を醸したとか、
坂口杏里のゴシップ連発で物議を醸すとか、
いろいろあるみたいですが、
私が思うに、
有名人がちょっと人と違って、
言ったこと、行ったことをマスコミが取り上げるから、
（マスコミは何でもネタにしますから）
物議を醸すみたいになるんじゃないかと・・・。
それを私たち一般人が酒のサカナで話題にするから、
物議を醸すんでしょうね（罪がないからですね）
さて、
あなたの話題や話は物議を醸す方ですか？
本当に思ったことを会社内や家庭内で口に出したら物議を醸すのか？
あなたも実験したらどうですか？
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