台湾人・タイ人観光客 くまモンが待ってるヨ！！

「食べ物、お土産、くまモン。グッド！」と評判の熊本。

熊本県には「外国人観光客誘致連絡協議会」という
他県にない民間の組織があるんですよ。

中国、韓国、台湾、タイなどのアジアを中心に観光振興に力を入れ、
より多くのアジアから観光客に来てもらいたいと思ってやっているんです。

台湾や香港やシンガポールは面積も狭く、
四季も楽しみが少ないので、
日本を第二の故郷のように思っている人も多いようで、
10回以上来ている人にも何人もいるし、
そしてまた日本に来たいという人がほとんどなんですよ。

物産館や道の駅の集客も好調で、
熊本城人気の高まりや全国豊かな海づくり大会などの
大規模イベントも盛り上がり、

特に熊本城は独特のデザインやその造りが魅力的なのだとか。
私達が海外の古城を見て驚くように、
海外の方にとって新鮮に映るのかもしれませんね。

行ってよかった日本の城が20位までランクされていますが、
熊本城や犬山城、竹田城跡などメジャーなお城がランクインしていますが、
熊本城は歴史が古く、石垣の美しさなどが人気の理由のようです。

また、
八代市、肥薩（ひさつ）おれんじ鉄道は
台湾からの訪日ツアー客約30人を迎えたそうで、
今回が、初の海外団体観光客受け入れとなる同社は、
東アジアを中心とした誘致活動を展開中で、
今回の誘致により今後への自信につながったと関係者は喜んでいます。
 
今回受け入れたのは、
台湾の台南県新営国際青年商会会員らで5泊6日の九州旅行を楽しんで、
また韓国旅行客約15人の受け入れを予定しているそうです。

そしてタイ人観光客の誘致もはじまっている熊本。
おすすめは、阿蘇山の雄大さ（今ちょっと噴火中ですが）、

江戸時代に造られた歴史ある石橋「通潤橋」の前で繰り広げられる、
またこれも約１５０年の歴史を持つ
清和村の伝統芸能「清和文楽」は、
まさに幻想的な舞台となるでしょうね。

 そして湧き水。
特に人気なのが、阿蘇神社参道先の湧水の出る
その名も「菓恋水（かれんすい）」
この水を飲むと恋愛運が上がるという話を聞き、
わざわざ訪ねて来る外国人も多いんです。

また、
安く泊まれる宿が地方でも増え、外国人が旅行しやすくなっています。
熊本県阿蘇市にあるゲストハウス「阿蘇び心」は、
民家をリノベーションして造られていて、
地元の家に遊びに来たかのような暖かさを感じる宿泊所です。

ドミノリー（男女相部屋）は２０００円、
個室は２８００円～と個室でも３０００円以下で泊まれる
リーズナブルさも好評なんです♪

それから帰国する前の空港免税店、
ここで売れる商品は本当に買って帰りたいという商品で、
品揃えをチェックすれば今何が人気があるかわかるんですよ。

日本人にとっては普通の商品でも、
外国人にとっては日本らしいものもあります。

例えば、
爪切りやカレールーは大人気です。

爪切りは切れ味が良くて壊れにくいそうです。
日本のカレーは日本人がアレンジしたカレーです。
この日本の独特な味が好評ですよ。
 
日本を訪れた外国人観光客のうち
「必ずまた来たい」、
あるいは「来たい」と答えた人は、
９３パーセントに上るんですね。
 
外国から訪れた人たちが、
私たちが気付きにくい魅力にも
目を向けるようになってきているんですね。

だからアジアの人たちは日本が好きで何回もやってきます。
「四季がある」
「日本食がおいしい」
「おもてなしの心が有難い」
など好評の理由なんでしょうね。

これからは熊本だけではなく、
例えば鹿児島、宮崎などとも連携し、
広域でＰＲしていくことが重要でしょうね。
九州全域で取り組んでいくことが、
熊本県への観光客誘致にもつながるでしょう。
 
熊本は、
やはり歴史に深さがあり、
これらはとても魅力的な観光素材なんでしょうね。