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「TPP」英国が参加意向 太平洋の水はドーバー海峡に繋がっている? 

ひょうたんからコマ?

太平洋の水はドーバー海峡に繋がっていたんでしょうか?

 

イギリスの参加はTPPの価値を高めるのにインパクト十分ですよね。

アメリカが抜けてもうだめだと思ったけど、よくここまできたもんです。

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イギリス国内ではTPP参加の事など全くニュースになっていないようですが、
英国のフォックス国際貿易相は7月18日にロンドン市内で講演し、

 

英国が欧州連合(EU)を離脱した後に、
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加を目指す意向を表明したみたいです。

 

最大の貿易相手であるEUからの離脱に伴う経済的なダメージを補うのが狙いみたいで、
2019年3月29日に離脱し、
激変緩和の移行期間が終了する2020年12月末以降にTPP参加の準備を本格化させるそうです。

 

かつて七つの海を支配した大英帝国の如く、
世界的視野の分析方法は落ちぶれても大英帝国で築かった外交術かもしれませんね。

 

その昔は日英同盟とかもありましたし、
皇族と王族の仲も良好な日本が加盟しているTTPなら、メリットありと判断したのかもしれませんね。

 

これで英国(ロスチャイルド財閥)と米国(ロックフェラー財閥)から、
EUは見捨てられる方向かも。

 

英国が、EUから離脱してTPPなどの環太平洋へ食指を伸ばす、
伸ばさざるをえないならば、米国が支配して来たアジア商圏とぶつかることになります。

そうなると、

ロスチャイルド VS ロックフェラー

という抗争が、色々な分野で予想されますね。

 

この余波で、
日本を含むアジアへの莫大な投資額(カジノを含む)が発生するかもしれません。

 

その受け皿かどうかわかりませんが、
実際、日本ではカジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法案について、
自民、公明両党は20日の本会議で可決、成立を目指していますね。

 

これで、
第二のシンガポールのような、天文学的な投資金額で出来る新しい地域が、
アジアに出来ることでしょうね(もしかすると日本の大阪かも)

   

そもそもTPP(環太平洋パートナーシップ)とは、
それぞれの国で設定していた輸入品に課せられる税金である関税をなくして、
もっと自由に貿易にし、経済発展を促すことが目的で作られましたね。

 

アメリカが抜けて、
シンガポール・チリ・ニュージーランドブルネイ・オーストラリア・ベトナム
ペルー・マレーシア・カナダ・メキシコ・日本の11カ国がTPP11の参加国になります。

 

メリット・デメリットはあるようですが、
世界GDPの13%、域内人口5億人をカバーし、経済規模はASEAN東南アジア諸国連合)の4倍で、
英国のTPP参加するならば17%に高まることになるようです。

 

参加国全体で99%の品目で関税を撤廃するようで、
企業にとっては輸出や海外展開の環境が整い、消費者にとっても食品値下げなどの恩恵があるようですよ。
 

今回のイギリスの参加意向で、
環太平洋パートナーシップから外れていると思う人も多いと思います。
しかしTPPの参加条件に地理的な制約が無いみたいですよ。

 

ただ南太平洋にある人口56人のピトケアン諸島はイギリス領ですし、
カナダやオーストラリアやニュージーランドは英連邦ですもんね。

 

日本では6月29日にTPP関連法が成立し、国内手続きがほぼ終了しましたし、
他の参加国の法的手続きを経て年明けにも発効する見通しです。

 

ヤナギのように揺れながら、いつのまにか大木の陰で涼む日本。

やはり、幸運が大切ですね。

幸運には、どんな軍事大国も敵いませんよ。